畑の堆肥には、漢方薬を抽出した後の植物の絞りかすを使っています。
漢方工場から、ある程度発酵させたものをもらっていますが、すぐには使わず、山積みにして半年~1年以上寝かせます。
ふかふかの土のようになり、ニオイもなくなったころ、これを畝にすき込んで堆肥として使っています。
堆肥の他にも、肥料分としてボカシ肥を使っています。
ボカシ肥とは、堆肥で使っている漢方残さ・米ぬか・くん炭・水を混ぜて、60度以下で発酵させたものです。
仕込むときは、しっとりする程度の水分を加えますが、仕上がるころには発酵熱でほとんどの水分が蒸発し、サラサラの状態になります。
冬の寒い時期に、このボカシをかき混ぜていると、温泉に入ったときのようなホッとした気持ちになります。
(再編集2017年2月)