楢篠賢司の『人間とは』

人間とは何かを研究しています。現在は経済学を自分のものにしたいと目下勉強中です。

はたして私の本は経済学なのか?

2008-04-21 19:18:02 | Weblog
今日は朝一番で直した原稿を出版社に送った。何回直したことやら、それだけ自分としては経済の勉強ができたと思っている。ただ自分ひとりで考え、ブログに書き込むように書いていたのでは奥深くまで研究は進まないと考える。他人、それもある程度経済学に精通している専門化の突っ込みがより深く経済を理解する手助けになったと今になって言える。そこには100パーセントの集中力が要求されたが。

現在校正紙として一応本の体裁を取れるとこまできた。まだこの先何ヶ月か掛かるとのことだった。本来は5月上旬に日の目を見るはずだったが、未知の分野のこと、私自身手探り状態で書いていた。またそれを待っていてくれた文芸社の方にも感謝している。

未知の分野と書いたが、なぜかというとその文章の中には労働の細分化機能とか、信用創造に対する架空創造という文字と、それに対する意味合いを新しい経済学として書いていることだ。

つまり経済学を勉強しだしてそれほどの年月(僅か1,2年しか)が経っていない者が、新しい経済学用語を恐れ多くも作ったことの、そしりをこれから受けることになる。それだけ冒険をした本だといえる。

本の題名のことだが、私としては『新貨幣論』という題名にしたいと考えているが、どうもそれは難しいらしい。なぜかというと貨幣に関しては外国の著名な経済学者(アダム・スミス、デヴィッド・リカード、カール・マルクス、ジョン・スチュアート・ミル、ジョン・メイナード・ケインズ)が貨幣という形で書いているからだ。その著名人の上、たとえば日本では岩井克人氏の『貨幣論』がある>「貨幣」論に関しては本書をもって終局かな、と思っています。というレビューがあるぐらいなのに、私ごとき者が『新』をつけた題名にしようとしているのだから、バッシングを受けるのは当然だろう。絶対に出版社は『新貨幣論』では出させないだろう。

なんという題名をつけるのか出版社に任せている。

 そのうち私自身へこむと思う。