今日は8月19日・バイクの日。
特にツーリングとか特別なイベントはやらなかったけれ
ど、久しぶりにYB号のバッテリー整備をした。
車体から外して家に持ち込む。
このバッテリーは納車された当時から使い続けていて、
なんと今年で6年目の長寿なのだ。
蓋にシミがある。
暑さのせいで蒸発した水分が染み出ているんだろうか?
電解液の液面確認と補水を行う。
本体を前後に揺らすと液面を目視しやすい。
両端2か所の液面が若干低くなってたので補水したよ。
多機能充電器を接続して電圧を測る。
すこ~しだけ低いけれど実用範囲内の解放電圧だ。
充電を開始する。
猛暑であまり乗れていなかったから補充電なのだ。
リペアモードのパルス充電にした。
デサルフェーション機能を使って電極の硫黄膜を除去す
る塩梅。
2時間ほど補充電した。
これなら満充電だろう。
電極の様子。
水素の泡が出てて電極板表面の掃除をしている感じだ。
充電完了後、ちょっとした工夫を端子に施す。
適当なビニールパイプを固定ナットの裏に差し込む。
実はこの工夫が今後バッテリー整備時の付け外しに大きく
役立つ。
電極の配線作業時にナットの脱落を防止する役目をする。
どこの誰が思いついたか不明だけど、実際に作業してみ
たらナットの落下から解放されてイライラ感が無くなっ
たよ。
「思いついた人は天才かよ!」と思うほどの工夫である。
こんな感じでバイクの日にYB号のバッテリーを整備し、
特に乗る事もしないで一日を終えた。
毎年初冬と春か夏にバッテリー整備をしているおかげで、
6年目にしては元気な中国製バッテリーだ。
つまり過放電や液面不足を起こさずに適度な補充電をすれ
ば中華品質でも長もちするみたい。
以上、久しぶりのバッテリー整備のお話しでした。