YB125SPが納車されて早2年が過ぎたから、今まで起きた故障
歴を書いてみるよ。
とは言うものの、劣化しやすくて割れやすいステップの足置きゴム
やサイドカバー固定のグロメットは早々別の高品質品に交換して
いるので、参考になるかどうかは不明。
チェーンカバーが壊れる。
これは想定外の故障だった。
山道など悪路を走る事が多かった関係なのか、振動で固定部が
破断してしまった。
スチールベースのメッキカバーは長持ちするかと期待していたの
に残念。
現在は同じ取り付け寸法の黒い樹脂製のYBR用チェーンカバーに
交換して運用中。
悪路でチェーンが大きく振れてカバーに当たってもカラカラと音
が発生しないから好都合になった。
中国などじゃ街中が悪路も多いので、こんなに弱いと問題にな
るんじゃないか?と思う所もあるけれど、タオバオでチェーンカ
バーの売れ行きを見ると結構売れて居るから、駄目になったら取
り換えれば良いという感じなんだろうね。
いちいちクレーマーになって大騒ぎするより手っ取り早いんだろう。
ブレーキランプが切れる。
フィラメント電球なので寿命があるから仕方ない。
特にブレーキ点灯は頻繁に電気の入り切りをする関係で、点灯開
始の「突入電流」と呼ばれる現象がフィラメントに負担をかけて
切れやすくなるのだ。
1年9か月持ったから良いか。
国産バイクでも早い時は1年くらいで切れる場合もあるので、特に
中国品質が原因とは言い切れない。
手に入りやすい規格の電球なので、出先で切れても四輪用の2個
入りをホムセンなどで買えば予備球までストックできるから困る事
は無い。
運行前点検の他、時々休憩時に点灯確認すると良いと思う。
結局故障はこの2箇所のみで2年間過ごす事ができた。
オイル交換とチェーン調整・注油をしっかり行い、バッテリーが自
然放電するような長期間放置をせず、常時雨ざらし駐輪をしなけれ
ば故障らしい故障は起きにくいものだ。
懸念するのが中国品質で切れやすいクラッチワイヤーだけど、これ
は予備を1本ストックしたりゼファー750用純正品で代用すれば良いし、
使う前にワイヤーオイルなどを注油しておけば長持ちするであろう。
タイヤ・ブレーキパッド・チェーン・スプロケットの消耗具合やバッ
テリー液面の確認と補水は国産車と変わらず、消耗品はいつか必ず減
って要交換だから、乗りっぱなしにしないで時々点検や調整、注油や
補水をすれば中国製車体でも長持ちする。
とある中国のバイク屋さんが「中国で起きる故障は日本ではまず起
きないだろう」と話されていた。
なんだかんだで日本は品質が安定した本物のエンジンオイルが出回って
いるし、細かい事まで拘る国民性?のおかげで結果に差が出るんだろうな。
自分が遭遇したトラブルはリアブレーキスイッチとブレーキアームを結ぶ針金状の部品、
何と呼ぶのかは知りませんが出先でポッキリ折れてブレーキランプが点滅せず。
クラッチカバーを避けるために曲げてあるのですが結構鋭角に曲げてあるため金属疲労が発生しやすいんですね。
幸い手持ちの針金で修理しましたがリアブレーキを多用する方は要チェックのポイントかも知れません
外そうとすると結構固いので、チェーンカバーと同じく振動など繰り返し疲労にはもろいのかも。
私が把握している他人の複数故障は
・メーターが初期不良
・クラッチワイヤーが根元で破断しやすい
・シフトべダルの溶接部が破断
他はほとんど長期間放置や整備不足・不良が原因でした。
シフトペダルに関しては出先で起きるとちょっと面倒なので、なにか良い予防策でもあるかと色々考えております。