
約1時間のDVDを視聴した後、感想を話し合いながら、書ける人は感想文を書きました(次の文章です)。
(マルクスは、)1848年当時のフランス、ドイツでの革命の進行が、フランス大革命の道筋をたどると考えていたが、目の前で起こる歴史をみていると、それが間違いだと気づく。
1848年から20年間に、産業革命ができ、本当のブルジョアジーと本当の工業プロレタリアートが生まれて、本当の革命が進行するのだとわかる。
マルクス・エンゲルスの革命論が、頭の中で考えてすぐできたのではなく、歴史の進行の中で理論を修正し、特に経済の発展、労働者の力量によって、その形が変わるのだと気づいていく過程を学んだ。(F)
マルクス・エンゲルスの革命論の発展についての話であった。
当初は、1848年のフランス革命の経験を元に考えていて、革命は恐慌が何回か繰り返されるうちに達成されると考えていた。
その後、資本家階級が社会進歩に抵抗することによって、ブルジョア革命が社会主義革命に移行することができなくなった。資本主義が発展し、労働者階級の政党が生まれ、政治・経済闘争も発展してから、社会主義革命が達成できるという革命観となっていった。(K)