日日の幻燈

歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと

【note】「自由席券」の新解釈(?)

2016-03-15 | 日日の幻燈



出張で石川県小松市に行ってきました。
小松駅前には義経と弁慶の勧進帳。安宅関は、ここからそれほど遠くなかったはず。ずいぶん昔に訪れましたが、また、行ってみたいものです。あの頃は、海岸に神社と勧進帳の像があっただけ…という記憶ですが、今はどうなのかな?


それはそうと。
北陸新幹線で金沢まで行って、そこから在来線に乗り換えたのですが、その新幹線での一場面。
自分の後ろの席(指定席)に、20歳くらいの女の子が座っていて、後から来た人が、
「あの、そこ私の席ですよ?座る場所、間違っていませんか?」
女の子
「あ、すみません、私、自由席券で乗ったので…」
そういって、女の子は移動していきましたが、この新幹線(かがやき)は全席指定で、自由席なし。
なんか、女の子の会話、かみ合わないなぁ…って、思っていたのです。後から来た人も「全席指定なのに、自由席券で乗ったの?なんで?」…って連れと話していました。

でも突然、
おっ、そうか!
と気づいた、というかひらめいたのでした。

女の子、自由席券とは
「空いていれば、自由に好きな席に座っていい券」
と思っているのでは?
そう考えると、さっきの会話もつながってくるわけで。

そうか、そういう解釈もあるかもしれない。
なんとなく納得してしまいそうな私なのでした。
ま、単に飛び乗ったら全席指定だったのかもしれませんけどね。

ちなみに女の子、違う席に座っていましたが、最後まで自由席券で乗り通したのか、車掌に指定券のお金を払ったかどうかは、知る由もないのでした。


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