緊急事態宣言が発出されました
新型コロナウイルスの感染者急増を受け安倍首相は今日7日、改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を発出しました。
状況が深刻な東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・兵庫県・福岡県の7都府県が対象となり、実施期間は5月6日までの1カ月間です。
これにより、一定の私権制限が可能となりました。
都府県の知事は外出自粛の要請や施設使用、イベントの中止の要請・指示が出せます。
外出自粛要請に従わない住民への罰則はなく、都市封鎖のような措置はできない。それでも、知事が必要と判断すれば(1)医療施設開設のための土地・家屋の強制使用(2)医薬品など特定物資の収用などの権限行使が可能となりました。
感染拡大を食い止めるため、不要不急の外出の自粛を徹底して守りましょう。
生活必需品の買い物、病院等への通院、密集しない場所での散歩・ウォーキング・ランニング・幼児のお子様の公園での遊びなど、命と健康な生活を守るための外出については、自粛の対象ではありません。
命と健康な生活を維持するために外出する場合でも、感染のリスクやクラスターの発生を避けるため、「密閉」「密集」「密接」を避けましょう。
日本の集中治療体制は脆弱
人口10万人当たりの集中治療室(ICU)のベッド数がイタリアの4割しかない
このまま感染者の増加が続くと、重症者を受け入れる集中治療体制の崩壊は「非常に早く訪れる」として体制崩壊阻止への協力を呼びかけました。
感染で重い肺炎になると、人工呼吸器や人工心肺装置「ECMO」などを使った集中治療が必要になります。
日本集中治療医学会によると、集中治療室(ICU)のベッド数は、ドイツでは人口10万人当たり29~30床、イタリアでは同12床であるのに対し、日本は同5床にとどまるとのことです。
また、医師や看護師らの人員不足などから、重症の感染症患者を受け入れられるのは「全国で1000床に満たない可能性がある」と指摘しています。
感染者が次々と重症化し、感染者の12%が死亡しているイタリアの集中治療態勢の崩壊が、この日本でも非常に早く訪れ、集中治療室で人工呼吸器や人工心肺装置「ECMO」による治療が受けられず、感染者が次々死亡する事態が懸念されます。
医療崩壊が起きたイタリヤやスペインでは、急増した重症患者に必要な人工呼吸器や人工心肺装置「ECMO」が足りず、「高齢者の人工呼吸器を外して、若者に付け替える」「救命の可能性が低い患者の人工呼吸器を外して、救命の可能性が高い患者に付け替える」命の選択を迫られています。限られた医療資源を誰のため、どのように使うのか。感染爆発の瀬戸際にある日本も直面しかねない課題です。
アメリカ・ニューヨーク州の医療現場でもどの患者の治療を優先させるか命の選択が始まっています。
人工呼吸器や人工心肺装置「ECMO」の国内メーカーでは、工場をフル稼働して増産に入っていますが、これらの機器を取り扱える医師や看護師などの医療スタッフが不足していますので、感染がピークに達したときには、国内でも命の選択が迫られることも想定されます。
私はもう感染している
「私たちはもうすでに感染している。あなたも私も感染者なのだ」この意識を持つことはとても重要です。全ての人々が感染者だと考えて行動しなければならないひっ迫した状況にあります。
新型コロナウイルス、7日は全国で361人の感染を確認 クルーズ船を含む国内の感染者総数は5153人
新型コロナウイルスの感染拡大が続ている7日、全国で新たに361人の感染が判明しました。
クルーズ船を含む国内の感染者総数は5153人に上るなど、感染の拡大が加速しています。
また、亡くなった人は、国内で感染した人が98人、クルーズ船の乗船者が11人の合わせて109人となっています。
都内の新たな感染者は80人
東京都は7日、都内で新たに80人の感染を確認したと発表しました。
都内のこれまでの感染者は1195人になりました。
都内では感染者が5日で倍増し、感染経路不明が約70%に上っています。
大阪府の感染者は53人で日ごとの感染者が最多を更新
大阪府は7日、新たに53人の感染を確認したと発表しました。
大阪府のこれまでの感染者は481人になりました。
感染経路不明が約70%に上っています。
千葉県の障害者福祉施設「北総育成園」で新たに2人が感染
千葉県は7日、クラスターがは発生している障害者福祉施設「北総育成園」で、新たに入所者と職員の2人の感染が確認され、同園関連の感染者は計110人となったと発表しました。
世界の感染者140万人超え、死者は8万人超え
米ジョンズ・ホプキンス大学が、世界保健機関(WHO)や各国政府の発表をもとにした集計によると、世界の感染者数が7日、140万人を超えました。
最多の米国は感染者数が約37万人で世界の約4分の1を占めるほか、スペインは約14万人、イタリアは約13万人でした。
世界の死者数は7日午後10時時点の集計で約8万人で、最も多いのはイタリアで1万7127人、スペイン1万3798人、米国約1万2000人となっています。
新型コロナウイルスの感染者急増を受け安倍首相は今日7日、改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を発出しました。
状況が深刻な東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・兵庫県・福岡県の7都府県が対象となり、実施期間は5月6日までの1カ月間です。
これにより、一定の私権制限が可能となりました。
都府県の知事は外出自粛の要請や施設使用、イベントの中止の要請・指示が出せます。
外出自粛要請に従わない住民への罰則はなく、都市封鎖のような措置はできない。それでも、知事が必要と判断すれば(1)医療施設開設のための土地・家屋の強制使用(2)医薬品など特定物資の収用などの権限行使が可能となりました。
感染拡大を食い止めるため、不要不急の外出の自粛を徹底して守りましょう。
生活必需品の買い物、病院等への通院、密集しない場所での散歩・ウォーキング・ランニング・幼児のお子様の公園での遊びなど、命と健康な生活を守るための外出については、自粛の対象ではありません。
命と健康な生活を維持するために外出する場合でも、感染のリスクやクラスターの発生を避けるため、「密閉」「密集」「密接」を避けましょう。
日本の集中治療体制は脆弱
人口10万人当たりの集中治療室(ICU)のベッド数がイタリアの4割しかない
このまま感染者の増加が続くと、重症者を受け入れる集中治療体制の崩壊は「非常に早く訪れる」として体制崩壊阻止への協力を呼びかけました。
感染で重い肺炎になると、人工呼吸器や人工心肺装置「ECMO」などを使った集中治療が必要になります。
日本集中治療医学会によると、集中治療室(ICU)のベッド数は、ドイツでは人口10万人当たり29~30床、イタリアでは同12床であるのに対し、日本は同5床にとどまるとのことです。
また、医師や看護師らの人員不足などから、重症の感染症患者を受け入れられるのは「全国で1000床に満たない可能性がある」と指摘しています。
感染者が次々と重症化し、感染者の12%が死亡しているイタリアの集中治療態勢の崩壊が、この日本でも非常に早く訪れ、集中治療室で人工呼吸器や人工心肺装置「ECMO」による治療が受けられず、感染者が次々死亡する事態が懸念されます。
医療崩壊が起きたイタリヤやスペインでは、急増した重症患者に必要な人工呼吸器や人工心肺装置「ECMO」が足りず、「高齢者の人工呼吸器を外して、若者に付け替える」「救命の可能性が低い患者の人工呼吸器を外して、救命の可能性が高い患者に付け替える」命の選択を迫られています。限られた医療資源を誰のため、どのように使うのか。感染爆発の瀬戸際にある日本も直面しかねない課題です。
アメリカ・ニューヨーク州の医療現場でもどの患者の治療を優先させるか命の選択が始まっています。
人工呼吸器や人工心肺装置「ECMO」の国内メーカーでは、工場をフル稼働して増産に入っていますが、これらの機器を取り扱える医師や看護師などの医療スタッフが不足していますので、感染がピークに達したときには、国内でも命の選択が迫られることも想定されます。
私はもう感染している
「私たちはもうすでに感染している。あなたも私も感染者なのだ」この意識を持つことはとても重要です。全ての人々が感染者だと考えて行動しなければならないひっ迫した状況にあります。
新型コロナウイルス、7日は全国で361人の感染を確認 クルーズ船を含む国内の感染者総数は5153人
新型コロナウイルスの感染拡大が続ている7日、全国で新たに361人の感染が判明しました。
クルーズ船を含む国内の感染者総数は5153人に上るなど、感染の拡大が加速しています。
また、亡くなった人は、国内で感染した人が98人、クルーズ船の乗船者が11人の合わせて109人となっています。
都内の新たな感染者は80人
東京都は7日、都内で新たに80人の感染を確認したと発表しました。
都内のこれまでの感染者は1195人になりました。
都内では感染者が5日で倍増し、感染経路不明が約70%に上っています。
大阪府の感染者は53人で日ごとの感染者が最多を更新
大阪府は7日、新たに53人の感染を確認したと発表しました。
大阪府のこれまでの感染者は481人になりました。
感染経路不明が約70%に上っています。
千葉県の障害者福祉施設「北総育成園」で新たに2人が感染
千葉県は7日、クラスターがは発生している障害者福祉施設「北総育成園」で、新たに入所者と職員の2人の感染が確認され、同園関連の感染者は計110人となったと発表しました。
国内の感染者数
世界の感染者140万人超え、死者は8万人超え
米ジョンズ・ホプキンス大学が、世界保健機関(WHO)や各国政府の発表をもとにした集計によると、世界の感染者数が7日、140万人を超えました。
最多の米国は感染者数が約37万人で世界の約4分の1を占めるほか、スペインは約14万人、イタリアは約13万人でした。
世界の死者数は7日午後10時時点の集計で約8万人で、最も多いのはイタリアで1万7127人、スペイン1万3798人、米国約1万2000人となっています。
主な国・地域の感染者数