クズラのブログ

日頃の農作業や社会活動、そして両親の介護などを綴ります(22年1月記)

慣行農法で田植えをしました

2018-06-15 | 冬期湛水田


 今年は慣行方法で田植えをして、6月14日に上段の田んぼが終わりました。

 昨年は6月下旬に事故で入院したため、田んぼの手入れができず、湛水も続かず、バッテリーの電池切れでイノシシも入りました。退院して動けるようになり、電気柵を覆った草を刈って電気柵を整備し直し、田んぼを耕したのですが、一度イノシシが入って電気柵を警戒しなくなっていたようで、イノシシが時々入るようになっていました。

 今年は6月ごろから田んぼに水を引く水路の整備をしてやっと引くことができ、周囲の田んぼから1日遅れの11日から、中段の田んぼの田植えを始め、翌日に下段の田んぼを植えました。

 昨年からイノシシが入っていたので、今年はイノシシの侵入が防ぎ切れないだろうと覚悟しての田植え、冬期湛水田でない慣行田の田植えで、苗は少なめに注文し、田んぼに苗が植わっていない部分が残りました。写真は上の畑から写したもので、右奥が苗が植わっていない部分です。

 7月29日、上段の田んぼにイノシシが入っていました。田植え以降入っていなかったので、これからも入らないんじゃないかと期待する気持ちが高まっていたのですが、残念です。



 8月27日、出穂を確認しました。近くの田んぼと比べると、2・3日遅いようです。



 10月7日の午前から午後にかけて、上段、中段、下段の田んぼの稲を刈りました。

 イノシシは田んぼに少し入っていましたが、倒された稲や食べられたモミは少なくて済み、植えた苗の大部分を刈り取ることができました。ただし、冬季湛水をしないで、肥料も入れなかったので、稲株の張りが少なく、また苗不足で植えられなかった部分もあったので、上段の大きな田んぼで獲れたモミはコンバインのタンクに1杯だけでした。
 中段と下段の田んぼで獲れたモミはタンクに2分の1杯でした。


 上段の田んぼは、ヒエ抜きしておいたのでよかったのですが、中段と下段の田んぼにはたくさんのヒエが生えていて、下段の田んぼを刈り終える直前で、コンバインの脱穀ドラムを回転させるベルトが焼き切れてしまいました。稲よりも長いヒエが、ドラムの回転に過重の負担となったようです。
 右の写真は、コンバインが故障して刈り残した稲です。少しだったので、9日に手刈りして脱穀しました。

 このままだと、来年も中段と下段の田んぼはヒエだらけになるので、1年間休もうと思っています。


 10月12日、モミの調整ができました。3俵(6袋)と少々ありました。

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