国立ロシア合唱団による「ロシア合唱曲集・道/果てもなき荒野原」というCDが手元にあります。
ロシアの歌(ロシア民謡という言い方で括ってしまいがちですが…)というと、イメージとしては冬。だからこのCDも冬になると大活躍です。そして、春の訪れとともに、次の出番に備えて眠りにつくのです。
そのCDに収録されている「満州の丘に立ちて」という曲。
ロシアっぽい、哀愁たっぷりの雰囲気で好きなのですが、もともとは、日露戦争で倒れたロシア兵士たちのためのレクイエムとして、吹奏楽用に作られたそうです。
その後、歌詞がつけられ、今のような歌になったとのこと。
戦後、日本でも歌われるようになり、ピーナッツや加藤登紀子さんもカバーしています(加藤さんのは、まだ聴いたことがないのですが)。
動画はロシアのハバロフスクでの合唱。