風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽描き風景水彩画「ナスタチウム(キンレンカ)」

 

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我が家の庭では、常連の花の一つであるナスタチウム(和名・キンレンカ=金蓮花)を描きました。

10数年前、瀬戸内の民宿に泊まった際、眼下に海が広がる庭で咲く色とりどりの花の中で、ひと際鮮やかだったのがこの花でした。

それが、夜の食卓でサラダに添えられていたのにはびっくり。
少しピリッとした刺激や苦味のある食感も気に入りました。花の期間が長いこと、花の色が黄やオレンジ、赤、ピンクなどと豊富なこと、さらに種子は大きいから採取や保存も簡単とあって、我が家ではパンジーなどと並ぶ常連になったのです。

難といえば、寒さに弱いこと。
春早く開花させたいので、冷え込みや積雪は比較的少ない地域に暮らす僕は、苗づくりも12月に入るとスタートさせます。
育苗
ポットに土を入れ、指でごく浅い穴をあけて種を置き、土をかけてタテ1.5㍍、ヨコ1㍍ほどのガラス温室(ヒーター装置などはありません。風避けです)に並べておきます。芽が伸び始めると、ガラスを閉め忘れてはなりません。冷たい風や雪が舞い込んだり、伸びて葉が冷たくなったガラスに触れたりしていると、ダメになることがあります。

例年は吊り下げ形のハンギングに植えるのですが、ことしはハンギングを先にご紹介したイチゴに譲ったためプラスチック鉢に植え、スタンドの上で咲かせました。

同じオレンジ色種なのに角度や光の当たり具合で色が随分違って見えます。5枚の花弁のひらひら感や、葉と花が長い茎の先で風に揺れる感じを描くのも課題でした。


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