

待ちにまったチャウシンチー監督の最新作『西遊記~はじまりのはじまり』を観てきました。
大好きなチャウシンチーは、少林サッカー以前の作品もかなり観てるので、驚かなかったけど
今回の作品はブラックユーモアと小ネタのラッシュ。
劇画好きのチャウシンチーらしく、奇想天外さは劇画(漫画?)並。
ついていけない人もいるのではないだろうか。ちょっと心配。
昔なら、監督自ら主演していたんだろうけど、主役を若手に譲り監督に専念してます。
その主役の人、西村雅彦さん(古畑任三郎の今泉役)に似てて、あ、似てると思ったらずーっと西村さんでした。
冒頭の残酷なシーンは残念。
妖怪なんだから犠牲になった人は生き返ればいいのでは?
私は特に悟空との出会いから戦いまでが秀逸だと思った。
悟空の変なダンスは、舞妓はレディの振付よりよかったし、悟空ってただの猿じゃなかったのね。
通りで強いわけだ。
三蔵法師と悟空、猪八戒、沙悟浄のそろい踏みの時バックに流れるのはなんと《Gメン75のテーマ》。
大泉さん、わかりましたか。
私はチャウシンチーなら文句なく好きなのでよかったです

あと岩山はクライマー的にみて登りたい。
せっかく南大沢のアウトレットの映画館でみたけど、ひとに酔ってしまって。
物欲はなかったです。
写真。西遊記のチラシ
南大沢の美しいハナミズキの紅葉