愛知県内唯一のスキー場もある茶臼山高原
愛知県の西三河部を流れる一級河川・矢作川(やはぎがわ)の源流を、カメラに収めてきました。
初冬の風景を求めて愛知・長野両県境にある茶臼山高原をドライブしていた途中で出会ったのです。僕は矢作川べりで暮らしていたこともあり、休日の釣り場でもあった川の源流とあって嬉しい「発見」でした。
源流がある場所は、長野県根羽村にある展望台駐車場の近く。駐車場の一角に、矢作川の源流があることを示す石碑が立っているのに気づき、車両進入禁止の道を100mほど歩いたところにありました。
茶臼山(標高1415m)の岩清水が集まってきているのでしょう。3本の竹筒から音をたてて流れ出ています。S字カーブが連続する坂道を運転してきた疲れを、たちまち癒してくれました。
矢作川は、ここから山を下り愛知県の豊田市や岡崎市、安城市などを流れて、三河湾に注ぐ全長117キロ。
さほど大きな川ではありませんが、その流域はトヨタに代表される工業や日本のデンマークといわれる農業生産地を潤しています。