歴史だより

東洋と西洋の歴史についてのエッセイ

≪ある高校生の君へ~英語勉強法のヒント(野村恵造『Vision Quest 総合英語』をテキストとして≫

2021-12-15 17:48:26 | ある高校生の君へ~勉強法のアドバイス
≪ある高校生の君へ~英語勉強法のヒント(野村恵造『Vision Quest 総合英語』をテキストとして≫
(2021年12月15日)
 カテゴリ  :語学の学び方
 ハッシュタグ:#英語の勉強法 #野村恵造 #総合英語 



【はじめに】~英語の勉強法がわからないという悩み


 先日、いとこに会った際、息子が県下の有数の進学高校に入学したのはいいが、英語の勉強法がわからなくて、困っているという相談を受けた。
 いとこの息子は、隣りの市から県庁所在地の市にある県立高校に編入され、寮に入っており、周りに友人が少ないようだ。中学の時は英語もよくできたそうだ。しかし、高校に入学すると、英語が苦手になりつつあるという。確かに中学校の英語と高校のそれとは、単語や構文の両面からも難しくなったように、私も感じたものだ。
 いとこの父親(叔父さん)には、私の大学入学時に引越し等でお世話になったので、ご恩を返すためにも、この悩み事に少しでもアドバイスしてあげたいと思い、英語の勉強法(学習法)をテーマに記事にしてみることにした。

まず最初に、現在、高校で使っている英語の副教材について尋ねてみると、次の参考書だという。
〇野村恵造『Vision Quest 総合英語 2nd Edition』(新興出版社啓林館、2017年)
・私も数十年ぶりに英語文法の参考書である、この本をアマゾンで購入して、さっそく通読してみた。
 私の高校時代は、英文法と構文研究(もしくは150構文)の2冊が英語の副教材であったが、最近はこの1冊が副教材らしい。
・この野村恵造氏の編著は良い参考書である。カラーでイラストもあり、単語・熟語そして構文と英文法が体系的によくまとまっている。そして、会話表現や格言・名言もついている(格言・名言も、単に偉人の言葉のみならず、映画の科白などからも引用もあるのには驚いた!)。
・高校で使用している副教材であるので、この本の利用法について、私なりに資料を作成して、いとこの息子に渡すことにした。そしてブログの記事としてもまとめてみた。

次に、特定の参考書にこだわらず、もう少し一般的に英語をどのように学習したらよいのだろうかという疑問に答えるために、いわゆる“英語の達人”の本を紹介してみたいと思う。例えば、次のような“英語の達人”の本を参照した。
〇晴山陽一『英語ベストセラー本の研究』(幻冬舎新書、2008年)
〇斎藤兆史『英語達人塾―極めるための独習法指南―』(中公新書、2003年[2011年版])
〇澤田昭夫『外国語の習い方―国際人教育のために―』(講談社学術文庫、1984年)
〇関正生『世界一わかりやすい英語の勉強法』(中経出版、2011年)
〇伊藤和夫『ビジュアル英文解釈PARTⅠ・PARTⅡ』(駿台文庫、1987年および1988年)
〇加藤恭子『英語を学ぶなら、こんなふうに――考え方と対話の技法』(日本放送出版協会、1997年[2001年版])

上記の著者は、英語を教える先生であるだけに、英語の勉強法に関して、多くの示唆を与えてくれる。それぞれの著作内容を今後紹介してみるが、私なりに、英語の勉強法のポイントを要約すれば、次の3点になろう。
①精読(そして多読)⇒音読⇒リスニング力の向上へ
・英語の基礎力は、野村恵造『Vision Quest 総合英語 2nd Edition』(新興出版社啓林館、2017年)でしっかり学ぶこと。
・音読の回数など、具体的なことは、上記の“英語の達人”の本を参照にすること。

②繰り返し(反復練習)をして、語彙力を高める
・必ず1冊の単語帳を完全に覚えきること。
 (1回だけでなく、何周もすること)

③英文を前から読む癖をつける
・このことを実践するためには、野村恵造『Vision Quest 総合英語 2nd Edition』(新興出版社啓林館、2017年)における、英文の文型、関係詞、倒置といった英文法をきちんと学び、主述関係を絶えず意識して英文を読むこと。
・伊藤和夫氏、加藤恭子氏の本などを参照するとよい。

最後に、多読に励むこと
(高校時代は他教科の勉強も必要なので、時間に制限がある。だから大学に入ってから多読を実践してほしい。)
 読む本は、自分の興味・関心があるものがよい。斎藤兆史氏や関正生氏も推薦書を列挙している。
 ここでは、私の手元にある次の本や映画について紹介してみたい。
〇映画『ある愛の詩』
〇推理小説『まだらの紐』
〇推理小説『オリエント急行殺人事件』
〇小説『レ・ミゼラブル』

それでは、今回のブログでは、野村恵造『Vision Quest 総合英語 2nd Edition』(新興出版社啓林館、2017年)の利用法について、述べてみたい。



【野村恵造『Vision Quest 総合英語 2nd Edition』はこちらから】

Vision Quest 総合英語 2nd Edition







野村恵造『Vision Quest 総合英語 2nd Edition』新興出版社啓林館、2017年

本書の目次は次のようになっている。
【目次】
第1章  文の種類
第2章  文型と動詞
第3章  時制
第4章  完了形
第5章  助動詞
第6章  受動態
第7章  不定詞
第8章  動名詞
第9章  分詞
第10章  関係詞
第11章  比較
第12章  仮定法
第13章  否定
第14章  強調・倒置・挿入・省略・同格
第15章  無生物主語・名詞構文
第16章  話法
第17章  接続詞
第18章  前置詞
第19章  疑問詞
第20章  名詞
第21章  冠詞
第22章  代名詞
第23章  形容詞
第24章  副詞





さて、今回の執筆項目は次のようになる。


・『Vision Quest 総合英語』の利用法
・『Vision Quest 総合英語』のFocusの870の例文
・「英作文のコツ」の内容紹介
・「会話のためのプレハブ表現」について
・「〇〇を使った構文」「〇〇の構文」は必ず暗記







『Vision Quest 総合英語』の利用法


「本書の利用法」にも次のように記してある。

〇Focus001~
 各項目を理解するための基本例文を載せている。
 声に出したり書いたりして身に付けてほしい。

〇英作文のコツ
 和文英訳で間違いやすい問題を取り上げ、ポイントを解説している。
 受験の鍵を握る英作文を早い段階から意識してコツをつかんでほしい。

〇会話のためのプレハブ表現
 日常的な英語表現を文法項目別にリストしている。

『Vision Quest 総合英語』のFocusの870の例文


かつて高梨健吉氏(慶応大学名誉教授)は、『英語の構文150』(美誠社、1993年[1992年第1刷])の「はしがき」において、次のようなことを述べた。
「生きた英文解釈のこつ」を身につけてもらうために、150の構文を精選して、実戦的な参考書を編んだ。
「150の構文」は徹底的にくりかえしの学習によって、寝言に言えるように頭にたたきこんでいただきたいと要望した。そうすれば、どのように複雑な構造の英文でも、その中の基本構文を正確にとらえて、まちがいなく内容をつかむ実力が養成されるという。
(高梨健吉『英語の構文150』美誠社、1993年[1992年第1刷]、「はしがき」1頁)
【高梨健吉『英語の構文150』美誠社はこちらから】

新英語の構文150―演習英文解釈



野村恵造氏の編集した本書でいえば、150構文に相当するのが、Focusの870の例文である。
しっかり、くりかえし学習して、それこそ「寝言で言えるように」覚えてほしい。

『Vision Quest 総合英語』には、Focusの通し番号がついており、870ある。
(中には用法のみをまとめたFocusもあるが)
Focusの870の例文の中には、あまりにも基本的すぎて、わざわざ覚える必要があるのかと疑問も感じるような英文や、中学校で覚える英文もある。
たとえば、「第3章 時制」の「Focus 022 現在形:状態動詞の場合」には、
 I love you.(61頁、例文059番) 
「第3章 時制」の「Focus 025 現在進行形<am/are/is+doing>」には、
 She is playing tennis now. (62頁、例文063番)

このような退屈な基本文も含まれるが、概して、日常会話で使いそうな表現が多く、よく考えられた英文も多い。また、人生・映画など編者の志向性が感じられる例文もみられる。
インターネットやウェブサイトが英語の例文に登場しているのには驚いた!そして、名言の中にも、スティーブ・ジョブズ(388頁~389頁)の言葉が引用してある。
Innovation distinguishes between a leader and a follower. ― Steve Jobs
イノベーションは誰がリーダーで、誰が追随者かをはっきりとさせる。-スティーブ・ジョブズ

パソコンも携帯電話もなかったので、私の高校時代には想像もできなかった英語の例文がある。だから、“隔世の感”がある。
例えば、次のようにFocusの例文がある。
「第15章 無生物主語・名詞構文」のFocus 185に、次のようにある。

Focus 185 「SはOが~することを可能にする」
1. The Internet allows us to connect with people all over the world.
  インターネットのおかげで世界中の人々とつながることができる。
2. This software enables you to create websites easily. 
このソフトのおかげで簡単にウェブサイトを作成することができる。

<解説>
【S allow O to do】
・「SはOが~するのを許す」→「SのおかげでOが~できる」
・allow は「~を許す」の意味。
・「インターネットは、あなたが世界中の人々とつながることを許す。」
 →「インターネットのおかげで、あなたが世界中の人々とつながることができる。」
※allow の代わりに permitを使っても、同じ意味を表すことがdけいる。
 =The Internet permits us to connect with people all over the world.

【S enable O to do】
・「SはOが~するのを可能にする」→「SのおかげでOが~できる」
・enableは「~を可能にする」の意味。
・「このソフトは、あなたが簡単にウェブサイトを作成することを可能にする。」
 →「このソフトのおかげで簡単にウェブサイトを作成することができる。」

<例文>
・A college education will enable you to get a broader view of the world.
 (大学教育において、世界についてもっとも広い視野を持つことができるでしょう。)

(野村恵造『Vision Quest 総合英語 2nd Edition』新興出版社啓林館、2017年、325頁)



「英作文のコツ」の内容紹介



【第4章「~して〇年になる」の表し方】
問題 祖父が亡くなって5年になる。
解説 
・「祖父は5年間、亡くなった状態が続いている。」と考える。
解答 My grandfather has been dead for five years.
ほかにも、下のような別解が考えられる。
別解① My grandfather died five years ago..
別解② Five years have passed since my grandfather died.
別解③ It has been five years since my grandfather died.
別解④ It is five years since my grandfather died.
(野村恵造『Vision Quest 総合英語 2nd Edition』新興出版社啓林館、2017年、80頁)

【第5章 could かwas/were able to do か】
問題 私たちは2時間で山の頂上に着くことができた。
解答 We were able to reach the top of the mountain in two hours.
解説 
・could は一定期間持っていた能力について述べる場合に使う。
 一方、過去の一度だけの出来事の場合は、could ではなく、was/were able to doを使う。
・また、現在時制では canを使うほうが普通だが、willを伴って未来のことを表すときや、完了形と共に使われる場合は、canの代わりに be able to doを使う。
<例文>
・I haven’t been able to contact her.(彼女と連絡が取れていない。)
(野村恵造『Vision Quest 総合英語 2nd Edition』新興出版社啓林館、2017年、98頁)

【第6章 marryを使った英作文】
問題 ケイトはビルと結婚して3年になる。
解答 Kate has been married to Bill for three years.

解説
・「ケイトは3年間、ビルと結婚している。」と考える。
※「~と結婚している」は注意が必要。
 ×be married with ではない。
 〇be married to になる。
・「ケイトはビルと結婚している」は、Kate is married to Bill.であるが、3年前から現在までの状態の継続を表すので、現在完了形にする。
・「ケイトとビルは3年間、結婚している」と考えて、Kate and Billを主語にすれば、marriedの後に前置詞を置く必要はない。
別解 Kate and Bill have been married for three years.
(野村恵造『Vision Quest 総合英語 2nd Edition』新興出版社啓林館、2017年、132頁)



【第7章 「~するようになる」の言い方】
問題 彼は20歳の時に、運転ができるようになった。
解答 He learned to drive when he was twenty.
解説
・問題文のように、「(経験などを積んで習得し)~できるようになる」という意味の場合は、learn to doを使う。
・また、come to doが「~するようになる」の意味になるのは、like, love, understand, knowなど、主に感情や認識などの状態動詞がくる場合である。
<例文>
・You’ll like Lisa when you come to know her.
 (リサと知り合いになれば、あなたは彼女のことが好きになるでしょう。)
 なお、×become to doという形はない。
(野村恵造『Vision Quest 総合英語 2nd Edition』新興出版社啓林館、2017年、159頁)





第7章 「親切にも~してくれた」の表し方
問題 彼女は親切にも私に道を教えてくれた。
解答 She was kind enough to show me the way.
She was so kind as to show me the way.
She was so kind that she showed me the way.
別解 She kindly showed me the way.


「会話のためのプレハブ表現」について


・「会話のためのプレハブ表現」(536頁~544頁)は、本書の構成(章立て)に沿って分類した、会話において使いたい表現集である。
・各章の内容に従って表現が分類されているので、ここでは、どんな場面に役だつのかという視点から、その内容を紹介しておこう。

☆対人関係、人づきあいの時にはどうしても言いたくなるが、なかなか英語でどう言ったらいいのかわからない場合に役立つ表現として
〇「人生とはそういうものだ」(第2章文型と動詞のSVC)
 That's life.
〇「お世辞がお上手ですね」(第2章文型と動詞のSVO)
 You flatter me.
〇「後悔することになるよ」(第3章時制の未来形)
You're going to be sorry.
〇「お久しぶりです」(第4章完了形)
 I haven't seen you for ages [a long time].
〇「調子はどう」「まあまあってところだね」(第5章助動詞のcan)
 "How's it going?" "(I) can't complain."
〇「(招待・お世辞に対して)光栄です」(第6章受動態)
I'm flattered.
〇「人のことを言えた柄じゃないだろう」(第7章不定詞の形容詞用法)
 You're a fine one to talk.
〇「善処してみます」(第10章関係詞の関係代名詞what)
 I'll see what I can do.
〇「(別れや手紙の最後に)お元気で;お幸せに」(第11章比較の最上級)
All the best!
〇「君には関係ないよ;口出しするな」(第13章否定のnone)
It's none of your business.
〇「どうぞおかまいなく」(第22章代名詞のyourself)
Don't disturb yourself.
〇「あなた次第です」(第22章代名詞のit)
It's up to you.
〇「何か私にできることありますか」(第22章代名詞のanything)
Is there anything I can do (for you)?
〇「誤解しないでください」(第23章形容詞)
Don't get me wrong.

☆感謝の意を伝えたい場合
〇「そうしていただけると有難い」(第12章仮定法)
That would be great.
〇「いろいろありがとう」(第22章代名詞のeverything)
Thank you for everything.

☆人との話し合いや議論している時に必要になる表現として
〇「質問があります」「さあどうぞ」(第1章文の種類の命令文肯定)
"I have a question to ask." "Shoot!"
〇「その話はもうやめましょう」(第1章文の種類の命令文Let)
Let's drop the subject.
〇「時と場合によります」(第2章文型と動詞のSVC)
That [It] (all) depends.
〇「(議論を保留して)そのことはまだ結論を出さずにおきましょう」(第2章文型と動詞のSVOC)
Let's leave it open.
〇「それで決まりだ」(第3章時制の現在形)
That settles it. それで決まりだ
〇「(議論で)見当はずれです」(第3章時制の進行形)
You're missing the point.
〇「(議論などで)ここで私は言いたいことがあります」(第7章不定詞の形容詞用法)
I have a point to make here.
〇「あなたの言うことにも一理あります」(第10章関係詞の関係代名詞what)
There's something in what you say.
〇「その問題について何かを述べる立場にはありません」(第10章関係詞の関係副詞)
I'm not in the position where I can comment on the matter.

☆人を励ましたい時には是非とも使いたい表現として
〇「そんなにがっかりしないでください」(第1章文の種類の命令文Let)
Don't let it get you down.
〇「(励まして)君ならできるよ」(第5章助動詞のcan)
You can do it!
〇「さぞかし辛かったでしょう」(第5章助動詞のmust)
It must have been hard (on you).
〇「そのままのあなたでいてください;自分を見失わないで」(第10章関係詞の関係代名詞who)
Stay who you are.
〇「(励まして)そこまで悪くないよ」(第11章比較の原級)
It's not as bad as all that.
〇「今を逃したらもうチャンスはないよ;今しなくていつするの」(第17章接続詞のor)
It's now or never.
〇「行け;がんばれ」(第18章接続詞のfor)
Go for it.
〇「気楽にね;まあ、落ち着いて;元気でね」(第22章代名詞のit)
Take it easy.
〇「(称賛して)よくやった;(祝福して)おめでとう」(第24章副詞のwell)
Well done!

☆いざ、英文に直すとなると、どう表現していいのか戸惑う時
〇「大切なのは気持ちです;お気持ちだけでうれしく思います」(第14章の強調)
It's the thought that counts.
〇「自分を誰だと思っているのだ;いったい何様のつもりだ」(第19章疑問詞のwho)
Who [What] do you think you are!

☆自分の意見や感想を言いたい時に利用したい表現として
〇「私にとっては、これは今まで作られた映画の中で最高だ」(第17章接続詞のas far as)
As far as I'm concerned, this is the best movie ever made.

☆格言・ことわざ風にちょっと気の利いた会話に使いたい表現として
〇「終わりよければすべてよし」(第10章関係詞の関係代名詞that)
All's well that ends well.
〇「起こってしまったことは仕方がない;過去は変えられないよ」(第10章関係詞の関係代名詞what)
What happened, happened.
〇「(満足できないが)ないよりはましだ」(第11章比較の比較級)
It's better than nothing.
〇「口で言うほど簡単ではない」(第11章比較の比較級)
Easier said than done.
〇「不幸中の幸いだ」(第11章比較の比較級)
It could have been worse.

(野村恵造『Vision Quest 総合英語 2nd Edition』新興出版社啓林館、2017年、536頁~544頁)


「〇〇を使った構文」「〇〇の構文」は必ず暗記


例文(語句も含む)の870をすべて完全に覚えるのは大変である。
しかし、「〇〇を使った構文」「〇〇の構文」は、口をついて出るくらいに、きちんと覚えてほしい英文である。
「〇〇を使った構文」「〇〇の構文」とは、各章の次の構文をさす。

第5章  助動詞  ■助動詞を使った構文(114頁~116頁) 8文
第7章  不定詞  ■不定詞を使った構文(162頁~163頁) 5文
第8章  動名詞  ■動名詞を使った構文(176頁~178頁) 13文
第9章  分詞   ■分詞を使った構文(201頁)      5文
第10章  関係詞  ■関係詞を使った構文(230頁~232頁) 9文
第11章  比較   ■比較を使った構文(258頁~266頁)  26文
第12章  仮定法  ■仮定法を使った構文(283頁~284頁) 5文
第13章  否定   ■否定の構文(299頁~302頁)     16文
第14章  強調・倒置・挿入・省略・同格 
■強調・倒置・省略の構文(320頁)    4文
第19章  疑問詞  ■疑問詞を使った構文(423頁~426頁) 10文
第22章  代名詞  ■代名詞を使った構文(494頁~496頁) 12文
第23章  形容詞  ■形容詞を使った構文(512頁)     3文


ここから例文をコピペ

第5章  助動詞  ■助動詞を使った構文(114頁~116頁) 8文
― 助動詞を使った構文
1. would like ~|~が欲しいのですが
  I would like two tickets. チケットを2枚欲しいのですが。
2. would like to do|~したいのですが
  I would like to make a reservation. 予約をしたいのですが。
3. would rather do ~(than do…) (…するよりも)むしろ~したい
  I would rather stay home than go out. 私は外出するよりもむしろ家にいたい。
4. may [might] well do|おそらく~するだろう
   He may [might] well win. 彼はおそらく勝つだろう。
5. may [might] as well do|(気は進まないが)~したほうがいい
  We may [might] as well go in the rain. It will never stop.
  雨の中を行ったほうがいい。やまないだろうから。
6. only have to do|~しさえすればよい(ほかのことはしなくてもよい)
  You only have to sit quietly. あなたはただ静かに座っていればいい。
7.  cannot~too…|いくら~してもしすぎることはない 
  You cannot be too careful when you drive. 
車を運転する時はいくら注意してもしすぎることはない。
8.  cannot help doing /cannot help but do|~せずにはいられない[~せざるを得ない]
  I cannot help feeling sorry for her. 彼女には同情せずにはいられない。
I cannot help but agree with you. あなたに同意せざるを得ません。

第7章  不定詞  ■不定詞を使った構文(162頁~163頁) 5文
― 不定詞を使った構文
1.  too~to do|…するには~すぎる/あまりに~なので…できない
  I’m too tired to walk.      私はあまりにも疲れていて歩けない。
2.  ~enough to do|…するほど(十分)~/(十分)~なので…する
  He is smart enough to solve the puzzle.    彼はそのパズルを解くほど賢い。
3.  so~as to do|…するほど~/とても~なので…する
  I’m not so foolish as to believe his story.   私は彼の話を信じるほど愚かではない。
4. in order to do/so as to do|…するために
  We arrived early in order to [so as to] get good seats. 
私たちは良い席を確保するために早く到着した。
5.  All you have to do is (to) do|…しさえすればよい
  All you have to do is (to) tell the truth.  あなたは本当のことを言うだけでよい。


第8章  動名詞  ■動名詞を使った構文(176頁~178頁) 13文
― 動名詞を使った構文
1.  It is no use [good] doing|~しても無駄である
  It is no use [good] arguing with him anymore. これ以上、彼と議論しても無駄だ。
2.  There is no doing |~することはできない
  There is no telling what will happen. 何が起こるかわからない。
3.  be worth doing|~する価値がある
  That movie is worth seeing.    その映画は見る価値がある。
4. on doing|~するとすぐ
   On seeing a police officer, the man ran away. 警官を見るとすぐ、その男は逃げた。
5.  It goes without saying that …|…は言うまでもないことだ
It goes without saying that health is above wealth.
健康が富に勝るのは言うまでもないことだ。
6. feel like doing |~したい気分だ
  I feel like going for a drive.      私はドライブに行きたい気分だ。
7.  be on [at] the point of doing|まさに~しようとしている
  The last train was on the point of leaving the station. 
最終列車はまさに駅を出ようとしていた。
8.  make a point of doing|~することにしている
My father made a point of being on time. 父は時間厳守を心がけていた。
9.  look forward to doing|~するのを楽しみにする
  I am looking forward to hearing from you. あなたからの便りを楽しみに待っています。
10.  be used to doing |~するのに慣れている
   I’m used to getting up early.      私は早起きに慣れている。
11.  with a view to doing|~するために
  Tom studied hard with a view to winning the scholarship.
トムは奨学金を得るために、一生懸命勉強した。
12.  when it comes to doing|~するということになると
  When it comes to making bread, she is an expert.
パンを作るということになると、彼女は名人だ。
13. What do you say to doing?|~したらどうだろう
  What do you say to going to the movies? 映画に行くのはどうだろう。


第9章  分詞   ■分詞を使った構文(201頁)      5文
― 分詞を使った構文
1.  There is S doing/done|Sが~している/されている
  There were some boys playing soccer on the field.
運動場では少年たちがサッカーをしていた。
There are only two days left until the school festival. 
学園祭まで2日しか残されていない。
2.  go doing|~しに行く
  We went skiing in Nagano. 私たちは長野へスキーをしに行った。
3.  be busy (in) doing |~するのに忙しい
  He is busy preparing for the exam. 彼は試験の準備をするのに忙しい。
4. have difficulty [trouble] (in) doing |~するのに苦労する
  I’ve had some difficulty doing the work. 私はその仕事をするのにややてこずった。
5.  spend O (in) doing |~してO(時間・金・労力)を費やす
  I spent an hour chatting on the phone. 私は電話で話をして1時間を過ごした。


第10章  関係詞  ■関係詞を使った構文(230頁~232頁) 9文
― 関係詞を使った構文
1.  what is called|いわゆる
  This is what is called “globalization.” これがいわゆる「グローバル化」だ。
2.  what S used to be|以前[かつて]のS(の状態)
  He is not what he used to be. 彼は以前の彼とは違う。
3.  what with A and B|AやBの理由で
  What with lack of exercise and overeating, my father is overweight.
  運動不足や食べ過ぎなどで、父は太り過ぎている。
4. A is to B what C is to D|AとBの関係はCとDの関係と同じだ
  Friendship is to the soul what food is to the body. 
友情と心の関係は、食べ物と体の関係と同じだ。
5. such ~ as …|…するような~
  Read such books as will make you happy. あなたを幸せにするような本を読みなさい。
6.the same ~ as …|…するのと同じ~
  Oh, no. She’s wearing the same sweater as I am. 
なんてこと。彼女は私が着ているのと同じセーターを着ている。
7. as is often the case with~|~にはよくあることだが
  As is often the case with her, she was silent in the meeting. 
彼女にはよくあることだが、打ち合わせで何もしゃべらなかった。
8. more ~than …|…する以上の~
  Don’t carry more money than you need. 
あなたが必要としている以上のお金を持ち歩いてはいけません。
9. no ~but …|…ない~はない
  There is no rule but has exceptions. 例外のない規則はない。



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