まずは急登を登ります。
結構ハードアグレッシブな急登です(^^;)
前回来た時はこの上級者コースとの分岐すら分からなかったです。
その手前に大きく巻く道があり、自然とそっち(一般コース)に誘導されてしまったのです。
いきなり壁のような岩登りから始まります。
なんか遠くから西岳の岸壁を見ると、ミッションインポッシブル(トムクルーズ)か007(ダニエルクレイグ)じゃないと登れねえんじゃね?と思いましたが、実際取り付いてみると正直拍子抜けするくらいでした。
見ての通り手や足をかけるとこがガッツリあるし、滑りもしないからガシガシよじ登っていけます。百聞は一見にしかず、案ずるより産むが易しでしたね。
足場が広い安全なとこまで登り上げての下の写真です。
まあ落ちたら死にますが、ここはなかなか落ちないだろという感じでした。
東岳を望む。
既に難所は越えており、滑落事故の心配もなくなりました。危険箇所は神経が張り詰めてるから時間があっという間に感じました。
しかし人が踏んでないだけに実に荒れたコースです。
若干の藪漕ぎをしながら山頂を目指します。
振り返ると東岳はガスってきました。
おいおい。鎖がないんだから、このコースの下山はヤバいだろ(^^;)
山頂に続く稜線に出ました!が南方面はガスガスでした。
西岳山頂まで細尾根をひと歩きです。
一般コースとの分岐に到着。
前回はこの巻き道から登って来ました。
1015西岳登頂です。
西峰方面。
1020西峰を目指します。ここは今回が初めてとなります。
進行方向左手(南斜面)がめちゃ切れてて、落ちたら即死ポイントあり。ここは怖かったです。
意外と西峰までが長かった。
痩せ尾根を軽くアップダウンしながら進みます。
ついに西端まで来ました。
一気に下ります。
鎖が垂直に垂れ下がってますが、そんなに難所ではありません。
岩稜帯を下りきりました。一息つけます。
樹林帯を下ります。
そのまま下らず、ローソク岩でも見てから同じ坂本に下りるプランに変更。
それでも樹林帯を進みます。
ローソク岩ではロッククライミングしてた人たちがいたので、写真を撮るのは辞めました。
股峠下の分岐に着いて、そのまま坂本に1130下りました。
【総評です】
登り2時間(休憩5分含む)、休憩5分、下り1時間10分、総計3時間15分の山行でした。
西岳登頂後は西峰まで縦走し周回しながらまた坂本に下りるというコースでした。
単純に大人のアスレチックが楽しかったですねぇ。
距離も短いし。
なんせ前日が三峰神社からの雲取山というロング&ハードコースでしたので、膝下の筋肉がバッキバキでしたので(^^;)
このくらいの軽い負荷がクールダウンに最適でした。
もちろん技術や体力や感じ方には個人差があるので、私のブログを根拠にしないで欲しいのですが、西岳に登る上級者コースは危険をそこまで感じませんでした。むしろ鎖がないからこそ、こんなに楽しい岩登り(専用道具も必要としない)があっていいのかと、プラス面ばかり感じました。
それより西岳から西峰に縦走する取っ掛かりの第一歩の崖が怖かった(笑)めちゃくちゃ切れてて落ちてるとこを超えないと進めないもんだから。
岩登りよりその一点がよっぽど怖かったです(^^;)
また近いうち訪れたいです。