風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽書き雑記「黄色い実で纏うセンダン」

この時期、名古屋の庄内緑地公園でバラや十月桜、メタセコイアとともに目を引かれるのは、芝生広場の周りに並ぶ何本かのセンダンの大木です。

春は小さな薄紫の花が大木を覆うように咲き、夏には枝もたわわに緑の実、冬にはその実が無数の黄色い鈴のようになり、春先には落ちた実が大木の下に黄色いじゅうたんを。こんなセンダンの1年を訪れるたびに楽しんでいます。
センダンの実には毒性がありますが、ヒヨドリやムクドリなどは実の外側だけを食べて種子の部分は避けているそうです。


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