加速ポンプ付PD22キャブ搭載時に純正のインテークマニホールドをそのまま使用してる
けど、極わずかな段差の修正さえもしてなかった。
そのままでもいい感じなので放置してたわけ。
在庫部品の整理をしてたら改造や予備として輸入したインマニが出てきたので、
秋の夜長のインマニ磨きと若干の段差修正をしてみた。
相変わらず出品者は純正インマニの画像なのに違う物を送って来たが、純正と変わらない
寸法だから問題なし。
金型だか砂型の巣もVM26キャブの時と同じ形で、もう付ける薬は無い・・・浙江・杭州
からの出品者は要注意だなw
当然、元々付いてた純正インマニは遥かにマシな仕上がりなので、もったいないから今後
も加工するのはやめておこう。
胴内の小さな凹みや梨地が気になったから今回は飽きるまでシコシコと磨いてみた。
リューターでもあればもっと楽なんだろうな・・・正直、手作業は飽きたよ。
ま、秋に夜長は部屋の中で小物磨き(ネタ作り)をするには都合が良かったかな。
果たして純正にもある梨地をピカピカに磨くとエンジンのフィーリングは変わるだろうか?
某バイク屋ではYBRのエンジン修理時に吸・排気ポートを少しだけ研磨してみたら良い
方向へ変わったらしいから、ちょっと楽しみである。 果報は週末まで寝て待て!
昨日加工したワッシャを使うクラッチスプリング強化シムを実装してみたよ~んと。
さすがに3回目の開腹なので必要工具も分かるし手順も覚えてたから早く開けられた。
前回開けた時にケースガスケットにシリコーンオイルを薄く塗布しておいたので剥離はすんなり出来て、
再再再使用することにした。(ダメになってて漏れたら取り替えればいい)
普段は手の感覚による通称テルクレンチで締め付けてるけれど、実はトルクレンチを持ってるので
久しぶりに登場させてみる。
指定トルクは6N.m。
試しにテルクとの比較をしてみたらほぼ同一だったけれど、4箇所均等に締めるにはトルクレンチの方が
勝ってる。(慣れてる人ならテルクでも問題ない)
クラッチハウジングの回り止めはハウジングストッパーと適当なアルミ板という指定であるが、実際手で
押さえても大丈夫なトルクだから簡単に済ませたよ。
適当なアルミ板はガラクタ箱に転がってたアルミ金具を使用し、ギアに噛み込ませて固定する。
本来はこの他にハウジングストッパーを兼用するんだけどハンドストッパーで大丈夫だった。
そもそもハウジングストッパー持ってねーしw (あ、ベルトレンチ持ってるのを書いてて思いだした)
無事にシムを実装。
ボスの外径が実測で9mmだったのでシム内径は9.5mmでよかったな・・・0.5mmほど無駄に加工した
けど結果は問題なし。
外径は18mmでギリギリな感じではあるが、クラッチの入り切り動作で干渉する箇所が無かったのでM8並丸
ワッシャの内径加工かM10小丸ワッシャ無加工で大丈夫と確信した。
これでスプリングワッシャ曲げ加工シムより0.9mm薄くなったので、どんな結果になることやら・・・
前回失敗だったエキパイのガスケットは買い直したキタコの他車種用でピッタリ収まった。
二枚入ってるからまた開ける時にも安心。 オイルは横着して抜いた物を再投入w
さっそく試走してみた… イ、(・∀・)イイ!!
クラッチレバー操作の重さが軽減した割にちゃんと喰いつく感じのシフトチェンジ感覚。
シフトダウンによる再加速時にスパっとつなげても滑り感覚が少なくて、ノーマルよりはロスが少ない感じ。
特に坂道の途中で効果が実感できる。
勢いで観光地周辺まで行ったけれど激混みで落ち着かず、いつも林道へ逃げこんで一休み。
マイナー林道の途中にある幾つかの広場にはテントが張ってあり、穴場的なはずがすっかりメジャー化
したゲリラキャンプ地域になっていた。
帰宅ラッシュを恐れてそそくさと帰路につく連休の中日であった。
前出のクラッチ強化用に使ったシムを少し薄くしてクラッチレバーの重さを軽減したくなって、M10・小型平座金
(小丸ワッシャ)の入手を模索してるけど、部品箱をあさったらM8並丸のワッシャが4枚出てきた。
厚さと外径が目的に合ってるけど穴径が2mm細い。
ちょっと考えこんでから思い切って加工してみた。
ハンドリーマーでゴリゴリと穴を広げてみる。
平ワッシャは見ての通りに固定方法が難しくて色々試した結果、キズが付くのを覚悟の上でロッキング
プライヤーで挟んでどうにかこうにか穴を2mm大きく広げる事ができた。
バリ取りなども含めて4枚仕上げるのに1時間半もかかったよw
ハッキリ言ってIHCモノタロウ通販でM10小型平座金を
買った方が断然お得である! すげー疲れた・・・
加工が終わった頃に日没になって本日の作業は終了。
後日、取り付けてみる事にしよう。
M10/2.5mm厚スプリングワッシャを平らに加工してクラッチスプリングのシムとして使い、クラッチ強化
をしたけれどクラッチレバーが重くなった。
排気量の大きなバイクでは普通の重さなんだけど、YBRは車体も操作も軽くて疲れ知らずだったから、
ちょっと残念な感じがする。
だが、スパっっとつなげると滑らずにグイっと加速する感覚は捨てがたい。
やはりM10/1.6mm厚の小丸平ワッシャのほうが適してるのではないのか?と思って色々探してみた。
近隣の業者用金物店、業者向けネジ専門店を2軒あたってみたけれど、小丸規格に関しては在庫なし。
IHCモノタロウで探したら簡単に見つかったけれど、約300円で50枚パックとかとても使いきれないw
代替案としてM10並丸平ワッシャの外周を2mm削ってやる方法、M8の並丸ワッシャの穴を2mm広げる
方法を考えたが、どちらも素人工具で行うには結構大変だ。
円錐型のドリル砥石でM8の穴を広げるのが現実的かと思うけど、新たに砥石を買えば通販と変わらない
出費になるのも悔しい><
ちかい将来的、モノタロウを利用する時についでに注文する方向で頭を冷やしつつ、しばらくは握力を鍛える
事にでもしようw
次回のオイル交換までに結論を出さねばならないな。
キャンプ積載用にRVBOXは手元にあるけれど普段は使わないし、つけっぱなしだと車体カバーが
かぶさらないのでKAPPAの30Lトップボックスが半額で売られてたのを衝動買いしちゃったw
GIVIと台座が同じ規格で補修部品が入手しやすくて気軽に付け外しができるから、普段用にいいかと。
中華大踏板キャリヤは主にキャンプ用なので純正キャリヤにトップボックスを付ければ、シートを外して
ボルト3本を緩めるだけで短時間に大踏板キャリヤとトップボックスキャリヤの入れ替えが可能だから
状況に合わせた使い方ができる。
問題は純正キャリヤに台座がつけにくい事や後ろになりすぎてキャリヤへの負担が高くなる可能性がある。
そこでグラブバーの出っ張りまで持ち上げるように敷き板を作る事にした。
採寸した結果厚さ16~20mm程度の板が良さそうなんだが、なかなか都合の良い板が見つからない。
貧民の味方、ダイソーで探したらいいものがあった。
厚さが8mmと明記されてるまな板で二枚重ねにすれば希望の厚みになるだろうと思い購入。
早速色々と寸法や位置を検討してみる。
ケガキしてノコギリでゴリゴリと切り出す。
採寸と位置決めの結果、こんな感じになったからGIVIやKAPPAのトップボックス購入予定の方は参考に
してくだされ。
二枚重ねで7mmの穴開けをする時にずれると作業がはかどらなので、手持ちの3.5mm×16mm
タッピングビスで適当な位置に4箇所固定した。
付属のボルトとへの字金具で仮組み。
真横から見るとグラブバーと面位置になったけど後ろ側が垂れてる…
実はまな板の寸法がエッジ部分を示していて内側は7mm厚だった…orz
仕方なしにつじつま合わせでホムセンのゴム部品売り場で見つけた3mm厚のエラストマーシートを間に
敷いて底上げしてみたよ。
使用する台座の穴位置は画像を参考にするといいだろう。
付属のキャップボルトじゃ短かかったからM6×40mmのナベビスを4本新たに用意して固定する。
ナベ頭にすると普通の3番プラスドライバーで回せるので、出先で緩んだ時に車載工具に追加した物
で増し締めしやすい。
まあ、付属のM6ナットがセルフロックタイプだから簡単には緩まないけれどw
結果、平行が保たれて四カ所に分散して荷重がかかるようになった。
これならちょっとは振動によるキャリヤの疲労も低減できるかもしれない。
若干前になってるけどタンデムエリヤは確保してるし見た目も悪くない。
付属のへの字金具にこだわらなければもっと前側に固定できてバランスがさらに良くなるけれど、せっかく
付属してる金具類なので今回は有効利用してみた。
カイゼンは後で考えよう。
外した大踏板キャリヤの収納に悩んだけれど、トップボックスが入ってたダンボール箱にぴったり収まった。
小雨が時々降ってたので合間に作業するのは忙しい。
それでも作業できたくらい、キャリヤーごと交換する方式は一見面倒に思えても実は素早くできるんだな。
YBR125K・KG・Fiには色々な種類のキャリヤが中国で売られてると リアキャリヤの研究 で書いた
けれど無印のYBR125は大踏板キャリヤくらいしか見つけられなかったので、 大踏板キャリヤ付けてみた
の項のようにゴツいキャリヤで積載能力をアップした我がYBR号。
試しに大荷物を積んでみた。
45Lのコンテナ+テント+折りたたみ椅子で、ご覧のように綺麗にまとまった。
フラットキャリヤのおかげでタンデムエリアにまたいでコンテナが積めるから、一番重い部分がちょうど
キャリヤの固定部上に位置して安定性が高い。
この感じなら大踏板にさらにバッグを載せても大丈夫だろう。
さて、無印用社外品はこれしかないと思ってたけれど、検索語句を変更したら意外な物を発見した。
無印用フラットキャリヤ
黒くてかっこいい。
俺の大踏板キャリヤのキャリヤだけって感じだ。
タオバオ id=18901038158
重量は俺のキャリヤの例から1.8kgだと思う。
さらに見つけたのが大踏板のみ。
無印にあるサイドバーとタンデムステップ部間で固定する構造だ。
すこし前寄りな感じなのでどう応用するかは工夫しだいだけど、今あるキャリヤがお気に入りでサイドに
荷物を積みたい時やお子様乗車をする時に良いだろう。
スライダーとして転倒時の車体保護にもなりそうだから講習会やジムカーナへの参加にも使えるかな。
タオバオ id=5477821494
重量は俺の大踏板の例から2.3kgくらいだと思う。
「キャリヤなんかいらねーし、かっこわるい!」と思う人は純正キャリヤを外してこんな物を
付けてみると後ろ周りがスッキリするだろう。
グラブバー。
シンプルな構造だけど握りがあるからタンデム時に役立つ。
タオバオ id=22994024980
重量は知らん! まあ1kgくらいかな?w
さらにテールウィング風にしてみたい人のための物。
探せば色も各種あるみたいだ。
タオバオ id=9297814220
検索用語「YBR125改装尾翼 尾架」
夏季休暇が不定期になったので連続外泊で遠出できないけれど、どこかのタイミングでキャンプに行きたい。
定期的な整備や盆栽改造などを施した我がYBR号はついにネタがつきた・・・
仕方ないから小ネタでごまかそうw
先日入手して取り付けた大踏板キャリヤだけど普段は踏板を外してるので、固定用の穴が無駄に
空いてるんだな。
そこでM8のアイナットを付けてネットやバンドを引っ掛ける事ができるようにしてみた。
当然、踏台を付ける時はボルトを長くすればアイナットはそのまま使える。
下側もまだ空いてるので釣り竿を固定するロッドホルダーでも作って固定するのも良さそうだな。
さて、これだけじゃつまらんからもっと実用的な工夫。
自分でタイヤ交換やリアスプロケット交換、あるいはリアブレーキ周りのメンテをする時にリアタイヤを
外す事があるだろう。
意外と面倒なのがブレーキのテンションロッド(トルクロッド)の固定ボルトにある抜け止め用使い捨て
ピンの処理。
Rピンとかβ(ベータ)ピンと呼ばれる再使用可能な抜け止めピンを使うと次回から悩む必要が無くなる。
適合軸6mm用のRピン1個。
ホムセンなどで10個とか24個入りで200円以下で売られてるから、ちょっともったい無いけど入手して
おくと、いざ作業する時に役立つし適当なサイクルで交換すればなおよし。
実は俺、このボルトを締め忘れる事が多くて仮止め状態で走行し、ブレーキをかけたらカタンと音が鳴って
気づく場合があったけど、抜け止めピンのお陰で助かってるのでかなり重要な部品だと思ってる。
作業終了後、Rピンが余ってたら再度増し締め確認してから付けるようにして事故を防ごう!と思う。
しかし、なんだな・・・ネタもつきかけてるw
マフラーを社外品に変える必要性は感じ無いしボアアップする気も無いし、次のネタはタイヤ交換やブレーキ整備、
セルモーターのブラシ掃除、ブレーキフルード交換、フォークオイル交換、ステムベアリングの確認とグリスアップ、
タペット調整・・・・あれ?意外と多いぞw
でも今はこれらをやる時期ではない。
整備や改造のために買ったバイクじゃないからどんどんツーリングに出かけよう。
天気が回復してるので急いで帰宅し、YBR125(K・KG・Fi以外の通称・無印)に付けられる中華製の
社外キャリヤを付けてみた。
一応YAMAHAの文字が3箇所ある純正風だw
サイドカバーとシートを外し、純正のキャリヤを止めてるボルト3本を抜けば
簡単に取り替えられる。
中華製のくせに奇跡的にポン付けボルトオンで拍子抜けしたよ。
見比べて見るとかなり立派。
純正にはグラブバーの出っ張りがあり、こいつが邪魔して荷物が積みにくかったから、中華キャリヤの
構造は実用的だ。
これならGIVI箱の台座の位置決めが楽だろうな。
愛用しているヘルメットホルダーも移植できた。
パイプの直径が25mmで太いから心配したけど、このホルダーは太いハンドルなどにも対応する物だった
ので、今まで隙間を埋めていたゴム板を外しただけでポン付けできたよ。
スズキのチョイノリホルダーを使ってる人は工夫しなきゃならないと思う。
キャリヤの横には黒いキャップで覆われた場所があって、キャップを外すとネジ止め機構になっている。
ここに大踏板が付くのだ。
大踏板は上記部分と既存のタンデムステップ部で固定するようになってて、タンデムステップを取り外さ
ないとならない。
Eリングで止めてあるからマイナスドライバーで隙間をこじりながらずらして抜き取り、部品をなくさないよう
にステップ単体で再組立しておいた。
大踏板キャリヤには固定用のボルトナット類が付属していない。
事前に採寸して、ボルト・ナット類をホムセンで購入しておいた。
画像中の各ボルト・ナットは片側だけの員数で実際には左右分、2倍の数が必要。
最近フランジナットを愛用しているが、普通のナット+スプリングワシャに置き換えても問題ない。
ただし、いかに立派に見えてもやはり中国製。
けっこういびつな作りで、ちょっとゴムハンマーで引っぱたいたりボルトで締め上げたりしないと
上手く固定できなかったのは想定範囲内。w だから安いし面白い!
大踏板を付けた感じがこれ。
ちょっと大袈裟に見えるステップだけど、これには色々な特徴や利用方法がある。
・お子様や小柄な人を乗せる時に足置き場に自由度があり、高さも上がってるので楽。
・ここに何か荷物をしばりつけられる。
・サイドバッグを下からささえるようにすると内側への巻き込みが無くなる。
・転倒時にガードの役目をする。
・普段は取り外しておく事もできる。
・どう見ても中華です。本当にありがとうございました。
サイドバッグを仮に載せてみたら非常にイイ!
実はこれをやりたかったんだよ!
前後から見たらこんな感じ。
新手のスライダーだなw
これで夏のキャンプツーリングが楽になりそうだ。
大踏板は普段使わないので確認後に取り外しておいた。
なおK・KG・Fi用で同じ構造のキャリヤをタオバオで見かけたから、無印以外の方で興味があれば探しておくれ。
YBRに付けて特に問題なく使えてるウィンドスクリーンだけど、乗ってて気になる場所があったので
改善してみた。
後ろ倒しにならないようにと押さえ機構を付けてたが、ライダー側から見て腕はニュキっと飛び出して
るのがどうも気になって気になって・・・
だいぶ日が長くなってきたから帰宅後、速攻で改善~。
腕の金具を短くしてみた。
汎用金具2穴分の長さで収まって、平板でも作れるから枡形金具よりもシンプル。
ライダー目線を邪魔しなくなった。
製品の機構設計なら曲げ加工2回削減、材料の軽量化と少量化にもなるカイゼンだな。
改善提案をどこに出そうか?
とりあえず読者報告しておけば、これからスクリーン取り付けを試みる人に朗報だろうと。
金一封、クレ!w
台風が近づいてるのでみなさん、YBR125の暴風雨対策はどうですか?
バイクの強風対策 ←この項でも見て対策をしてくだされば幸いです。
雨が止んでたのでタオバオで購入したウィンドスクリーンを我がYBR125号に付けてみた。
いきなり完成状態はこちら。
少しツアラーっぽくなったw
これでおしまいだと寂しいので取り付け方法の工夫も書いておきますよっと♪
まず、この手の汎用ウィンドスクリーンはよほど運が良くないかぎりポン付けできないと思った方がいい。
なんらかの加工や工夫をして、とにかく付けてしまえ!ってな具合だ。
まず、付属の固定金具を仮にスクリーンに付けてみたけれど、固定ボルトだけではちょっと剛性がありす
ぎて穴周辺に負担がかかってしまい、いずれは割れる可能性があると予想してひと工夫。
ホムセンでなにか良い物はないかとウロウロしたら水道用品コーナーに都合の良い部品を見つけた。
水栓ゴムパッキン・直径20mm(呼び20水栓用)5個入りパック。
全国どこでも手に入りやすいだろう。
付属のビスじゃ長さが足りなくなるのでトラスビスM5×15mmも4個購入。
固定金具とスクリーン間にパッキンをはさんで固定する。
これで少しは緩衝材として機能し、穴が割れにくくなるだろう・・・
さて、問題はYBRにそのまま簡単に付くか?
絶対に付かない。w
仮に当てて位置決めや寸法を割り出した結果、高ナットを利用すれば付きそうなので実行してみた。
俺のYBRはYBR125KG用の純正ウィンドスクリーン付ライトガードを装着してたんだけど、マヌケ
な事にスクリーンをうっかり踏んで割ってしまったからライトガードだけが残っていた。
そのライトガードにあるウィンドスクリーン固定用の部分に穴が開いているから、高ナットをそこへ取り付
けてみた。
そしてウィンドスクリーンを仮に当てて固定金具の当たり方を確認し、都合が良い向きに金具の板を
曲げる。
モンキーレンチではさんで曲げるとやりやすい。
目見当と言え、何回か高ナットに当てながら微調整する。
こんな感じで一応は取り付ける事はできた。
トラスボルトM8×15mmで高ナットに固定する。
ただし、左右二箇所しか固定されていないから風に押されて後ろへ倒れる可能性も出てきた。
さて、どうしたものか・・・
無い頭を絞って脳みそを垂らしながら思いついたのが押さえ機構。
丁度、KG用のライトガードには上部にスクリーン固定用のボルトがあるのだ。
そこへ腕を付けてウィンドスクリーンの裏側から押さえるって方法。
ホムセンの金具売り場でよく見かける汎用金具を利用する。
都合の良い長さに切り、これまた汎用のゴム底脚(クッション)を適当なビス・ナット・ワッシャで固定し、
右のような物をこしらえた。
これを実装してみると、こんな具合にスクリーンが押さえられて後ろへ倒れる事が無い。
スクリーンの角度調整は金具の曲げ具合で決定すればいい。
良い感じに決まったね。
これじゃKG以外の車体には適応できないじゃないか!って思う読者のために代替案を見つけておいた
ので参考にしてくだされ。
まず、純正ライトのレンズ部を外し、ライトステーの固定ボルト用袋ナットがあるから外す。
抜き取った固定ボルトはM8×30mm。
こいつを今度はライトケースの内側から差し込んで、外側に先ほどの高ナットをねじ込めばウィンド
スクリーン固定部の完成。
ここにウィンドスクリーンを当てて固定金具を微調整しながら曲げてボルトで固定すればなんとかなる。
問題は傾き対策だけど固定ボルトをしっかり締めるか、あるいはメーターとウィンドスクリーンの間に硬め
のスポンジ緩衝材でも貼ってみるのも手だろう。
もちろん、ウィンドスクリーン付属の固定金具をワンオフで作ってもっといい固定方法を生み出すのもアリ
だ。
ちなみに中国本土ではどうやってYBRにつけてるのか?と言うとタオバオの画像を解析した結果、
おどろくべき方法で解決している。
無理やりウィンドスクリーンを曲げながらライト固定ボルトに共締め!(マジ
このウィンドスクリーンはポリカーボネイト製で曲げに強いからねw
でもちょっと無理しすぎるとやはり割れちゃうんじゃないかな?
とにかく汎用スクリーンなんかはどう取り付けるかが一番の問題だ。
そもそもこのモデルはXJR400やCB400SFみたいな180Φのライトの幅に合わせて成形されてるのだ。
YBRやEN、GN、CBF等の160Φライトにはなんらかの工夫で付ける必要があるので、ポン付け製品と
思わず材料だと思って入手して実行すると良い。
走って見た感じ、明らかにお腹~首まわりまでの風のあたり具合が減少して、手をかざしてみると
オデコ付近から上へと風が整流されてるのが分かる。
ロングツーリングや雨天時、真冬などに疲れが減るであろう。
雨の合間の晴れを利用してタオバオで入手した黒いシュラウドカバーを我が青YBRに付けてみた。
ものの5分の作業で簡単に付け替えられる。
例によってシュラウドを外す時は、左右の渡り板を外してから番号順に行わないとシュラウド側の
固定部を割ってしまう可能性があるので真似する人は気をつけて。
前出の「YANAHA」ロゴ(製造不良)は手持ちのタッチペイントに近似色があったので、マスキングテープ
で縁取りして修正しておいた。
写真じゃパっと見て修正が判別できないけれど、肉眼で観察すると分かる人には分かるw
この手の塗装はプラモデラーが得意そうだよね。
知人に居ればおだててやってもらうんだけど、あいにくフィギュアも含めてモデラーは居ない。
実装した感じがこちら。
こんな感じの色構成が純正でもありそうなくらいにいい感じになった。(自画自賛)
車体色が赤だともっと引き締まった雰囲気になるであろう。
タンク周辺の雰囲気が変わるので、ちょっと飽きてきた頃に実行するのにいい盆栽かも?
眺めてニヤニヤしてるのはオーナーだけで、他の人にはたいして興味をそそるような改造ではない。
へたすると事故車の合体マシーンに見えるかもしれないw
まさに盆栽!
YBR125シリーズの異端児、YBR125GとKG・天剣越野版は未舗装路の走行も想定した
ちょっとオフロードバイク風に仕立てたスクランブラーやダートトラッカーってところか。
詳しい仕様はよく知らないけれど、通常のYBR125に比べて以下の部分が違うらしい。
・フロントフェンダーは二分割式アップフェンダー
・フォークブーツ付
・フロントフォークのインナーチューブが30mm長い(リアサス長は不明)
・ライト下のYAMAHAエンブレム形状が違う
・ブレイスバー付ハンドルとバークッション
・ライトガード付(KGにはさらにミニウィンドスクリーン付)
・ブラッシュガード(ハンドガード)付
・エンジン底部プロテクター付
・キックスターター付(セルモータも健在)
・タイヤが世にも珍しいチューブレス仕様オフロードパターン(前後チェンシン製・3.00-18)
・サイドスタンドが約45mm長い
って事で、他はほぼ普通のYBRやKと同じだからG化コスプレは一部を除いて簡単だ。
実はこの中で流用が効果的なのがサイドスタンド。
以下の例に当てはまるYBRではG用のサイドスタンドに換装することで、サイドスタンド駐輪時
の傾きすぎを改善する事が可能。
・リアタイヤを3.25-18や3.50-18など、オーバサイズ化してる
・リアサスペンションをノーマル350mm(実測345mm)より長い物に換装してる
・前後タイヤ・サス共にオーバーサイズ化してる
俺のYBRはリアサスを360mm化してる関係でリアタイヤサイズがノーマル90/90-18や3.00-18
であっても結構傾き具合が大きく、道路端の駐輪時に路面排水の斜面の影響も受けて笑えるほど
傾く時もあるんだよw
そんな経験から他の物と一緒にタオバオ輸入しておいたので、いよいよネタとして換装を実行した。
こんな感じでG(KG)用サイドスタンドはノーマルに比べて若干形状も違うし全長も長い。
約45mmほど長くなるが、取り付け部分の形状やスプリング受けの柱の位置は同じ。
部品番号:2B9-F7311–00 STAND, SIDE (南米無印モデルPL調べ)
または 46S–F7311–00 STAND, SIDE (2011年KGモデルPL調べ)
参考:タオバオ内検索用語 「天剑越野 单撑」
・参考単価:30元
・出品店参考:「雅马哈网店摩配」 「2yamaha」 「乐乐摩配88」
注意:上記以外の出品者も見かけるが通常のYBR125用をG用として出品している例もあるので
画像を良く観察して選ぶようにするべきだと思う。
また代行会社経由でも越野版用と注意書きして注文しておくと良いだろう。
今回入手した物には2B9-F7311-00のラベルが貼られていたので無問題。
★追記(2013/10/23) 初期型K(2010年式)に装着したい場合は初期型KG用
である46S–F7311–00を指定注文しないと付かない。
2013年式以降のKは無印YBRと同じ構造になったので、
普通のG型サイドスタンド2B9-F7311-00で大丈夫です。
別件だが前用部品を念を押して注文したにもかかわらず、実際には後用部品が前用部品番号付袋
で梱包されて来た事があった・・・これが中国の商習慣の怖さでもあり安さでもあるww
交換方法はネジ外して入れ替えてネジを付けるだけ。
サイドスタンドの傾き改善方法の記事でも参照すると理解しやすいだろう。
実際に付いたのがこんな状態。
かなり傾き具合が改善されて普通のバイク並になったよ。
みなさんはご自分の実車のサイドスタンド下に何か板か雑誌でも敷いて、40~50mmほど浮かせて
傾き具合の良否を判定してから購入に踏み切ればいいかと思う。
なお、YSPモデルのYBR125Fiに関しては残念ながらKGスタンドをそのまま付けても発進できない。
サイドスタンド仕舞い忘れ防止用安全スイッチを操作する形状になっていないからだ。
どうしても!って考えてるFiオーナーはKG用を純正と同じ形状になるように鉄工所に頼んで溶接か切削
をしてもらうか、あるいは安全スイッチの機能を犠牲にしてスイッチの排除と配線のバイパスを行う他ない。
ネタ切れって事でもないけど、前から気になっていたYBR125シリーズのリアキャリヤについて
いろいろまとめてみた。
通称・無印と呼ばれてるYBR125には最初から純正キャリヤが付いてるので便利だけど、
詳しくは知らないがYBR125K・KGにはキャリヤではなくタンデム用のグラブバーが付いていて、
荷物を載せたり箱を付けたりする時に不便だって事でオプションのキャリヤに換装する人が居るらしい。
YSPモデルのFIの関しては最初から付いてるんだっけ?
さて、この純正キャリヤの不満はグラブバーと兼用構造なので、グラブバーが荷台から上に張り出して
いてシートまで被さるような荷物が大変積みにくい。
また市販のトップボックスの台座もどうにか付けられたとしても細い荷台の後方に限定されるので、
バランス的にも強度的のも不利だとひと目で分かる。
中国本土では大荷物からブタや鶏まで運ぶニーズに応えて社外品の大型キャリヤが数種類売られ
ている。
純正キャリヤのような張り出しが無く、工夫次第でいくらでも荷物が積めそうだ。
このモデルは大踏板(大型タンデムステップ・大踏台)が付け外しできて、荷台部分も太くて頑丈そうだ。
踏台部分は使い方しだいでサイドバッグや小箱などを下から支えたり縛ったりできるから、キャンプツー
リングにも便利だろうな。
右のK用はタオバオでお馴染みの「2ヤマハ」で見かけた物だけど、踏台の固定方法が画像じゃいまいち
不明な点がある。まあ、付くから発売してるんだろうけどね。
いろいろ調査した結果、残念ながら無印に関してはこの大型キャリヤしか販売されていない模様。
その後、検索語句を変えてみたら無印用の大型フラットキャリヤのみを発見した。
タオバオで id=18901038158 を探すと見つかるだろう。
ここの店は色々な物があって面白い。
それではいよいよ本題。
実はK系に適合する社外キャリヤが上記の他にいくつか存在するんだな。
左の物は残念ながらグラブバー付なので邪魔かな?って思う反面、荷台が太くてゴツイ。
このタイプ、実は某氏がYBR250用を人柱で注文し、なんとKGに無加工・ポン付けボルトオンで付く
事を実証した物だが、250用は幅が大きく違っていたと言う話もあるので、買うならYBR125K用を
探した方が得策だと思う。
構造を観察するとグラブバー部分だけ金ノコで切り取ってフラット化してもよさそうだ。
メインスタンドで立てる時のサイドグリップも残るので、箱を載せた後でも使いやすそう。
いいなぁ・・・うらやましいなぁ・・・どうせオイラは無印さ!(´д⊂)
右のタイプはシンプルでフラットで日本国内だと輸入代理店のアトラスが扱ってたと記憶するが、当然
タオバオでも黒や銀メッキ色の物が見つかる。
このモデルはGIVI箱を載せてるオーナーの間では評判がいい。
YBR250でも探したらゴツイのも見つけたよ。
横に張り出した荷掛け用のサイドバーまで付いている。w
工夫すればなんでも縛り付けられそうだし、普段は転倒時のガードとして役立ちそうだ。
ロングキャンプツーリングのお供にいいかも・・・
なんかこれに部品でも付ければパニアケースも付くんじゃね?w
ただし、最近(2016年)の話ではこのYBR250用キャリヤの固定部分は125と幅が違い、
体重をかけて幅を狭めたり一部をヤスリ加工、金ノコ加工しないと付かない話があった。
買うならYBR125K用でこの形を探した方が良いと思うけど、問題なのがあちらの商習慣。
少し加工すれば付くような物をあたかもポン付けできそうに売る店舗もあるので、覚悟して
おいたほうが良いでしょう。w
って事で、K系やFIの車体に関してはいろいろな社外キャリヤが選べていいね。
探せばサイドボックス(パニアケース)もあるらしいし単なる下駄バイクだけじゃなく、本格的な
下道ツアラーへと変化させられるYBRはこんな積載系盆栽を得意とする事が分かった。
レーシーに仕立てたい人には不恰好だろうけどw
参考:タオバオ内検索用語
「YBR125尾架」
「YBR125大尾架」
「YBR125大踏板」
「YBR125K尾架」
「YBR125K大踏板」
「YBR250尾架」
注意:重量物なので送料を含めた総額を甘く見ると支払いで腰を抜かすかもしれない
から、他の物と同時注文する時にはよく吟味するようにねw
例えば製品が2,500円、中国国内送料+EMS送料5,000円・計7,500円になっても驚かない
ように覚悟しよう。(国内で売られてる他車種の大型キャリヤの値段よりは安いけど・・・)
まあゴツくて頑丈な物だから検品もなにも無しで安い船便で送ってもらう手もあるか。
タオバオ代行会社に相談する手もあるだろう。
実は俺も現在注文中だから到着したら重量だけは公開しようかと思う。
重ささえ分かればEMSの概算が出るからね。
前回は緊急で2011年式YBR125の話を書いたけど、実は用意しておいた次のネタがこれだ。
すでにYBR125のオーナー達は気づいてると思うが、純正のフロントブレーキは無駄に元気な
走り方をしない限り必要にして十分な制動力があるけれどブレーキレバーの握りこみ初期に
ブレーキホースが膨らんで効きが甘く、さらに握り込んでようやく強い制動を感じ取れるはずだ。
初心者が不慣れな時には初期制動がやさしくてありがたいけれど、パニックブレーキなどで
「ぎゃ~~止まらない!」と思い切り握ってしまった場合、膨らみ限界を越えた途端に制動力が急激に
増して、タイヤがロックしたり横滑りを起こして転倒する例が実は多いんじゃないかな?
ブレーキホースをステンメッシュタイプに替えると初期の膨らみが少なくなって握り込みの強さに
応じて微調整が効くようになるので、これに慣れておくと人間ABSのごとくスリップダウンする直前に
リリースして最短制動距離を得る事が可能だろう。
さて、YBR純正のブレーキホースの取り付け部分である通称「バンジョー(バンジョーアダプタ)」と
呼ばれる場所は以下の寸法だ。
代表的な物にグッドリッジ社タイプがこの寸法に適合するけどオーナー談によるとアールズ社タイプでも
実用できたとの事。
純正ブレーキホースの寸法は以下の感じでバンジョーの穴・中心間は840mmだ。
若干長さに余裕があるので社外品では800~860mmに収まればいいだろう。
社外品のホースを探す時にはこれを守れば間違いないけれど、ハンドルを別寸法の物に交換してる
場合は余長の部分も考慮しながら寸法を決めれば良い。
バンジョーアダプタの首の長さは約20mmあるため両端で計40mmだからホース本体の長さは
760~820mmで適合する。
あいまいな寸法しか記してない通販などでは800mm~820mmを選べばどうにかなると思うし、
純正と同じくバンジョーアダプタの首の角度が20度の物を選ぶとフォーミングがきれいに決まる。
俺の場合は純正のバンジョーボルトをそのまま使ったので、用意したのはステンメッシュホース760mm
と20度バンジョーアダプタ、クラッシュワッシャ(専用の銅製パッキン)4枚、そしてDOT4ブレーキフルード。
ヤマハのBF-4(100mL)で十分に交換できる。
メッシュブレーキホースの中間2箇所の固定方法は適当にゴムの薄板を巻いてタイラップで止めれば
問題ないので俺は自転車の古タイヤチューブを切って巻いた。
余長のたるみはフォークの伸縮に対する意味があるのでピンと張った状態の固定は避けた方がいい。
交換方法はネットでいくらでも公開されてるので割愛するが、本当の作業初心者はお店に頼むか必ず
経験者と共に作業したほうがいい。
交換後、しっかりエアー抜きをしてやると驚くほどレバーの握り感触が硬くなるはずだ。
指先の微妙な力加減に直接応答するブレーキになるのでハーフブレーキでもハードブレーキでも無駄な
力加減をする必要も無くなり、結果的に疲れがかなり減るし砂の浮いた道でも滑った瞬間にパッとゆる
めるとグリップが回復する確率が高くなる。
実際、転倒を回避する事が何度もあったのでメッシュホースの硬さに慣れてしまえばパニックブレーキに
よるスリップダウンも減るだろう。
ただし本物のABSのようにだれでも簡単にスリップ回避できるわけではないので、過信せずにブレーキを
使いこなす練習も怠らない事だ。
変な装飾盆栽とか灯火類のLED化などをするより先にブレーキホースをメッシュ化した方が実用的で効果
が実感できるよ(・ω・)ノ
読者さまからの貴重な情報が舞い込んできたので一部加筆して公開します。
我がYBR125は年式の関係で純正キャブレターの型式がVM22なので、負圧式のBS25を搭載した
YBRの詳細がいまいち把握しきれていなくて、キャブ改造などの助言がしにくい状況なのだが以下の
画像の寸法からみさなさんは独自に強制開閉型の国産VMシリーズやOKO製のPWK型などを流用
するときの寸法資料にすると心強いだろう。
また、他のミニモト系にもYBR125の純正BS25キャブを流用するための資料にもなるだろう。
エアクリ側はこんな感じで外径42mmなので、これに近い社外キャブを探すのが手っ取り早い。
コネクティングチューブがモンゴリやAPEのように豊富じゃないから重要な要素だ。
次に気にすべきは入出力間の距離・86mmでこれに極々近いか同寸のキャブでないとつじつま合わせ
に苦労する。
コネクティングチューブとマニホールド間寸法が約60mmなのも注目すべきだ。
エンジン側は34mmなのでここが一番の課題かな?
BS25では内径25mmなので、う~ん、探せば最大外径35mm程度で内径が30mm程度までのキャブ
が見つかれば御の字だ。
社外キャブに関してはモンキー、ゴリラ、APE、XR系のマニア情報が一番豊富だけれど、他車種純正
品を流用してビッグキャブ化する際には約150~250ccの単気筒モデルを狙うと小さすぎす、大きすぎず
に収まるかもしれない。
案外仲間内で秘蔵してるキャブがピタリと合うかもしれないので、上記の画像から入出力ポートと距離を
メモしてサイフに忍ばせておくといざと言う時に参考にできると思う。
余談だけどキャニスターからのパイプは関してはガソリンタンク内のガソリン蒸気をキャニスターで液化
させてキャブに戻す環境保護規制対策機構なので、キャブ換装の時にはホース類を外して蓋でもして
おけばいい。
今のところ国産ミクニVM26に換装した事例があるけれど、寸法さえどうにか合えば強制開閉だろうが
負圧だろうが、加速ポンプ付だろうがエアーカットバルブ式補正機構付だろうがなんとでもなる。
モンゴリ系の血のにじむような試行錯誤の歴史に比べたらYBR系は歴史が浅い分、選択肢が限られて
るので悩む要素が少ない。w
だが意外な情報ではスズキのGNやEN系のキャブ系が寸法的に近いのも興味深いので、GN125系や
ジェベル125/200などの改造ブログもおおいに参考にできるだろう。
同じヤマハ系ならTW200、セロー225なんかも似たようなキャブだ。 ほら選択肢が増えて行く・・・w
追記:
せっかく頂いた寸法データがあるのでちょっとポン付けしやすそうな物を探してみた。
MINIMOTOから発売されてるVM24がこれ。
国産ミクニVM26のお値段が意外と高いので、このVM24で手を打つのも方法かと思う。
ただし、相変わらず肝心な部分の寸法があいまいだったりユーザーが採寸公開していないので、本当に
ポン付け可能かは定かでない。(なんで測らないんだろう?燃調よりも簡単な作業なのにねw)
KSR系の情報ブログによると国産と若干相違があるらしいけれど俺が使った中華VM26のようになんら
問題はなさそうだ。
このタイプなら2011年式以降のYBRにポン付けできそうだし直引きバルブの反応の良さが出るだろう。
YBR125純正のコネクティングチューブとマニホールドがそのまま使えれば楽だしね。
ケーブルは謎PD22で判明したように長さ1000mm~1100mm程度のモンキー汎用ケーブルで対応
できるんじゃないかな?
自転車のブレーキケーブルで自作する方が品質がいいって感想も見かけたので解決策はいくらでもある。
とにかく、楽に付けられそうな寸法のキャブ探しがポイントだ。
なぁ~に、一番大変なので付いた後の燃調だけどね。w
これさえ覚悟すればモッサリしたYBRが見違えることだろう。
最後に貴重な画像資料を提供していただいたuiui様にあらためてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました!
みなさんも感謝しようね~~
追記:読者さまから国産VM24とVM26の採寸報告をいただしきました!
せっかくなので純正BS25との比較がしやすいように転載いたします。
まずはVM24(日本製?)。
そしてVM26(日本製?)
それぞれの寸法を比較すると数ミリ程度の差しかないので、ゴム製であるコネクティングチューブやマニホールドの
許容範囲内でポン付けできそうですね~~。
お気づきのオーナーも多いと思うけど、コネクティングチューブ側であるエアークリーナーボックスの固定ボルト穴は
長穴になっていて、数ミリ程度の範囲で前後にずらせるから位置決めに利用できて寸法差はどうにかなるだろう。
こうして眺めてみると2011年式以降のYBR125系に関してはポン付け可能なキャブが意外と多いって事だな。
また中国ミクニのフランジタイプVM22を搭載した年式に関してはホンダが得意とするケイヒンのPC・PD・PE・PZ系統
のキャブの方が見つけやすいと感じた。
キャブレターはいろいろと奥が深く、範囲も広いのでいろいろ遊べると同時に歯止めは効かない改造分野だw
泥沼にはまらないためには純正よりもほんの少し大きなキャブにするのがお手軽改造だと思うよ~~。
貴重の寸法資料を公開してくれたbo-chanさんに多謝!