楢篠賢司の『人間とは』

人間とは何かを研究しています。現在は経済学を自分のものにしたいと目下勉強中です。

自分が認識できる範囲の事実を書いてきた

2010-08-10 06:40:41 | Weblog
 いままで私の書いてきた内容は自分が推論し、歴史に照らし合わせた事実を書いてきたつもりだが、やはり自分自身、全てを語れる社会ではないとある意味怖さを感じている。

 それはなぜなのか。やはり貨幣が持つ力だと感じるからだ。つまり現在では貨幣が経済の全てを握っている。貨幣なしでは生きられない社会。自分で生み出す力が無ければ人から自己の労働の代償として貨幣を貰う。そこには単なる労働の代償として与えられるのではなく、従順さも求められる。与える側の異にそむけば最終的には、そのことが職を失う結果になる。

 職を失う。労働と貨幣を換えることのできなくなる社会がある。そこで人々は知った事実を隠していく。それが生きることだと知っているからだ。

 事実を自由に書ける社会。それはまだまだ先のことなのかも知れない。

 これから書いていきたい題材

1貨幣はなぜ市中から消えてしまうのか。
2消えてしまった穴埋めに国債を投入しなくてはならない。
3これからの社会国債の投入は減少していくのか、増刷なのか。
4増刷するとしたらその理由。

 この4点を挙げたがこのことは、1の市中から消えてしまうことにかかっていると考える。そして市中に投入した貨幣が消えて、つまり減少してしまわない社会こそ、それが未来社会だといえる。