コロナによる遠出自粛もあって、ちょっとした雑草ブームだそうですね。雑草図鑑が重版を重ねたり、ゲームソフトにも雑草が登場したり。
僕も猛暑で中断していた自宅周辺の散歩を再開、道端の雑草に初秋を感じています。
宅地開発された用地の斜面や池の堤防は、勢いよく伸びた秋の七草のクズやススキが覆っています。
クズの蔓にはピンクの花が咲き、ススキも穂の色などが違う幾つかの品種が秋を感じる風に揺れています。
子どものころネコの鼻先にかざして遊んだネコジャラシ(エノコログサ)の仲間や、何本もの細長い花穂を何本も大きく広げるメヒシバがあちこちに。傍らの地面には、青い小さなチョウのような1日花を咲かせるツユクサがへばり付くように広がっています。
蔓性のヘクソカズラが他の植物を覆うように蔓を広げ、小さなロウト状の花を咲かせています。
それにしても可愛い花に、こんなひどい名前が付くとは・・・。葉や花を少しだけ揉んで嗅いでみると、多少変な臭いがしますが急いで鼻を外すほどではありません。雑草本にある通り、昆虫たちには近づきたくない臭いなのでしょうが・・・。
クズ
ススキ
ヘクソカズラ
ヒメシバ
ハギ
エノコログサ