風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

落書き雑記「東経133度33分33秒、北緯33度33分33秒 『地球33番地』に立ってきました」

 




東経133度33分33秒、北緯33度33分33秒。

何と3が12個も並ぶ地点に立ってきました。名付けて「地球33番地」です。

ここは高知市弥生町。高知へ所用で出掛ける前に開いたネットで知り、所用の合間をみて立ち寄ってきました。

高知駅前から大通りをはりまや橋方向へ200㍍ほど歩き、江ノ口川という東西に流れる川の橋で左折、川沿いの道を東へ1㌔ほど行くと一文橋という橋があり、その周辺が「地球33番地」でした。

高知には、坂本龍馬ら土佐が生んだ維新の志士や板垣退助ら自由民権運動の発祥にまつわる観光スポットが数多く存在し、僕も高知へ出かけるたびに1~2カ所ずつ訪ねていますが、この地球33番地は初めてです。

経緯度には明治時代に測定された旧日本測地系と、人工衛星などで測定して現在の世界標準である世界測地系があり少しずれていますが、ここでは長い間、地域住民も誇りと親しみを抱いてきたこの地を「地球33番地」としています。

江ノ口川の流れの中央にモニュメントが立ち、両岸にもモニュメントや板を並べた散策路、地球33番地に到達した証明書の発行所などもあります。

地元では毎年3月3日を地球33番地の日に制定。記念式典や地球環境の保護を訴える催しをしているようです。

他にも碑や看板が立ち、地球33番地を名前にした医院も。
この日も夏の日差しが強く、観光客の人影はあまり見かけませんでしたが、河畔に並ぶ白い土蔵も魅力的なスポットでした。

高知市によると、地球には同じ数字が12個並ぶ地点は陸上だけでも9カ所ありますが、ほとんどは砂漠や大平原の中であって、容易に立つことができるのはこの地球33番地だけだとか。

しかも、それが何事も地球規模で捉えた坂本龍馬や板垣退助らのふるさとに存在すると思うと、さらに楽しい話が広がりませんか。

河畔には土蔵のあるスポットも


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