今年も薄暗い庭の片隅で、パッと明かりが灯ったようにツワブキが開花しました。他の草花と同様に手をかけることなく放りっぱなしなのに、本数、花数とも増えもせず減りもせず、晩秋には同じところで律儀に顔を見せてくれます。 日本や中国、台湾、朝鮮半島などに自生する常緑多年草。フキに似た直径20㌢ほどの葉は冬期にも枯れることもなく、いつも艶があることからツヤブキが転じて、ツワブキの名が付いたそうです。