歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと
日日の幻燈





「アメリカを歌で知る」という新書を買いました。
いろんな歌のエピソードでアメリカを語る、そんな内容です。
その冒頭に紹介されている「Waiting for a Train」は、ジミー・ロジャーズが1928年に発表した歌だそうです。カントリーミュージックも好きな私としては、郷愁を誘う雰囲気がなんとも言えません。



こちらは、Dickey Betts(ディッキー・ベッツ)によるカバー。原曲の雰囲気に忠実に、かつ、聴きやすくアレンジされています。

「アメリカを歌で知る」によると、この歌が流れた頃は、世界大恐慌によりアメリカも不況の時代だったそうです。職を求めて移動する人たちを歌ったホーボーソングの代表的な歌として位置づけられています。
ホーボーとは、炭坑や農場での日雇い仕事をしながら、職を求めて旅を続ける人たちを指すとのこと。若干、差別的な意味合いも含むようです。

■「アメリカを歌で知る」
■ウェルズ恵子著
■祥伝社


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