愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

咬みつきの抑制を教える

2006-06-01 15:38:11 | しつけ
日本では、毎年5,000件から8,000件の咬みつきによる事故が発生しています。

その中には、散歩中他の犬とケンカになり、その仲裁に入ったオーナーが咬まれるというパターンが多く見られます。

その犬たちも、普段はオーナーに従順な犬であったはず。

社会性を高めること以上に、咬みつきの抑制を教えることの重要性を改めて感じます。

「確実な咬みつきの抑制」とは次のようなものです。

「咬みつきの抑制が十分できているといっても、空咬み(パクリと空中を咬む仕草)したり、跳びついたり、歯が触れたり、咬みついたりといったことを全くしないということではありません。

確実な咬みつきの抑制というのは、イヌが空咬みしたり飛びついた時でも、歯が相手の皮膚に触れることはまれだということです。

万一イヌの歯が相手の皮膚と接触するようなことがあっても、抑制された「咬みつき」なので、ケガをさせても大ケガにはなりません。

咬みつきの抑制のレッスンはとても重要です。

病気は早期発見・早期治療を

2006-06-01 15:21:36 | 健康
昨日から食欲がなくて」「おなかがとても痛いんです」「少し熱があるみたいで……」など、私たちは体の調子が悪い時、身近な人に伝えたりお医者さんで診てもらったりすることができます。

でも、いくら具合が悪くても、犬は言葉で伝えることができません。

それを見て伝えてあげられるのは、オーナーあなたしかいないのです。

体や皮膚、毛に変わったところはありませんか?食欲はどうですか?吐いたりしていませんか?便の様子はどうですか?

もし、いつもと違う様子が見られたり、気になることがあるようでしたら、できるだけ早く獣医師に相談してください。

■食欲は

1.食べない。

2.急に食欲がなくなった。(いつもと同じだけあげているのに、残してしまう)

3.偏食が多くなった。(以前はふつうに食べていたものを食べなくなった)

咬みつきの事例

2006-06-01 15:05:09 | しつけ
1.8歳の子が犬にぶつかって、野球のバットで犬の顔を叩いてしまった。
⇒犬はキャンキャン吠えて逃げた。

2.女性がつまずいて、ちょうど骨をガリガリかじっている犬の顔の上に倒れた。
⇒犬は女の人の頬を咬んだが皮膚を傷つけるまでにはいたらなかった。

3.急いで電話に出ようとした女性が、ハイヒールで犬の腿を突き刺してしまった。
⇒犬は女性のかかとに咬みつき、5mm程度の深さの傷が3箇所できた。

4.男性が両手で犬の頬をつかんで強く揺さぶり、犬の体を仰向けにして顔に向けて怒鳴った。
⇒犬は男性の耳に2箇所の刺傷を与えた。たいした傷ではないが出血があった。

5.3歳の幼児が犬のところまでヨチヨチ歩いていって、手を伸ばして犬の頭をなでた。
⇒犬は子供の顔を5度咬みつき、生涯残るような大きな傷を負わせた。

ここで問題になるのは、咬みつきの抑制ができていたか、不十分だったかによって、アクシデント後に起こった犬の反応とその結果が大きく変わったということです。

1の事例ではまったく問題は起こりませんでした。

2から4の事例では、犬は驚いて相手に咬みついてしまいましたが、咬みつきの抑制が働いたことで大きなケガにはなりませんでした。

決して褒められたことではありませんが、それでも最悪の事態は回避することができたのです。

問題は5の事例です。

この犬の場合には子供に対する社会性ができていなかったのみならず、咬みつきの抑制が不十分だったばかりに子供に取り返しのつかない大ケガを負わせ、結果安楽死させられてしまったそうです。

咬みつきの抑制は、オーナーにとっても、周りの人にとっても、そして犬自身にとっても、事故から身を守る究極の防衛手段なのです。

毎日のボディーチェックを習慣に

2006-06-01 13:32:05 | 健康
病院で定期健診をすることは非常に好ましいことですが、それだけに頼っていてはいけません。

オーナーだからこそできる毎日の観察で変化に早く気付くことが重要です。

観察というとたいそうなことを時間をかけて行わなければいけない気がしますが、毎日の挨拶やお散歩の時に五感で感じる程度でよいのです。

老化は触った感触でも分かります。

特に猫の場合は痩せてきて、肩の骨がとがったように感じ、抱き上げた時に軽く感じます。

犬でもそれまでのような弾力や張りを感じられなくなったり、触り心地が悪くなってきたりします。

その他、歩き方がぎこちなくなったり、大型犬の下半身がブルブルと震えていたりしたら老化現象かもしれません。