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救急医療の崩壊が始まっているー日本救急医学会

2020年04月18日 | 新型コロナウイルス
救急医療の崩壊が始まっているー日本救急医学会
日本救急医学会の代表理事は「通常の体制を維持できず、救急医療の崩壊は既に始まっている」と指摘しました。

3次救急医療を担う大阪府内の4病院が、救急患者の受け入れを停止したり、一部制限しています。
緊急性が高く、命に関わる重篤な患者を受け入れる3次救急医療を担う大阪府内の4病院が、救急患者の受け入れを停止したり、一部制限したりしていることが17日、分かりました。

新型コロナウイルスに感染した重症患者の治療を優先するためですが、交通事故などで一刻を争う重篤な患者が救えなくなる可能性もあります。
専門学会は「救急医療の崩壊が始まっている」と危機感を強めています。

3次救急医療機関は、心肺停止や脳卒中など重篤な患者を24時間体制で受け入れる「救急医療の最後のとりで」。全国に294カ所あり、大阪府内には8ブロックに計16病院が設置されています。

大阪急性期・総合医療センターは13日から重篤な患者の受け入れを停止し、15日からは入院が見込まれる患者も一部制限。手足の切断や全身やけどなどを治療する「高度救命救急センター」にも指定されていますが、担当者は「苦渋の選択。コロナの重症者が増え続ける中、通常の救急体制を維持するのは難しい」と話したとのこと。

毎日30人以上が救急搬送される大阪市立総合医療センターも7日から救急外来を停止。泉佐野市のりんくう総合医療センターは6日から停止し、堺市立総合医療センターは9日から軽症者の救急診療を休止しました。
いずれの病院も新型コロナの院内感染は発生していないとのことです。

大阪府だけでなく、救急医療病院が、救急患者の受け入れを停止したり、一部制限したりしていることは、感染者が拡大している他の「特別警戒都道府県」でも起きています。
事故や疾病で重篤な患者の受け入れを停止せざるを得ない救命救急医療現場では、今まで救えた命が救えなくなっています。

抗ウイルス薬「レムデシビル」を投与された多くの患者の症状が回復
アメリカの医薬品メーカーの抗ウイルス薬「レムデシビル」を、新型コロナウイルスの患者に投与したところ、多くの患者の症状が回復したと現地の医療関連メディアが報じました。
アメリカの医療関連メディア「STAT」によると、シカゴの病院で新型コロナウイルスの患者に対して、医薬品メーカー「ギリアド・サイエンシズ」の抗ウイルス薬「レムデシビル」を投与する臨床試験が行われました。重症の113人を含む患者125人に対して、毎日、投与したところ、発熱や呼吸器の症状が急速に改善。1週間以内にほぼ全ての患者が退院し、亡くなったのは2人だったということです。

現在、臨床試験は世界各地の複数の病院で行われていて、今後、重症・中程度の患者あわせて6000件の試験結果を待って、最終的なデータを分析するということです。実際に医療現場で治療に使われるには、規制当局による承認を経る必要があります。

新型コロナウイルスへの治療効果が期待される「富士フイルム富山化学」が開発した新型インフルエンザ治療薬「アビガン」の臨床試験が各国で進められています。
国内では120例を超える投与が行われ、一定の治療効果が確認できたとされました。
安全性と治療効果が認められれば、7月にも治療薬として使用できる可能性があります。

現在、国内はじめ60以上の製薬会社や大学でワクチンの開発を急いでいますが、新型コロナウイルスのワクチンを世界の人々が手にできるのは、少なくとも1年半後か、それよりも先のことになりそうです。
新型コロナウイルスのワクチン開発までの有効な治療薬として、抗ウイルス薬「レムデシビル」や新型インフルエンザ治療薬「アビガン」などが、症状の治療に役立ってくれ、2次・3次・5次と果てしなく続く感染拡大の防止につながるといいですね。

1年延期された東京オリンピック・パラリンピックは来年開催できるのか
今年3月、東京オリンピック・パラリンピックは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて1年延期されましたが、欧米諸国のパンデミックが拡がる中で、その開催が早くも危ぶまれています。
新型コロナウイルスのワクチン開発まで1年半から2年といわれていますので、来夏までに終息させることは不可能に近いからです。
少なくとも、年内に開発されて世界中の人々が手にできるようになり、新型コロナウイルス感染症との戦いに勝利しなければ開催は不可能と考えるのが一般的です。

国内では18日、新たに582人の感染を確認、感染者の累計1万1144人
国内では18日、新たに582人の感染が確認され、国内の感染者は1万432人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は1万1144人になりました。また、死者は累計で236人になりました。
7日に緊急事態宣言が発令されてから10日以上たちましたが、増加ペースに歯止めがかからない状況が続いています。
中でも、「特定警戒都道府県」で新たに確認された感染者は509人でした。
クルーズ船を除く感染者の1/3は30代以下です。

都内では18日、新たに181人の感染を確認、感染者の累計2975人
東京都内で18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに181人が確認され、累計感染者は2975人となりました。
新たに感染が確認された人のうち、感染経路が不明の人が69%の124人とのことです。

都立墨東病院のクラスター拡大
東京都と都立墨東病院は18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに11人確認されたと発表しました。
累計の感染者は23人となり、院内で感染が拡大したとしています。
同病院は感染症の指定医療機関で、感染症病棟でコロナウイルス感染者を受け入れていますが、23人はいずれも一般病棟の入院患者や医療スタッフでした。

大阪府の「なみはやリハビリテーション病院」でクラスターか
大阪府は18日、府内の「なみはやリハビリテーション病院」での新たな感染者が、患者とスタッフ合わせ41人に上ると発表しました。これまでに陽性と判明した3人が同病院の関係者だったことも判明し、同病院での累計感染者は44人となりました。

渋谷警察署の留置場でクラスターか
警視庁は18日、渋谷署の留置場に勾留していた男5人が新型コロナウイルスに新たに感染したと明らかにしました。
同署ではこれまでに勾留中だった2人の感染が確認されており、クラスターが発生した可能性があります。
同庁は渋谷署の留置場を週明けにも閉鎖するとのことです。

フリーアナウンサーの赤江珠緒さんが新型コロナウイルスに感染
TBSラジオは18日、フリーアナウンサーの赤江珠緒さんが新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
同ラジオによると、赤江さんは15日に発症し自宅療養中とのことです。。
赤江さんは、同ラジオの人気番組「赤江珠緒たまむすび」のメインパーソナリティーを務めています。
赤江さんは16日の番組で、テレビ朝日「報道ステーション」でチーフプロデューサーを務める夫が新型コロナウイルスに感染したと報告していました。同ラジオによると、赤江さんは10日以降は出社しておらず、濃厚接触者はいないとのこと。

法政大学の教員が新型コロナウイルス感染症で死亡
法政大は16日、教員が新型コロナウイルスに感染し、肺炎で死亡したと発表しました。同大によると、3月末から発熱が続きPCR検査で陽性と判明し、入院して治療を受けていました。
ほかにも欧州旅行から帰国した学生らの感染が判明した京都産業大をはじめ、東京大、九州大(福岡市)、愛知県立大(愛知県長久手市)、早稲田大(東京都)などが学生や教職員の感染を発表しています。

国内の感染者数


世界の感染者229万3千人超え、死者は15万7千人超え
米ジョンズ・ホプキンス大学が、世界保健機関(WHO)や各国政府の発表をもとにした集計によると、世界の感染者数が日本時間19日午前3時時点で、229万3644人に、死者は15万7400人となりました。
感染者は、最多の米国が約3分の1を、欧州が全体の半数に相当する規模です。

国や地域別の感染者は、アメリカが71万5536人、スペインで19万1726人、イタリアで17万5925人、フランスで14万9146人、ドイツで14万2751人などとなっています。
また、国や地域別の死亡者は、アメリカが3万7625人、イタリアが2万3227人、スペインが2万43人、フランスが1万8681人、イギリスが1万5464人などとなっています。

主な国・地域の感染者数