風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽書き雑記「庭の厄介者だった品種のハギを掘り起こし、除去しました」

 

「それは、アレチヌスビトハギといって、北米から入ってきた帰化品種。花はいいけど、厄介でね。掘り起こして取り除くしかないよ」

先に、名古屋市緑化センターであった秋の七草展会場で、主催する花木生産農家の方から受けたアドバイスに従って、庭の厄介者だったアレチヌスビハギという品種のハギを除去しました。

このアレチヌスビトハギは、かなり前から我が家の秋の庭を演出してくれていました。1㍍近くの高さに伸びてピンクの可憐な花をびっしり付け、部屋の一輪挿しにも似合いの花でした。

しかし、花期が終わって種が実り始めると大変。庭に入るたびに種の房が衣服にベタベタとくっつき、飼っていた愛犬も体中が種まみれになり、ひとつずつ取り除いてやっていたものです。

近年は開花から数日後に刈り取り、種が実らないように。それでも、翌年には根や刈り逃した花の種から芽吹き、同じ状況を繰り返していました。 

そこで、先の秋の七草展で「どうしたものか」と相談、冒頭のアドバイスをもらったのですが、アレチヌスビトハギは漢字で書くと「荒地盗人萩」。なるほど厄介者らしいですね。

狭い庭を2㍍四方ほど占拠していた、アレチヌスビトハギの除去作業は予想以上に大変でした。
根は粘土質の30㌢ほどの深さに伸び、サザンカなど周りの木々の根も張っています。

久々に長靴を履き、スコップで根を掘り起こし、抜き取ること3時間。土の中に途中で切れて残った根が何本かありましたが、芽が出てきたらモグラ叩きのように取り除くことにして、一応けりをつけました。

跡地には、七草展の即売コーナーで買って保管してあった新しいハギを植えました。名前の通り真っ白な花が咲く白萩(シラハギ=シロバナハギ)と、白とピンクの花で染める江戸絞(エドシボリ)の2品種。花後の手間があまりかからない、秋の庭の主役になってくれればいいのですが。


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