フランクとキャトリーヌが結婚してから初めてのノエル
私が彼らの結婚式に出席した後に
「今年のノエルにはノルマンディーに来いよ」と
フランクに声をかけられていました
パリ、サンラザール駅12月24日
パリから約200キロ離れた所にあるカン市へ向かう時には
サンラザール駅の中にあるキャフェで
列車の発車時間までエスプレッソを飲みながら
いつも思い出すことがあります。それは
フランスに来て初めて働くことになったノルマンディーにある
ミシュランガイドで一つ星のオーベルジュ レストラン
”マノワー ダスティン”に向かう為列車を待って入る時の
期待と不安感
一人でやって行けるのだろうか
言葉はどうしたらよいか
フランス人の習慣について行けるだろうか
その他頭の中をよぎった事柄の数々
よく映画の中のワンシーンで自分の目線でカメラが
向こうからくる人をよけながら歩いている場面がよくありますが
映画館の椅子に座りながら客観的に見ているのではなく
体に当たる空気の流れや音、匂い、光、全て本当に起こっていることに
異国の地にいるんだなー と しみじみ実感したものです
そして ノルマンディーのお店を上がってから
時間が出来ると友達に連絡をしては
訪れる私の第二の故郷
「ノルマンディー」に向かう列車を待つ時には
不安は消え 自分の家に帰る気持ちで一杯になります
そんな気持ちで列車に乗り込みカンまでの車窓の景色を見ながら
駅に到着
待ち合わせの時間にフランクが待っていて
さっそく新居である
以前フランクの両親が住んでいた家に。
ご両親はシャンパーニュに移ったそうでした
クリスマス用に食材を買い プレゼントを買い
そしてキャトリーヌの実家に向かいました
夜のディナーに向けて女性達はキッチンに
男性陣はあっちへふらふら こっちへふらふら
キャトリーヌの姉家族、兄とそのフィアンセと
キャトリーヌのお母さんの兄弟夫婦が次第に集まり
懐かしがり近況を報告しあいながらアペリティフ(食前酒)を飲み
テレビを見ながら会話が始まり
気が付くと辺りが暗くなってきた頃
皆がテーブルに着きテレビを消し
ノエルのディナーの前菜が運ばれ
食事が進むにつれ
ワインの心地よい酔いと会話しては笑い
笑っては会話が弾み
七面鳥のローストを食べ
デザートを食べ終えた時には夜の12時近く
ゆっくり時間が流れ
各々が用意したプレゼントを交換し
箱を開け喜び合い
感謝しあって過ごしたのです
そして
キャトリーヌのお父さんが
地下のキャーヴからとっておきの
キャルヴァドスを持ってきて
皆にふるまいノルマンディーの聖夜は更け
私の大事な思い出深いもう一つのノエルとなりました。
私が彼らの結婚式に出席した後に
「今年のノエルにはノルマンディーに来いよ」と
フランクに声をかけられていました
パリ、サンラザール駅12月24日
パリから約200キロ離れた所にあるカン市へ向かう時には
サンラザール駅の中にあるキャフェで
列車の発車時間までエスプレッソを飲みながら
いつも思い出すことがあります。それは
フランスに来て初めて働くことになったノルマンディーにある
ミシュランガイドで一つ星のオーベルジュ レストラン
”マノワー ダスティン”に向かう為列車を待って入る時の
期待と不安感
一人でやって行けるのだろうか
言葉はどうしたらよいか
フランス人の習慣について行けるだろうか
その他頭の中をよぎった事柄の数々
よく映画の中のワンシーンで自分の目線でカメラが
向こうからくる人をよけながら歩いている場面がよくありますが
映画館の椅子に座りながら客観的に見ているのではなく
体に当たる空気の流れや音、匂い、光、全て本当に起こっていることに
異国の地にいるんだなー と しみじみ実感したものです
そして ノルマンディーのお店を上がってから
時間が出来ると友達に連絡をしては
訪れる私の第二の故郷
「ノルマンディー」に向かう列車を待つ時には
不安は消え 自分の家に帰る気持ちで一杯になります
そんな気持ちで列車に乗り込みカンまでの車窓の景色を見ながら
駅に到着
待ち合わせの時間にフランクが待っていて
さっそく新居である
以前フランクの両親が住んでいた家に。
ご両親はシャンパーニュに移ったそうでした
クリスマス用に食材を買い プレゼントを買い
そしてキャトリーヌの実家に向かいました
夜のディナーに向けて女性達はキッチンに
男性陣はあっちへふらふら こっちへふらふら
キャトリーヌの姉家族、兄とそのフィアンセと
キャトリーヌのお母さんの兄弟夫婦が次第に集まり
懐かしがり近況を報告しあいながらアペリティフ(食前酒)を飲み
テレビを見ながら会話が始まり
気が付くと辺りが暗くなってきた頃
皆がテーブルに着きテレビを消し
ノエルのディナーの前菜が運ばれ
食事が進むにつれ
ワインの心地よい酔いと会話しては笑い
笑っては会話が弾み
七面鳥のローストを食べ
デザートを食べ終えた時には夜の12時近く
ゆっくり時間が流れ
各々が用意したプレゼントを交換し
箱を開け喜び合い
感謝しあって過ごしたのです
そして
キャトリーヌのお父さんが
地下のキャーヴからとっておきの
キャルヴァドスを持ってきて
皆にふるまいノルマンディーの聖夜は更け
私の大事な思い出深いもう一つのノエルとなりました。