REYの世迷言

日々の日記風ブログ

北原白秋碑~川崎市高津区

2020-04-05 | Weblog


毎日 夕方五時になると 小学校から
♪この道 のメロディが聞こえてきます。(※4月7日に聞こえてきたのは浜千鳥でした。時どき変わるんですね)
♪この道 の作詞者といえば 北原白秋です。

この道はいつか来た道 ああそうだよ あかしあの花が咲いてる
という有名な童謡です。
この三番の歌詞が お母様と馬車で行ったよ とあって
なんかセレブなんだと思ってましたけど、その頃は遠隔地への交通手段があまりなかったのかもと最近は
思うようになりました。

北原白秋、詩人 歌人 童謡作家。
私たちに馴染みの深いのは童謡です。
♪この道 の他に
雨雨ふれふれ母さんが、の ♪雨降り や雪の降る夜は楽しいペチカの ♪ペチカ。
今ならアニメーションになりそうな ♪あわて床屋 とか親しみやすいヒット曲(?)ばかり。

でも、私生活はけっこう破天荒だったようで、三回も結婚してます。
昨年封切られた 『この道』という映画はこの破天荒部分(恋愛的に)に焦点を当てたもののようです。
観てないけど

で、どうして川崎市高津区にあるのかというと、
白秋は12年間も世田谷区に住んでたらしいです。知らなかった。
与謝野鉄幹の還暦祝いに歌を一首持ってくることになっていて、それでみんなで久地(多摩区じゃなくて高津区?)の梅林で、梅を見たらしいです。
その時の句
『君がため 未明に起きて梅の花 見に来りけり まさやけき花』
まさやけき?真さやけきかな?そのあたりがちょっとわからないけど、眠そうな歌。
白秋、早起き苦手?でも鉄幹との友情は感じられる歌。
解釈違ってたらごめんなさい。
世田谷から多摩川渡って来てくれたんですね。

白秋といえば九州の柳川が有名ですけど、世田谷に転居しながら12年も住んだなんて
ちょっと親しみが湧きました。

写真。川崎市高津区 久地梅林(公園)に立っている白秋歌碑。
実はここはクライミングジム DOGWOODOのすぐ近く。
行きたい気持ちをぐっと我慢して帰ってきたのでした。