風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽描き水彩画・東山動物園の仲間たち「暑い!! 大口を開いて水をガブ呑みするカバ」

          
             流れ落ちる水をガブ呑みするカバ

               
               息継ぎのため浮上 
 
               

                新鮮な水に向かいます

暑いですね。水中での生活が多いカバも、水分補給です。
流れ落ちる水をガブ呑みするシーンを目撃して描きました。

カバは漢字で「河馬」と書くように体重が1・2~2・6トンもある水陸両棲動物。動物園で出会う時はプールの中でじっとしているか、巨体を持て余すようにして寝ているのがほとんどで、そんな時は素通りしてしまうこともあります。
この日も、プールの底にいましたが我慢して眺めていました。

4.5分おきに息継ぎの浮上を繰り返したあとのことです。
浮上したままプールの壁に向かい、流れ落ちる水を大きな口をいっぱいに開いて受け止めたのです。
時おり口を閉じ、再び開けてゴックン、ごっくん。

僕は、カバやカワウソのような多くの時間を水中で過ごす動物が水を飲むことへの関心はありませんでした。水中で適当に飲んでいるのだろう、の程度でした。
でも、カバだって自分たちの糞尿で汚れたプールの水よりも、流れ落ちる新鮮で温度の低い水の方がいいでしょうね。
少年時代の僕が泳いでいた川は「日本一の清流」とされる四万十川ですが、飲むのは岸の岩場から流れ落ちる水でしたから。

初めてカバの水飲みを見て、発見したような嬉しさと動物たちを知るには時間をかけるべきだ、と思った次第です。








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