風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽書き雑記「サクラの名所・名古屋の山崎川堤防に咲くウメ」


サクラの名所・名古屋山崎川堤防に咲く豊後梅。後方に700本のソメイヨシノが出番を待っています

       
 
        

サクラに見えませんか?実は「豊後梅(ぶんごうめ)」です。
1昨年の3月中旬、名古屋・瑞穂区の地下鉄「新瑞橋(あらたまばし)駅」から徒歩1分の山崎川堤防に咲く光景をバスの窓から見て「見事な早咲きのサクラだ」とびっくり。翌朝、出直して4本の古木をカメラに収めるうち「豊後梅」と書かれた瑞穂土木事務所の看板に気づき、苦笑したのを思い出します。

勘違いの原因は、僕の知識不足と思い込みです。
看板によれば、豊後梅は奈良時代に中国から渡来。鑑賞用や梅干し、梅酒、梅ジュースに利用され、全国に分布しています。
しかし、僕は梅干しや梅酒を口にしても、梅の種類には関心がありませんでした。花も各地の梅まつりや盆栽展を見物したことがあるのに、しだれ梅(これにもたくさんの品種があるらしいですが)以外は、ひとくくりに「ウメ」と見てきたのです。

さらに、山崎川堤防は700本のソメイヨシノの古木が並び「日本さくら名所100選」にもなったところ。しかも、サクラ見物コースのいわばスタート地点なのです。「ここには早咲きのサクラもあったのだ」と考えても、ウメとは思いもつきませんでした。幹の表面を見れば、サクラとはかなり違うのに。


掲載した写真は4日午後の豊後梅の様子です。なかなかの存在感でしょ。あと少しで全体が淡いピンクに染まることでしょう。

ところで気になるサクラの方は――。
株式会社ウェザーマップの3月3日発表によると、名古屋のサクラの開花予想日は3月23日、満開予想日は4月2日だそうです。
ウメはしだれ梅が例年に比べて大幅に早く咲き、豊後梅も早めだったようですが、サクラは全体に平年並みかやや早めといったところのようです。











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