エコなニコニコ日記 社会企業エコフェアネットワークのブログ

厳しい時代を生き抜き、よい社会を作るために環境問題や格差問題の代替案である私の事業や参考になるだろう情報を書いています。

3月3日(土)環境や格差を克服し、経済も両立できる政治、経済のシステムを探る勉強会を開きます。

2012-02-22 21:37:35 | Weblog
3月3日(土)に18時から22時まで東京都新宿区四谷三丁目で、現在深刻化する環境問題や格差問題の是正と経済を両立させるための政治や経済システムを模索する勉強会を開きます。


現在日本は原子力に世間の注目が集まっていますが、温暖化や生物多様性の減少や人口爆発やエネルギーの枯渇など環境問題は多面的で、経済や政治や法律や教育など、複雑な面が多いと思います。

そこで今日本でも、私が現在所属し活動している日本版緑の党である「みどりの未来」や「グリーンアクティブ」などの新しい、行き過ぎた自由主義経済を是正し、環境や格差の問題の解決を目指す政治の動きや、新しい公共として社会企業やコミュニティービジネスや民主党の経済政策で「第三の道」といわれる市場原理主義ではない資本主義を修正し、実質経済で経済を伸ばしていく経済政策など、いろいろな試行錯誤が行われていると思います。

そこで自分の身近から周りを変えていくことも大切ですが、これからは地方分権が進む流れで、またそうならなければ、日本の未来は暗いので、もっと市民意識の向上や民主主義の成熟によって、草の根民主主義的な市民の知識の共有が、国を本当に変えるためには不可欠です。既存のシステムに反対し権力者を叩くだけでなく、代替案を自分たちなりに考え、今はインターネットなどが充実しているので、そこでなどで政策提言や、身近からビジネスなり生活で実践していくことは大切だと思います。

そこで今回のエコフェアネットワークの勉強会は、「環境と格差を解決し、なお経済も両立できる政治や経済のシステムを模索する」という内容で行いたいと思います。

日本がひたすら追従してきたアメリカは21世紀にはドルの影響力で地位を保つ面が強く、ある意味今の時代に対応できている国とは言えませんし、その反面ヨーロッパは今ギリシャ危機で大変ですが、あの地域は環境と格差やグローバル経済の弊害の是正や地方分権や草の根民主主義などが充実していて、地域によってまったく日本に当てはまる訳ではないにしても、非常に先進的な実験国家として成果を出していて、今後の日本のお手本があると思います。

そこでヨーロッパで多い「緑の党」で言われている政治の具体的な内容や、向こうで行われている環境経済政策を学ぶことは、今の日本の環境政治や環境経済政策や環境ビジネス、環境NPO、日々の生活を送る上でも、重要なポイントだと思います。

そこで今日本では再生エネルギー法案が国会を去年通過し、全量固定買い取り制度の「再生エネルギーをどれだけの期間、いくらで買い取るか」を決める第三者委員会の人選が行われ、そこで経済産業省の意向が強い進藤孝生氏がエネシフの反対もあり、はずれ、御用学者でない現在京都大学教授の環境経済学の泰斗である植田和弘さんが選ばれました。

そこで、そういった今後あるべき環境と格差と経済が両立できる政治と経済のシステムを探求する勉強会と話し合う会を開きます。

参考文献
緑の政治ガイドブックー公正で持続可能な社会をつくる デレクウォール著 ちくま書房
自然資本の経済 P ホーケンシ 他 著 日本経済新聞社
環境経済学 植田和弘 著 岩波書店
徹底討論グローバリゼーション スーザンジョージ マーティンウルフ 著  生活社
共生経済が始まる 人間復興の経済を求めて 内橋克人著 朝日文庫


皆様お気軽にご参加ください。

何卒よろしくお願いいたします。

イベント詳細3月3日(土)18時から22時まで
18ら20時まで勉強会
20時10分から21時まで 勉強会の内容について自由に話し合う時間
21時から22時まで 交流会


開催場所 自由と生存の家B102   東京都新宿区愛住町3 自由と生存の家B102  地図
丸ノ内線四谷三丁目駅A2出口 徒歩3分
(自由と生存の家とは、反格差運動の中から生まれた社会的企業で、経済的に苦しい非正規労働者や失業状態に陥った人達に格安で住居を提供している団体です。私はそこに住み、有機野菜などの販売の仕事作りもしています。)

参加費
正社員など経済的に余裕のある方、700円
非正規労働者や学生の方     500円
無業者の方           300円

参加される方はお手数ですが、以下まで名前と連絡先を知らせてください。
連絡先
lovepeace46497@yahoo.co.jp
090-3963-9265
小林史晃

どなたでもお気軽にご参加ください。
よろしくお願いいたします。




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9月23日(日)自由と生存の野菜市やります!同時にボランティア募集します。

2012-02-21 19:43:54 | Weblog
9月23日(日)に自由と生存の野菜市を行います。

このディーセントワーク(人の尊厳を守る働き方)と言える、現代社会への代替案である事業は、派遣切りや失業状態に陥った人たちで、「仕事がないなら自分たちで仕事を起こそう!」という趣旨で、有機野菜や減農薬野菜を市販より安い値段で販売している活動です。

東京都新宿区四谷三丁目で、午前10時から午後5時まで自由と生存の家の駐車場で行います。
よかったら、ぜひ買いに来てください。
よろしくお願いします。

また同時にボランティアのお誘いです。毎月第4日曜日に、四谷三丁目「自由と生存の家」前でやっている、無農薬・低農薬野菜の野菜市の自由と生存の野菜市では、ただいまボランティアを募集中です。今後継続的に責任を持って関わって頂ける方は、有給スタッフもありえます。

 *無農薬・低農薬野菜などに興味がある
 *社会企業の様な「仕事作り」に関心がある
 *物を売ってみたい
 *チラシをまいたり、アピールしてみたい 
 *どんなことをやっているのか見てみたい
 *いろいろ問題があって、なかなか仕事ができないが、仕事体験してみたい

 
など、きっかけ・動機は色々でOKです。

ほんの少しの時間帯でも結構です。
内容は、通りでチラシを配布したり、売り場で野菜を売ったりなど。ご協力いただけると助かります。

また、簡単なものですがお昼過ぎから「まかない」を本人負担無しで提供させていただきます。
まかない提供につきましては、準備の都合上、お手数ですが以下の要件でお願いいたします。
 �(9月23日(日)までに、小林(lovepeace46497@yahoo.co.jp ) (090-3963-9265 )までご連絡ください。
 �まかない提供時間は当日12時~13時頃とさせていただきますので、
   この間に現場にいてくださるようお願いします。
   (例:11時からボランティア~まかない~12:15にあがり、12:45現場着~まかない~14時
までボランティア、等)
もちろん、それ以外の時間帯での参加も歓迎です。

以下の日時・場所でお待ちしていますのでよろしくお願いします。
不明な点等、以下の連絡先までお気軽にお問い合わせください。

【日時】:9月23日(日)9時~17時 
(この間の時間帯内でしたらいつでもOKです。野菜の販売は10時~16時半の予定です)
【場所】:新宿区愛住町3 自由と生存の家前
【交通】:東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」下車徒歩2~3分
     (駅の2番出口(=消防博物館方面出口)を出て大通り(新宿通り)を右(新宿方面)に
向い、一つ目の不動産店・ラーメン屋さん角を右折。すぐ先の理髪店角の路地を左に
入り突き当たり)
【連絡先】:(lovepeace46497@yahoo.co.jp ) (090-3963-9265 )小林まで
【野菜市案内記事】(自由と生存の家サイト) 



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2月4日(土)農作業, 及び勉強会の現在社会への代替案などのご報告

2012-02-09 17:27:27 | Weblog

4日のイベントは農作業と勉強会と交流会についてのご報告です。

この日は一新塾の卒塾生のご家族やエネシフの仲間や、エコフェアネットワークのメンバーが参加してくれました。
農作業自体は、台風で飛んだビニールシートを直す作業をしたり、杭を打ったり、いろいろ話しながら楽しく作業できました。
二時間ほど畑で体を動かして、お子さんとも交流できて、新鮮な体験でした。農園の持ち主の方からお土産を頂きました。

その後場所を移して、「グローバル経済への代替案オルタナティブ  効率性を追求して、人々は幸福になったのか?」という内容の勉強会を開きました。

以下が内容です。


新たな社会、経済パラダイム
自然と人が持続可能で、公正な機会があり、人々が幸福になる社会、経済

市場への国家の規制の強化(市場特に、グローバル多国籍企業よりも、国家が力を持ち、適切な市場の統制)
第三の道による実質経済による定常型の経済成長(政策面でのイノベーション、環境、エネルギー、教育、福祉、農業、医療などの産業を伸ばす)
税金を上げ、社会保障を強化(世界ではトービン税、国際連帯税などを導入し、南北問題にテコ入れ)
新しい公共 地方分権、市民自治
官から民へ
政府の988兆円の財政赤字でいつ、日本も財政破たんが起こる不透明な状況。そこで
今までの様な,公は国に任せる公共事業の様なやり方から、市民の事業型NPO,社会企業、コミュニティービジネスの活性化により、これから来る厳しい時代をサバイバルのための、新たな市民共助による公的サービス、セーフティネットの構築が必要

グローバリゼーションは、すでに既成の事実
グローバル経済でも金融とITと不動産の連合によるマネー資本主義は規制を強化すべきだが、エネルギー、IT(ウェブ2,0やクラウド、オープンソースなど実質的なサービス)知識、物つくり、環境、バイオなどの産業は、環境との持続可能性を見ながら、国に必要な税収や社会保障費などのために外貨を稼ぐために必要
もっと研究開発費や、イノベーションを起こすために、国が教育などに投資して、新たなベンチャーや産業を勃興させて、淘汰すべき産業(儲からないが社会に必要な産業は別として、公共事業にたかる建設業など)は淘汰させ、しかし、再チャレンジが可能な職業教育を徹底する
実験国家 議論だけして先送りではなく、どんどん実践して、そこで正しかったか検証するシステム。


教育レベルを上げる
もっと実学を重視した教育にすべきで、学歴社会のヒエラルキー社会から、もっと実力主義的な人材育成をする
もっと生き方を教えて、社会の課題や、社会の構造的な矛盾を教え、そこを解決していき、自分や社会をよりよく変えていける様な教育を教える。
機会の平等
生き方の多様性を認め、グローバル経済で勝ち抜ける人材以外の視点も大切にする
自分で考える力、主体性、厳しい時代を生き抜くため、個人として立てる人材を育てる


連帯経済
グローバリゼーションへの代替案としての実質経済として、利益追求より人間性重視の経営で、市民の共助の多くがローカル化した経済、協同組合、NPO,コミュニティービジネス、社会企業
福祉、子育て、就業支援、環境、教育、農業、貧困対策などの分野に多い。
ある面においては、新自由主義国家で取り残されてきた人たちが、生存のために協働で作り上げてきた経済 例ラテンアメリカ、草の根民主主義経済
一般労働市場から疎外された人々を、包摂して、労働を提供し、教育している意味合いもある

社会企業
社会問題の解決を目指し、ビジネスの手法で助成金に頼らず、事業として取り組む活動。一般営利企業が収益性があまりないため参入せず、国も財政赤字から十分に対応できない環境、福祉、教育などの分野が多い。

エコフェアネットワークの事業
太陽光パネル事業は、一般営利ビジネスでも多い様に、堅実な収益が上げられるので、そこで収入を確保し、就労支援や、教育、農作業、コミュニティー作りに取り組んでいる。
活動仲間大募集中

小林が活動している自由と生存の野菜市
この活動は非正規労働者が多い新興するフリーター全般労働組合が母体になり、派遣切りや失業状態に陥った人達が、「仕事がないなら自分たちで作ろう!」というために、現在は有機野菜や減農薬野菜をフードバンクの様に協同組合のつながりで仕入れた野菜を、販売し、労働市場から排除された人達と雇用と、現金収入と、就労訓練の場を作っている。今後は、行政が委託しているわかものサポートステーションと連携したり、福祉事業も開始を検討している状況。活動仲間大募集中。

以下が話し合った内容の概要です。

グローバリゼーションは、不可避な現実であり、80年代より大分修正された面があり、タイでは現地の人たちをキャノンなどが雇用し、職業教育や雇用を生み出しており、搾取的な構造と言いきれない。しかしグローバリゼーションはコスト削減のために安い人件費の海外に雇用を移す構造で、抜本的な解決になる訳ではない面がある。

また現行の教育は問題が多いが、現状既存の社会で構造的に繋がっているため、簡単には学歴主義的教育は変えられないという意見が出た。また日本のいい点を海外に温泉、リゾートを輸出するべきで、グローバリゼーションの是正は少しづつすべきだ。

EUの財政危機は国家が破綻する危険性がある。各国が共同債権を購入するかだ。

今後グローバル経済の弊害を是正するために国家経済ともいうべき、経済が生まれるだろう。
そして現状の役人などに問題が多いので、今後はもっと市民自治なり地方分権を進めるべきだ。
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