アジアゾウのさくらちゃんが、ママのアヌラのおっぱいをねだる様子を描きました。ゴリラ・シャバーニの人気で観客が大きく伸びた東山動物園ですが、さくら母子を見つめる家族連れもいっぱいです。
3歳になったさくらは草を食べる一方で、お乳からも離れられないようです。
この日も、ママと食べていた草がなくなり、アヌラが一段高いところへ動いて立ち止まったところへ、さくらが鼻を上げて近づき、アヌラの胸元に顔を押し付けました。
さくらにちょうどの高さにあるおっぱい。段差を利用した母の知恵ですね。
アヌラの目は、さくらの様子を優しく見つめています。
象の授乳期間は2年ぐらいとされているようですが、その後も乳を飲む様子は他の動物園でも観察されています。
3歳になったさくらが、母乳をごくごく飲んでいるのか、ちょっとだけ口に含んでいるのか分かりません。ひょっとしたら、おっぱいが恋しいだけかもしれません。
人間の子どもだって授乳期を過ぎてからも、ママのおっぱいに手をやる子がたくさんいますからね。
見守る家族連れらは、この様子を目にできて大喜び。
子どもたちの声が聞こえます。
「さくらは3歳になったのでしょ。まだママのお乳を飲んでいるなんて、甘えん坊だね」
「いいな、ご飯を食べてお乳も飲めるなんて」