オフ会でハンさんからリクエストがあったのがYBR125にハザードスイッチを付ける方法。
簡単で部品数が少なく、しかもできるだけ元に戻せるような改造となるとひと工夫は必要
である。
世の中便利な物があり、こんな3線式のハザード専用小型スイッチが売られている。
これを無印YBRのメーターユニットに埋め込んだユーザーも居たよ。
ハザードスイッチ 汎用 で検索すれば色々なショッピングサイトで見つかるだろう。
実はタオバオでも見かけるんだけど、わざわざ単品輸入するような物でもない。
この手の小型軽量安価な製品はなにかついでに輸入するのが賢い方法だと思うよ。
このスイッチの内部はこんな回路。
スイッチを押すと3本の線は全部導通する仕掛けになってる。
これをYBR125に使うなら以下の配線にすればいいわけだ。
左右同時に点滅するように配線する。
ライトケース内を覗きこんだ位置での配置で表現してみた。
前側ウインカーからの配線をたどるとギボシ端子があるので、そこへ割り込んで接続する。
ギボシ端子のオス・メスと配線を使って割り込み接続配線を新たに作って挿入すればいいし、もしも
なにかのトラブルやハザードスイッチの取り外しをする時でも簡単に元通りに戻せる。
ちょっと難しいのがウインカーリレーからの配線への接続。
これはウインカースイッチがある左スイッチボックスから配線をたどると青い6ピンコネクターがあるはず
だから、配線色茶/白帯を見つけて途中の絶縁外被を剥いて接続(圧着かハンダ付け)するか、110型
端子で新たに配線ごと圧着接続加工するしかない。
バーハンドルにそのまま固定できる2線式ハザードスイッチはこんな物もあるよ。
ただしもうひと工夫が必要になる。
ダイオードを2本追加することで実現できる。
ダイオードは耐電圧30V以上、耐電流2~3A以上あれば問題ないので整流用ショットキーダイオードを
探してくれば使えるよ。
これでうまく行けばハザード機能の完成。
ただし場合によってはウインカーリレーの点滅速度が早くなる場合もあるので、そんな時はLED・電球共用
の電子制御式・ICリレーへの交換も必要になるはず。
とりあえず机上での回路案で2013年式無印の配線色を元に描いてみたけれど、俺の2007年式YBR
でも同じ色構成だったから、まあどの年式でも可能だと思う。
実行される方はリレーの配線色などを再確認のうえで加工されてください。
これらの図でも分からない人は改造しない方が安全だよ。
今日は大野ダムで、すた丼でも食べたかったんですが、疲れきってて結局カブで散髪に行っただけでした(´・ω・`)
雨の日を中心に運用していたカブですが、メインスイッチが接触不良を起こしたようで、ウインカーやブレーキランプに通電しないトラブルが起きてしまいました。
電気系統はホント苦手なので、こういうトラブルは嫌なんですよね。
お察しの通り、学生時代は数学は得意でしたが、物理の偏差値が壊滅的でしたよ…。
そんな私の限界はLEDウインカーを着けたり、ヘッドライトのH4化したり、ETC設置くらいまでで、それ以上のことはホントサッパリです(´・ω・`)
ひっかけツメの場所をマイナスドライバーでこじって隙間を作って抜いた記憶がありますよ。
組む時の方向さえ間違えなければ簡単です。
接点をウエスでよく磨いてあげれば多分直るでしょう。
まあまるごと交換が一番信頼できますが、暇な時のお遊びでどうぞ。(*´∀`*)
ハザードスイッチ注文しちゃいました。
さてスイッチは何処に付けようか?
「YBR ハザード」で検索すると当ブログの読者さんであるuiui さんがレポートしてますよ。
手元での操作性重視なら2線式をハンドルやブレースバーに付けるのがいいですね。
uiui さんのレーポートを参考にハザード取り付けました。
簡単に取り付けができ満足しております。
さて燃料計が途中で止まってしまう症状に陥り雷太さんの過去の記事を参考に抵抗等を交換したのですが症状治らず。
あとはタンク側ですかね。
フロートの点検はどの様にしたら良いのでしょうか?
さて燃料計の話なんですがフロートの検査は燃料を抜く必要があり、現実的ではありません。
その前に簡易的な検査方法として100ΩBカーブの可変抵抗(ボリューム)か抵抗器10Ωと100Ωを用意してください。
タンク裏にあるフロートの2ピン配線コネクタ(緑)を外してから、メインハーネス側のコネクタ端子に抵抗を仮に
付けてメインスイッチONで燃料計の動きを観察します。
可変抵抗器の場合は1番・2番の端子をコネクタ端子に繋げます。
抵抗を変化させて針がFまたはEまで連続的に変化すれば燃料計は大丈夫です。(針はゆっくり反応する)
固定抵抗器の時は10ΩでF、100ΩでEを示すはずです。
以上の検査でダメだった時は燃料計自体が故障してるので、まあ燃料計交換かあるいはメーターユニット自体を
入手して部品取りし、他の部品は予備品として保存でしょうかね。
燃料計が大丈夫だったら燃料を空にしてフロートを外して単体検査するか、あるいは空の状態でフロート側の
抵抗値を測定します。
燃料が空の場合は約90~100Ωの値があるはずですが、ここで40Ω~60Ωであればフロートセンサーの可変抵抗機構
や抵抗器自体の故障ですから、フロートセンサーの交換になります。
またセンサーコネクタ関係の接触不良も考えられますから、一度抜き差しして接触回復を試みてください。
以上、たいへん面倒な作業ですが英文サービスマニュアルに検査方法なども記載されてますので参考にしてください。