「現代のマネー資本主義への確かな代替になるだろう経済システムである、連帯経済の実践事業体の協同組合はお勧めです!」
ちなみに連帯経済とは共産主義や社会主義とは異なるあり方だということも、お伝えしておきます。
社会起業やエコや地域活性化などに関心があるが、自分だけではなかなかそれで食べていく自信のない人へ。
私はそういう方は協同組合(生活クラブ、ワーカーズコープなど)への就職などをお勧めします。
仕事は今の持続不可能と言えるだろうグローバリゼーションに対抗する、持続可能なローカル経済にかなり近い社会貢献的な事業だと思います。またしっかりワークライフバランスも取れるし、結婚して子供を育てられる給与(正社員なら年収380万円)はあるし、またコープみらいデリという事業所は地方へのUターン、Iターンやまた東京への上京も支援しているみたいです。
ちなみに私は今は日雇いアルバイトで生活クラブ系の事業所に頻繁に行っていますが、そこで今は正社員を目指して就活しているというと、副責任者の方が配送のドライバーの正社員に熱心に誘ってくれました。
すごく感謝しました。また人が足りないみたいです。私は就活は今まで書類選考などで落とされ続けてきましたが、働きぶりを見て評価してくれたのは嬉しいです。
また今私は現代の株主配当を最大化することに傾きがちな金融資本主義の弊害を修正できる、連帯経済という新たな経済のイノベーションを勉強中です。
そこでも理念は皆が経営者で皆が労働者という、格差や貧欲な配当を望んだり不労所得などの問題を生む搾取構造を正す協同労働のあり方がかなり書かれていて、協同組合に新エネルギーや福祉など次の時代への地に足の着いたイノベーションの可能性を感じています。
社会的連帯経済入門
(みんなが幸せに生活できる経済システムとは)
著 廣田裕之