久しぶりに訪ねた名古屋の名城公園で、素敵な3つの小柄な木花と出会いました。「姫ライラックペンダ」「グレビレア」「エリナ椿カスケード」。いずれもフラワープラザ裏の花壇を囲む植え込みの中で、花の最盛期を過ぎた感じもありましたが咲き誇る花壇の花々とコラボしていました。
姫ライラックペンダは、姫と付くだけに普通のライラックより小柄。樹高は1.5㍍ほどで、円錐形の紅紫の花を丸い房状にしてポンポンポンと咲いています。今の季節と秋の二季咲きで花期の長いのも特徴のようです。
グレビレアはオーストラリアやニュージーランド原産の常緑低木。花は雌しべがくるりと巻いて、歯ブラシやムカデの足のように見えるという変わった形で花期も長いそうです。
エリナ椿カスケードは中国の野生ツバキとヒメサザンカの交雑種。2㍍ほどの樹高から垂れる細くて長い枝に、直径1~2㌢の淡いピンクの椿に似た花が鈴なりに咲いています。
姫ライラックペンダ
グレビレア
エリナ椿カスケード