YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

メインスイッチの修理

2014年12月28日 | YBR電装系

我がYBR125のメインスイッチがここ数週間調子悪くなってきた。
ONにしてもニュートラルランプが点灯せずエンジン始動もできないのが時々起きて、
そんな時はキーを二~三回入り切りしたりゆすってあげると回復する。
また路面の凹凸振動で一瞬エンジンがストールする症状も起きはじめていた。

内部の電気接点が接触不良を起こしだしてるのだ・・・

分解して接点を磨いてあげれば済むんだけど、実は予備にメインスイッチアッシーの
買い置きがあるんだなw

丸ごと取り替えれば楽なんだが、ちょっと困った事がある。
タオバオ輸入初心者の頃に良く確認しないで注文した結果、メインスイッチアッシーのみ
が来てたのだった。
鍵の関係でメインスイッチ・ガソリンタンクキャップ・サイドカバーキーの三種類のセット
購入
でないと1本の鍵で共用できなくなるので不便なのさ。
接点掃除も面倒なので、とりあえず電気スイッチ部だけを予備品から剥ぎ取って入れ替
える方法に決めたよ。

メインキーとスイッチ部はビス4本外せば分離できる。

ここでうっかり乱暴に外すとバネやら部品がバラバラになってパズル状態になり、元に
戻す時に苦労する。
パーツカタログやサービスマニュアルでもメインキー内部の構造は記して無いので、
この手の作業は慎重に行うのがいい。


合体!

これで接点も新品になり、鍵は今までのように1本で済む。
分解ついでにハンドルロック機構など動く部分も掃除して薄くグリスを塗っておいた。

当然だけど接点不良は無くなって1発動作になったよ。
スイッチ部が新しくなったおかげなのか、カチカチ感が新車の時と同じになった気がする。
この手の故障は別にYBRだからとか中国製とか関係なく、入り切り動作の回数が多けれ
ば高級車であってもいつかは起きる。
機械的な電気接点の弱点でもあり、逆に故障の特定や修理が簡単だとも言える。

この記事の他にメインキーの抜き刺しでキーオン状態でキーが抜けてしまう
劣化が起きてしまった場合でも鍵部と接点部を分離し、用意した新品の鍵・
タンクキャップ・サイドカバーキーの3点セットの内、鍵部を挿げ替えて
修理し、配線は元のままなのが簡単だ。
タンクキャップとサイドカバーキーは新品と交換すれば良いだけ。

アマゾンで「YBR125 キーセット」と検索するとお手頃な値段で
3点セットが販売されているだろう。