名古屋市農業センターの畑で、ローゼルの真っ赤な実とフウセンカズラの緑の実が、日に日に大きくなっています。
ハイビスカスティーで知られるローゼルは、西アフリカ原産でアオイ科フヨウ属。不老長寿の秘薬としての存在は古代エジプト時代にさかのぼり、クレオパトラも愛でたとか。赤い咢や苞だけでなく、葉なども美容、健康の生薬になっているそうです。
フウセンカズラは熱帯、亜熱帯各地が原産。長く伸びる巻きひげを他の植物などに絡ませて広がり、小さな白い花を咲かせて名前通り直径3㌢ほどの風船状の実をつけます。
風船の中を見たことはありませんが、3つの部屋があり実が1個ずつ入っているそうです。