3月13日、昨夜から本日未明に降った雨で、やっとため池(大正池)の水が堤を越えて流れ始め(上写真)、田んぼに水が溜まるようになりました。以前は冬期から水が流れて湛水ができていましたが、最近は雨が少なく「春期湛水」になっています。
田んぼはイノシシが掘った穴が開いたままですが、水を入れています。その後、雨が降らず、田んぼが干上がることが数回ありました。
3月27日、近くの狩猟名人から、冬以降にこの近くでイノシシを2頭獲ったと聞きました。今年はイノシシの被害が減るのではないかと期待しています。
6月1日、田んぼを半分ほど代掻きしました。田んぼの水が少なかったので十分な代掻きにはならず、また、イノシシが開けた窪みが多いので、田んぼの表面はデコボコです。
6月2日、田んぼの残り半分を耕しました。右の写真は、田んぼのあぜに生えている桑の実です。
6月8日に代掻きして、10日に田植えをしました。
今年は、両親の介護(主に朝夕の食事を作っていっしょに食べ、父を介護施設に送り出す)に時間を費やし、草刈りなどの農作業が遅れ、6月4日には軽い接触事故もあって、綱渡りのようでしたが、何とか田植えができました(この田んぼの下の小さい慣行田2枚、表の大きい慣行田1枚も植えました)。
表(窪)の慣行田の畦にカモが巣をつくって卵を温めていました。
7月13日、田んぼの畦に近づくと、1羽のカモが飛び立ちました。飛び立った辺りを見ると、カモの巣と卵がありました。触ってみると温かい。この畦は、2日前に草刈をしたばかりなので、卵を産んで間がないようです。カモの父さん母さん、頑張って育ててな。
7月25日、側溝から田んぼに入る水の量が少なかったのですが、広い用水路から小川に落とす水路に塩ビパイプを突っ込んで、左にある田んぼに水を入れることにしました。塩ビパイプの支え棒は、最初は物干し竿2本つないだものでしたが、折れ曲がったりするので、9月10日単管(4mと3m連結)に替えました。
8月26日の田んぼ。数日前から出穂が始まりました。でも、肥料不足で葉の色が薄くなっています。
これから、稗抜きの仕事が残っていますが、時間が取れるかどうかはっきりわかりません。
あと、猪ちゃんが出てくるかどうかも心配です。
9月4日、田んぼの稲の上部に数個、葉っぱなどを寄せ集めた丸いボールがくっついています。これって、カヤネズミの巣?それとも何かの虫の巣?
先日、下流で稲作をしている人から「水路が草でおおわれて水の様子が分からん、あんたの田んぼの周りを刈っといてもらえんか」と言われました。3日かかりましたが、今日刈り終えました。
9月10日頃、奥(片島)の最上段にある畑(実態は草地)にイノシシが入りました(右写真)。農作業に十分な時間が割けない中で、畦草刈が遅くなり、伸びた草が電気柵の電圧を下げていたからだと思われます。
9月15日にやっと奥の田んぼの上段までの畦草を刈りました。なお、この畑の畦草刈はできなかったので、その電気柵への通電を切断しました。
10月6日、稲刈りが終わりました。初日の3日は、コンバインから煙が出て、Vベルトを交換。そして奥の下段、中段(どちらも冬期湛水ではないけど無農薬無化学肥料です)と刈り、上段は途中で夕暮れになって中断。4日と5日は表(窪)の慣行田を刈りました。
6日の朝、奥の上段の続きを刈ろうと思って、初日(3日)に籾の乾燥・籾摺りを頼んだところに搬入の電話すると、量が少ないからもう引き受けられないと言われ、別のところを探して搬入しました。なお、そこは最低料金が2万5千円だと言われて、高いコメになるなと覚悟しました。
10月11日、2か所に出していた籾の乾燥・籾摺りができました(3日に出したところの料金は6千円でした)。合わせて玄米が5俵と2㎏できました。約2反の田んぼなので、反当2.5俵になります。去年はイノシシ被害で壊滅的だったのと比べると少しはましですが、刈り取りを1日で済ますなどの工夫が必要だと感じました。
なお、12月にJAから表の田んぼ(慣行田)の清算書が届きました。一般米が14.5俵、屑米が2.3俵、計16.8俵(反当6.2俵)でした。販売単価は一般米8,700円/反(屑米は3,204円/反)で、例年の6割に下がっていました。
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