今週の 楽子ミニミニまるしぇ も
以前からのお得意さまが来てくださって
お久しぶりの再会を有難く喜びました
やはり、皆さん相変わらずお元気で、とってもポジティブ
状況が大きく変わっても、心身ともに健やかであれば
今までとは違った楽しみや喜びを見出したり
新たな事に挑戦したり
柔軟に対応することができるのだなと思いました
さて、「わんこは嬉しいとしっぽを振る」というのは良く知られていますが
その他に「喧嘩上等」のときも、しっぽを振ります。
狩りをする子なら、獲物の気配を感じた時もしっぽを振ります。
わんこによって
「嬉しい」時はブンブン、「喧嘩上等」の時は小刻みに揺らす
という子が多いようですが
空の場合は、どちらも小刻みに軽く揺らす程度です。
どう見分けるかは、空の心理を読むしかありませんが
相手が犬であれば、もともと仲が良い子かどうかもあるし
基本的に、空は自分からは喧嘩を売りません。
でも、喧嘩を売られたら、もれなく買おうとします。
顔の表情や、体の力の入り具合とか、耳の向きなども違います。
「喧嘩上等」の時は、実際に喧嘩になるまでの過程で
わんこも人間と同じ様に、段階を踏むように思います。
たとえば、人間でいうと
目が合う メンチ切る なんだ?コラ! やんのか?コラ! ああ”あ”!? 殴りかかる
空は、この「目が合う」「メンチ切る」のステージの時に、しっぽを振ります。
ここで飼い主が気づき、NO と制止するのがベストで
ほぼ何も起こらず唸りもせずに済みます。
「なんだ?コラ!」のステージでは、小さく低く唸ります。
「やんのか?コラ!」で、唸り声が徐々に大きくなります。
よく、突然犬に噛まれたとか、吠えられたという人は
ここまでのステージで犬が出しているサインが
見えていないし、聞こえていないのだと思います。
空は、私が制止するので、この先にはいきませんが
おそらく
「ああ”!?」のステージで、吠えて攻撃に出て
「殴りかかる」のステージでは、襲い掛かって制止がきかないでしょう。
犬同士が「メンチ切っている」状態で
相手の犬の心理はわからなくても
大抵の飼い主さんなら、自分の犬が緊張状態にあることが分かるので
むやみに相手の犬に近づいていく様なことはありません、が
自分の犬の心理が分からない飼い主さんには要注意
緊張して興奮している犬を連れて近づいてくるので
危うく喧嘩になりそうになります。
私はコウと空と二頭連れているので
そういう場面は、絶対に避けなければなりません。
しかも、空は数ヶ月前まで狩りをして生きていたので
動物の急所を知っている子です。
もし喧嘩になったら、相手の犬に致命傷を負わせる可能性があります。
ある程度、遠くにいればいくらでも回避できますが
振り向いたらすぐ近くにいた、という場合はどうするか。
すでに空が唸り始めていたら…
全身全霊で、犬を引きづってでも、速やかにその場から去ります。
こっちの迫力に、空とコウが引くほど、エネルギーを出します。
もはや相手に構っていられません。
なので、散歩中は360度、気を抜けないな~と思う今日この頃。
ちなみにコウは、「喧嘩」という概念がないようで
いろんなわんこに「遊ぼ!」とアピールしますが
大抵はメンチ切られたり、唸られたりして
今までいろんな子に振られています。
人間相手には、不審者に唸ったり吠えたりしますが
その時しっぽを振ることはあまりありません。
最近、畑でも少しだけこうしてゆっくり出来るようになりました。
でも、まだまだ少しの物音で緊張します。
平和な日が続きますように(祈)