YB&YBRダイアリー

中国ヤマハのYB125SPとYBR125でバイクライフを満喫するブログ
(自己責任を伴う整備・改造を多く含んでいます)

メーターのコーティングが剥がれた

2018年11月17日 | YB125SP整備

 YB/YBR系のメーターには曇り止めのコーティングが窓に貼っ
てあるらしいんだが、ついに我がYB号のメーターも一部が剥が
れ落ち始めたよ。

見ての通り、窓に亀裂でも起きたのかと思ったよ。w
「ついに」という表現をしたのは、この現象が起きる話は昔から
あったのだ。
真偽は不明だけれど、薄いフィルム状のコーティング剤で曇り
止めの役目をさせているらしいけれど、経年で剥がれる場合が
ある。
窓裏が水ぶくれのようになって、一部が曇っているように見え
る場合もある。
しばらく無視していたが、だんだん気になって来たし、他者の
例では剥がれたフィルムがメーター針に絡みつく話もあったの
で除去する事にしたよ。

 メーターアッシーを車体から外して室内へ持ち込む。
埃の多い屋外で作業したくないのだ。

2箇所のビスを緩めて裏蓋を外す。

 メーターステーが邪魔なので外す。

ナットを外して引っ張れば抜ける構造だった。

 窓がある表蓋を外す。

5か所のビスを外して表蓋を引っ張れば外れる。
表示パネルは指紋が付きやすく、不用意に触ると指紋が付いて
これが綺麗に取れないらしいし、アルコールなどで拭き掃除す
すると表示印刷が剥がれたりして致命的な結果になるそうだ。
メーター側は繊細な構造なので扱いに注意しながらそっと置く。

 窓の裏を観察して、ピンセットでフィルムを剥がした。

剥がしてゆくと、なぜか帯状の剥がれ方だった。

俺のYB号は単に壁側の一部が剥がれただけで、窓の部分は大丈夫
だったよ。
観察した結果、無理して窓部のフィルムまで剥がしておく事はや
めておいた。
ピンセットで摘まむきっかけにする場所が見つからず、無理して
触ると樹脂製の透明窓にキズが入る恐れがあるからだ。
余計な事はせず、いつの日か窓部のフィルムが剥がれ始めたら、
その時に除去すれば良い。

改修後に各蓋を元通りにし、車体に取り付けて一件落着。
一番めんどうだったのが配線コネクタを元通りに接続する事で、
気温が低くなっている季節は配線が固くてなってて、メーター
ケース穴に通しにくい。
イヤなタイミングでフィルムが剥がれたよ・・・w