楢篠賢司の『人間とは』

人間とは何かを研究しています。現在は経済学を自分のものにしたいと目下勉強中です。

日本とアメリカのバブル崩壊。違いはあるのか Ⅰ

2008-04-08 17:05:24 | Weblog

 なぜかの質問
サブプライムは住宅の破綻が原因だと考えています。金融機関がリスクを減少させるべく証券化して世界にばら撒いたことが元となり、土地および住宅の値上がりが止まったことから低所得者の支払いが滞ったため、証券化した金利が払えなくなったのが原因だと思います。
 
ただその前に考えなくてはならないことは、アメリカは経済を順調に動かすためという名目で紙幣を乱発し、世界中から物を買い込んだ。それも国内では最初の2年間ぐらいは低い金利で貸し出し、やがてゆとりが切れた段階で高金利のローンを組ませていた。
 
 その住宅は商社が世界中から輸入して来たもので組み立てているわけです。
 
 なぜ世界が借金大国のアメリカに単なる紙切れ(不換紙幣・財務省証券)で物を買ってもらわなければならないのか。またこの考えは現在でもアメリカが物を買ってくれなければ世界経済がおかしくなるという発想として生きています。
 
 次に私の疑問を書いてみます。

1日本は金利が安いにもかかわらず円が買われているのはなぜか。

2ユーロ圏は金利を上げているにもかかわらずインフレが止まっていないのはなぜか、

3日本が金利を上げた場合現在にもましてドル売り円買いが強くなると予想できます。 そのとき日本が輸出において不利になるはずですが。
 
 経済は人間に不利な状態が現れると「見えざる手」というごまかしをしてきました。その結果弱者がいつも不利な立場におかれています。株が下がっている段階で儲けている者がいる反面、今回のように原材料高から食料品の値上がりで高齢者・年金者・低所得者が直撃されています。

4原材料が高騰するのはなぜか。いつ高騰が止まるのか。
私なりに疑問を纏めてみました。

北京五輪を成功させよう

2008-04-08 15:08:09 | Weblog
現在行われている聖火リレーになぜあのように妨害するのか。過去のモスクワ五輪を思い出します。

 確かに現在の中国は民主的でない面が多々あります。最近のNHKテレビで『物件法(私有権法)について放映していましたが、民主的ではないと感じました。その内容で感じたことは、上部組織は国際的に少しずつ変わってはいますが、中間層(日本で言えば官僚組織)が既得権を振りかざしているのが分かります。

 私自身は日本のオウム真理教でも分かるように宗教が政治に介入すべきではないと考えています。

 オリムピックが終わった後で、チベット問題の解決はできないのでしょうか。チベットを持ち出している人達は、オリムピックという世界的な祭典を前に問題を起こすということは何を目的にしているのでしょうか。お聞きしたいです。

 このような状態が続けば北京オリムピックがまたモスクは五輪のようになるかも知れません。そのような自体になれば世界に緊張が走るのではないかと考えます。