私には眼から鱗になった、ハーバード大学の幸福学の研究者による本[幸福優位7つの法則]についてです。
私は今までポジティブ心理学を学んでいたのに、なんとなく古典の名著である自助論にある様な、「刻苦勉励のその先に成功できたなら幸せになれる」という人生のイメージがなかなか変わっていませんでした。
しかし近年の幸福学の研究から、「最初から幸せを感じている人の方が、人生でも健康で長生きにかつ成功もしやすい」という今までの常識とは逆の様なあり方の有効性が明らかになっています。
ただ初めから幸せを感じている人とは、私は必ずしも幼少期に親から無条件に愛されて育ち、学生時代にいわゆるエリート予備軍みたいな進学校に通い、イケメンや美人のリア充だった人が、社会に出ても大企業などに入りやすく成功しやすいという意味ではないと思います。
むしろ私はポジティブ心理学で言われる、現代社会の地位やお金や名誉を重視する社会通念に惑わされず、他人と比較せずにありのままの自分を受け入れて、小さくてもいいから自分らしい生き方や働き方を見つけて、そういうあり方を生きてその目標を熱く追いたいです。
また感謝や多様な人達との付き合いを大切にして人に尽くして、前向きに楽観的に生きるみたいなあり方の方を、初めから幸せを感じて生きている人の定義としてより重要と考えます。
生きていくお金を稼ぐための地位財と非地位財である心的な豊かさとの、適切なバランスがある程度は必要とは思いますが。
私はそういう前向きや楽観主義の大切さなどについて詳しく書いたこちらの本を風邪の療養中に読んだら、何か毎日を過ごすことが以前の生きづらさを感じる状態からすごく楽しくなり、日々やることも完全ではないですが、かなり活動的にも以前より充実した日々を過ごせる様になりました。
明日からはまた派遣の仕事に久しぶりに入れることが決まり、仕事もやらされ感の義務から楽しみながら自分の天職を頑張っていると考えて励みたいです。
こちらの本はアマゾンで以前からすごく評価が高く、何年経っても古本が値崩れしない状況です。
私は買う前はビジネスサクセス本みたいなある種の胡散臭さを感じていましたが、中身は読み始めると楽しく理論的にもしっかりしていて夢中で読み進められました。
現代の生きづらい課題が山積みの時代を、前向きに幸せを感じて人生やビジネスなどで成果を出したい方には強くお勧めします。