『小さいおうち』『ジャッジ』などなど

今週は暇。
久しぶりにＤＶＤを観ました。

『小さいおうち』監督は寅さんシリーズで有名な山田洋次。主演は松たか子、黒木華。
黒木華は朝の連ドラで花子の妹。花子と華ですね。余談だけど。

映画は一言でいえば、山田流反戦映画でした。
話は黒木華演じる女中さんがみた上流家庭の秘密、なんだけど、松たか子の相手はまさかの純（北の国から）。
昭和初期にああいう草食系の男子は珍しかったのでは？
それだから、あの配役かな。（映画のストーリー的には肉食？）
純くん、なにを演じても純なので、それはトムクルーズが何を演じてもトムだというのと同じ。

感想は、さすが山田監督、はずさない。
観客のツボを本当に心得てる人です。
あき竹城や笹野さんの使いどころも心憎いばかり。
すごくうまく作ってる映画なんだけど、時々、うますぎてあざとい感じがするなあ。
そこそこの値段の老舗レストランという感じかな。
私はＢ級グルメでも、おいしいものが食べたい。



『ジャッジ』。妻夫木聡のコメディということで借りました。
しかーし、何も妻夫木くんでなくともよかったような映画。かわいそうだ。
情熱だけはあるのだけど、広告会社のダメ社員の主人公が替え玉で
ＣＭの世界大会（平たくいうと）に出るという映画。

共演は北川景子なんだけど、なぜこいつが優秀な社員で同行してるのかさっぱりわからない。
なぜ窓際族のリリーフランキーのいうことがいちいち良い結果をもたらすのか、さっぱりわからない。ベストキッドか。
ライバル会社の鈴木京香の作品に肩入れするのはなぜなんだ、などなど。

その他わからないことだらけなのに勝手に映画は進んでいく。
そして、勝手に北川景子は妻夫木くんを好きになり。。。あれ？いつから妻夫木くんは好きになったのかな。

最後までみたけど、あまり笑えない（コメディなのに）作品でした。





話はかわりますが、知り合いの女優でインストラクターの岡田由記子嬢が
ＤＶＤを作りました。
タイトルは『熱血！ブレスエクササイズ』。
本業は女優なので、表現力もあり、とーってもおもしろい。
ついついすーはーやってしまいます。
写真。ＤＶＤのパッケージ。