名古屋市農業センターの宿根草園は、大型の草花が咲き誇る季節になりました。まず「クニフォフィア」。鮮やかなオレンジ色の花が目を引きます。別名はトリトマ、トーチリリーなど、和名では何と赤熊百合と呼ばれるクニフォフィアは、南アフリカの原産。細くて長い葉の間から90㌢~150㌢の茎が伸び、先端に太いブラシやトーチ状の長さ20~30センチの花を咲かせます。花穂は下からクリーム色、黄色、赤みのあるオレンジ色へと変わり、燃える夏らしい容姿です。