山で鍛える

修行・訓練・山行の記録用

本部富士・デーサンダームイ攻略戦 2

2013-06-22 12:07:07 | 修行・訓練
【本部富士(ミラムイ)】
標高 :250.3m
メンバー :2名
天気 :雨時々曇り

食後車で20分ほど雨宿りし
雨が弱くなった瞬間に
今度は『本部富士』に登ろうと出発!
すかさず登山道(遊歩道)に突入。
※デーサンダームイの登山口のある遊歩道と本部富士の登山口のある遊歩道は、徒歩20分くらいの距離で繋がっているのです。

すると、すぐ左手に整備された看板があり『本部富士→』と書いてあるではあーりませんか!
あれ?前回私が登った本部富士はもう10分くらい遊歩道を歩いた後に右手に出てくる
白いテープが目印なとこのはず…。
あれれ??
前は絶対こんな看板なかったぞ…。
うん、絶対になかった。

それでもこんなにしっかりと『本部富士→』と書いてある訳ですから
その登山道をどんどん進軍してみました。
行くにつれ、全ての疑問が解決しました。

そうです…。
こここそ本部富士であり、
前回私が登ったのがデーサンダームイだったのです。!!
ものすごいビックリしました。
私は本部富士に登ってなかったのです。

初めて進む本部富士の登山道は
結構な急坂をロープや鎖を使い、
鋭く尖った岩をよじ登っていく
結構面白い道でした。
藪漕ぎポイントもありません。

最後の岩場は
軍手必携。
ちょっとしたアクシデントがあるだけで
7針、10針レベルのケガが起こりそうな
とにかく鋭い、凶器みたいな岩場です。
さすが円錐カルスト。

そして30、40分くらい歩いたんですかね、
頂上へ…。
※途中スコールがあり、5分ほどジャングルで雨宿りしました。




~本部富士山頂からウフグシクムイ、水納島、瀬底島方面を望む。~

いやあ
これはスーパービューだ!


~伊江島を望む。~
イージマタッチューが見えます。


こんなポールが頂上に立ってます。

さ、小雨も降ってるから下山しようっと。


下山する途中
急に雨が上がり
遠くでは晴れ間が出てきたので
写真をパシャリ。
再度伊江島方面を
沖縄の天気って面白いですよねー。
雨って言っても一日降り続いたりしないですからね。

下山は、
滑るし
凶器の岩山なので
細心の注意を払って下りました。

さあ、これが真の『本部富士』攻略完了です!!
疑問も解けてスッキリしました。
しかし恥ずかしいのが本部富士に登ったと思っていたのが
全く登ってなかったわけでして…。
あ~はずかち。

※デーサンダームイの登山口側の遊歩道入口には
木の杖が置いてあり、
しかも三種類の長さが用意されていたり、
この本部富士の登山道入口に看板を設置したりと
観光シーズンを前に、行政が整備したんでしょうね。

本部富士・デーサンダームイ攻略戦 1

2013-06-22 11:56:12 | 修行・訓練
以前、攻略した『本部富士』ですが、
『デーサンダームイ』がみつからないことも加えて、何かスッキリしない気がしていました…。

そこでネット、とくに実際登山した人のブログを読みふけっていたら、
情報が錯綜しており、
もしかしてこないだ登ったのが、まさかの『デーサンダームイ』ではないか?と思ったりして…。
反面、いやそんな訳はない、
前回はちゃんと『本部富士』の登山口から入山して、
曲がれる目印(白いテープ)は一箇所しかなかったから間違いないはずだと思ったり(笑)。
結構ブログによってもなんか見解が違うし、
やっぱり『デーサンダームイ』は発見出来ずの人もいるし、
あるいは登山口は見つかったものの、道を失い登頂出来なかった人もいるんです。
まあ、とにかく分り辛いってことですよ。
もう真実がワカリマセン…。

そこで
再突入してきました!!

まずは『デーサンダームイ』から。
ここの登山口は事前にネットで調べ挙げた結果ほぼ確信があり、
しかも現地に行ったら死ぬほど分り辛いではありますが、
そこだと思われる藪を突破したら、小道と目印である赤いテープも見つかり、
100%の確信を持って登山スタート!
(この日の天候により、いちいち写真撮る余裕がありませんでした。)
小雨時々スコールの最悪に近い天候の中、
亜熱帯のジャングルを行軍していきました。
20分ほど歩いた頃ですかね。
途中で赤いテープも全く見当たらなくなり
ハッキリとした道も分らなくなってしまいました
何方向か無理矢理突破を試みましたが
木が生い茂り過ぎて進行出来ず、絶対違うだろという雰囲気になり戻ったり
それでも何とか西にトラバースして行ったのですが、
いよいよ以って進めない感じになり
無理矢理登り始めました


結構な急斜面を岩を登りつつ
無理矢理とある山頂部に登頂。
(写真は県道を望む。)
ここがデーサンダームイではないことは雰囲気からも明らかでした…。


ここから見える山がデーサンダームイじゃないか?

水分補給後
すぐに下山し再びジャングルの中へ…

この辺りから結構本格的に道が分らなくなり
亜熱帯のスコール降るジャングルで遭難しかけました笑。
ペットボトルも空に近くなり
焦りも募り、精神的にも追い込まれましたが、
最終的には下山する方向(北進)に進み抜きました。
ものすごい丈夫な茎にトゲを纏った、ベラの鞭のような植物に何度もヤラれ出血
行程の短さを舐めて半袖で行ったことが大失敗で、
見たことのないような虫や植物が肌に張り付き、半狂乱状態に
(※アタクシ、ムシハダイキライッチュネ。)
しかし何とか遊歩道まで脱出
時間にすればたったの45分くらいでしたが
精神&肉体がボロボロに疲れました…。

しかも飛び出た遊歩道のとこ、完全に前回『本部富士』の入口として藪に突入したポイントです!
もう何が何だか分りません…。

ここで一旦リカバーのため
昼休憩。

昼食はもちろん変態オヤジのそば屋です。


いつもの縁側の席でそばを待つ間
止みそうもない勢いで雨は降り続き…。


20分ほど待って
いつもの
ソーキそば
じゅーしーセットが出てきました!


スープが絶品
ソーキそば。


大人のじゅーしーです。

これで盤石に体力と気力を回復!といきたいとこでしたが
雨は降り続いたまんまです…。


雨が降り
植物や蝶々は嬉しそうデシタネ。

つづく