清原は追放、掛布は借金、江川は屈辱…
あぁ勘違い!現場復帰は遠く
コンビニでタバコを買うついでに・立ち読みしてたら
週刊誌に「清原和博ドタキャン連発でついに“事務所追放”」という、
野球ファンには寂しい記事が掲載されている。
「監督で現場復帰したい」と明言して現役を引退した清原だが、
現実は厳しい。
充電生活3年目。最近は文化放送のライオンズナイターの特別解説者としてよく登場している清原。
球場に足を運び、いよいよ現場復帰の準備を始めたのかと思われていたが、仕事のドタキャン連続で所属事務所から見放されたというのが事実ならば、おりからの体調不良説もあり、現場復帰どころではない。
3年ぶりのリーグ優勝を目指した古巣・西武はロッテと最下位争いをしている惨状。本来なら、ポスト渡辺として次期監督候補に名前が挙がってもおかしくない。将来、監督として現場復帰するために充電生活を送ると言っていたはずが・・、
今のところ西武に限らず、どこからもラブコールは聞こえてこない。
くしくも週刊新潮には、「もはや無一文という『掛布雅之』債権者集会の一部始終」という記事が掲載されていた。現役時代にミスター・タイガースとして大活躍。
評論家としても弁が立ち(俺的には・あまり好感を持てないが)、阪神監督になってもおかしくない実績を持っていた掛布は、事業に失敗、借金問題を抱え、現場復帰は完全消滅した格好になっている。
一方、現役時代に掛布と名勝負を繰り広げた、元祖・怪物投手の江川卓は、万年巨人監督候補のまま。「原君以外に誰がいる? いたら推薦してくれ」と巨人・渡辺恒雄球団会長は、後任候補難を理由に3年契約最終年の原監督の来季続投を口にしているほどだ。
江川にしたら、これほど屈辱的な発言はないだろう。
こうも言えるのでは。スター選手としてユニホームを脱いだ清原、掛布、江川の3人に共通するキーワードは「タレント化」。
テレビ局がスポーツ番組をショー化しようとして、
お笑いタレントとプロ野球選手OBを共演させたりした弊害が
ハッキリと出ている。
「スポーツは純粋にスポーツとして扱うから人気がある。
テレビ局がバラエティー化したから、野球人気は低下したし、
芸能人と仲良くなった選手たちも勘違いしてしまったのでは・・。
現役を引退してからも監督、コーチとして野球界での生活を全うしたければ、
地道に球場へ足を運ぶなど現場に密着した生活を送らないとダメだ」
球界OBたちはこう憤慨、警告を発するが、的を射た正論のようだ。
オフの仕事のためにマネメント会社、芸能プロと契約するのが当たり前になっている今の選手たちも???、
肝に銘じる必要があるように思えるのだが・・。
今のタイガースを救えるのは・・
八方美人の真弓監督・
監督采配ではなく、選手のやる気しかないのでは・・
虎キチオヤジ・・