先々週、ふと寄ったホムセンのケーヨーD2で見慣れない謎のエンジンオイルを
見つけたので試し買いしておいた。
5W-30の低粘度・全合成エンジンオイル ZIC X7
1クオート(quote) 0.95Lではなく1LなのでYBRに最適な量であるのが良いし、
全合成なのに税抜き548円なのも決め手になった。
約2000㎞走ったAZの格安エンジンオイルの調子はまだまだ良いけれど、真冬の始動性
を向上させるために低温流動性の良いオイルを試して見たかったのだ。
感触が悪かったらフラッシングと思ってまたAZに交換すればいいしね。
発売元はエンジンオイル・カー用品の総合卸売商社、パルスター株式会社
充電器やモリグリーンオイルでお馴染みの商社なので変な物は扱わないだろう。
製造元のSK Lubricantsは韓国のオイルメーカーらしく、型番と粘度で追いかけたら
スペックなども発表されていた。
AZオイルを抜いてマグネットドレンボルトに付着した鉄粉を確認する。
極微量で細かい鉄粉が捕獲されて、安いモノタロウ・ドレンボルトでもちゃんと機能している。
この程度の鉄粉は正常で、もっと荒くて大きな破片が捕獲されていれば、何か異常が
起きている事になる。
交換後、数日走った感じではまったく問題無し。
始動直後の安定度もAZ・10W-40よりも良い感じだし、走行暖気時の加速感は明らか
に向上している。
クラッチ滑りも起きず、エンジン音もAZと変わらない印象なので厳冬期の始動性重視な
オイルとして今後も使うかもしれない。
以前、カインズホームのPBオイル STANDARD 5W-30を使った時は温まった時に
妙にメカノイズが大きくなっていたから、ちょっと驚いている。
関東の厳冬期は短いので春先までの始動性重視オイルとして十分使えるって感想だよ。
なお、読者のG氏の調査によるとAZからさらに数種類のバイク用エンジンオイルが
追加発売になったらしいので、今後はそれらも視野にいれておこう。
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