また・またでっか!
先発早々KO、虎のピッチャーは火ダルマ
(セ・リーグ、ヤクルト8-4阪神、17回戦、27日、神宮)
またまた虎の投手陣は火ダルマですわぁ…。
先発のスタンリッジが三回途中3失点で降板。
リリーフ陣も炎上した。
監督は、投壊現象とファンの「辞めろコール!!」で火ダルマ状態に。
自力Vは再び消滅し、首位ヤクルトとは9ゲーム差。
いまの状況では虎は、浮上のきっかけさえも見当たらない!!
かすかな希望を奪い取るようなホームランボールの放物線は、
悲しいほど美しく、東京の夜空に映えた。
六回二死、榎田が川端にド派手な満塁弾を浴び、虎が沈没-。
神宮4連敗で再び自力Vが消滅した、
試合後、三塁側を歩く監督の背中には、
イライラを爆発させたファンから、「
はよ辞めろ!」「責任とれ!」と、激しい罵声が浴びせられ続けた。
必死にしのいだ末に最後は火ダルマ…。
痛すぎる逆転負けに真弓監督の声が沈んだ。
これで勝負の9月は6勝10敗2分。
4カ月ぶりとなる月間負け越しの“元凶”は、先発陣のほころびなのだ。
「序盤から継投はしんどい。先発投手がしっかり試合を作っていかないと、
うまくつないだつもりだけど、苦しい展開になってしまう」
以降は渡辺、藤原、福原と、全てイニング途中でつぎこむ背水の継投。
六回、ついに福原が追いつかれ、
なお一死一、三塁でセットアッパー榎田を投入したが…。
自身プロ2本目の被弾は、
11日(神宮)の畠山に浴びた決勝2ランに続く、痛恨の満塁ホームラン。
自慢の先発陣の崩壊が中継ぎ陣へしわ寄せとなり、
投手陣全体で“疲弊”する。
まさに悪循環。守護神・藤川は、これで5試合連続の出番無しなのだ。
首位・ヤクルトと9ゲーム差、
そして3位・巨人とは3ゲーム差。
残りは25試合。
虎の投手陣を立て直さない限り、
2011年は悪夢の結末しか見えてこない。
一方燕の“バカボン”七条、不敗男で首位固めなのだ
ジャイアン(赤川)の次はバカボン!
七条祐樹投手が26日、1軍に合流した。
不調で2軍調整中だったが、
28日の阪神戦(神宮)の先発が有力。
久々の1軍マウンドとなるが、
9試合で負けなしの4勝、
2軍でも3勝0敗とプロでは一度も負けていないバカボンが、
首位を走るチームを加速させる。
不調で2軍調整中だった七条が、
28日の阪神戦での先発が濃厚になった。
プロでは一度も負けていない。
1軍では9試合で4勝0敗、防御率4・87、
七条が投げた試合はチームも5勝4分けだ。
イースタン・リーグでも8試合で3勝0敗と、不敗神話が続いている。
25日の中日戦(ナゴヤドーム)では、
チーム内で「ジャイアン」と呼ばれる左腕の赤川が1失点でプロ初完投。
七条は「赤川が5勝目を挙げたので、ボクも負けないようにしたい」と笑顔。
自身は「バカボン」と呼ばれ、
漫画のキャラクターつながりという意味でも、
静かにライバル心を燃やしているのだ。
残すは21試合。
今季6勝10敗と苦手にする阪神をたたいて、
最短で29日にマジック13を点灯させる。
えらいこっちゃ・・どうする虎
まっ・このまま埋没するのはちと・・悔しい・
マラソンで言う40キロ地点手前・
最後の死力を尽くして・Aクラスを死守せよ!!!