「東京都68歳 元大学教員 北原 義典 連日、猛暑日と熱帯夜が続く。
5年前に環境省が作った2100年の気温予想によると、このまま地球温暖化が進むと最高気温は東京43.3度、札幌40.5度など各地で軒並み40度を超える。
今夏はすでに40度超えが続出し、7月の平均気温は、異常に暑かった昨夏を上回り過去最高を更新した。2100年を待たず予想が現実になりそうな気配だ。
クマゼミが北関東にまで見られるようになり、黒潮は三陸沖まで北上し、漁場が変容。桜の開花は早まり、紅葉は遅くなる。
果樹や野菜が高温の大打撃を被る。世界各地でも、灼熱で人々が倒れ、洪水が人や家を流し、山火事が民家や動植物を襲う。
知り合いの気象研究者によれば、何年か後には、「実は23年の夏は涼しかった。」という状況になるだろう。
ティッピングポイント(元に戻せなくなる転換点)が近いといわれる。
戦争をしている場合か、政治の駆け引きに堕している場合か。
再生エネルギー開発加速をはじめ、温暖化を食い止めるために立ち上がり、世界の叡智と力を結集しなければならないのではないか。
日本と各国の指導者たちよ。彼らを選ぶ国民よ。」
私も現状認識は同じで、地球温暖化は取り返しのつかない状態までもう来る寸前と考えています。
多くの国民が高市氏や小泉氏の様な経済成長を至上主義として新自由主義の政策を支持している限り、未来は危機的な事態は避けられないと思います。
私も世界が東西対立や過剰な経済競争ばかりではなく、小異を超えて地球環境問題という大同につくことが必要と思います。