愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

問題行動とは

2006-06-03 14:53:18 | しつけ
●人への噛みつき
犬にとっては遊びやいたずらのつもりでも、放っておくとエスカレートします。
子犬は甘噛みの程度もよく理解していないので、飼い主が教えていく必要があります。
噛みついてきたら叱って無視して下さい。
犬の相手をしていても中断し、おもちゃも全て取り上げてしまいます。
これは、相手に嫌な事をしたら遊んでもらえなくなる事を自覚させ、社会性を身に付けるのに役立ちます。
また、「痛い」と強く言い、痛がってみせたり、噛むのをやめたらすぐに誉めてあげましょう。
他には、下顎をつかんだり、噛まれた手を犬の口の中に押し込みながら叱るのも良いでしょう。

●人への噛みつき・余談
本気で人を噛む事を覚えてしまった犬には訓練所等で特別な訓練が必要ですので、上記の方法は危険な場合があります。
専門家と相談して行って下さい。
また、万が一飼い犬が人に怪我をさせてしまった時は、怪我をした人の治療を行い、区役所保健部衛生課へ届けて下さい。
このような事故を防止するために、放し飼いにしない
引きひも等は飼い主がコントロール出来る長さにする
犬を制御出来る人が散歩に連れて行く
訪問者の事故に気を付ける等を行いましょう。

●人や他の犬を噛む原因
・体のどこかに痛みがある
・社会性に欠ける
・他の犬に襲われたことがトラウマになっている
・生まれつき脳神経に障害がある
・遺伝的に興奮しやすい、または攻撃的な要素を持つ犬は、生活環境や刺激などによりその要素が強められる可能性が高い
・雄犬や犬種によっては、人や他の犬に対して支配的
・縄張り意識の強い犬は、自分のおもちゃ、ベッド、食器までを支配する傾向があり、それに触れる人や犬に対して攻撃的になる可能性がある
・一度、人や他の犬を噛んだ犬は、噛むことが身を守ることだと覚えてしまうので、また同じ事を繰り返す

●物への噛みつき
室内等で飼っている場合、噛んではいけない物が色々あると思います。
例えば、コンセント、人間が噛まれては困る物等です。
しつけ自体は、人への噛みつきと重なります。
それ以外の方法として、リンゴの苦みのかかったスプレーを吹き付ける等があります。
噛んでも良いおもちゃ、ガム等を与え、それ以外の物は噛んでは駄目なんだ、と「けじめ」を付けさせましょう。

●食糞行動
犬が糞を食べるのには、様々な理由があると言われています。
好奇心、ドッグフードの匂いが残っている、栄養不足、腸内寄生虫が居る等。
虫の疑いがあるならば、病院で検便をしてみると良いでしょう。
また、テリトリー意識が強いので、自分の寝床の近くにした糞を食べる場合もあると言われています。
基本的には、排便後すぐに処理して食べるチャンスを与えない事です。
当たり前ですが、食べたら叱る事です。
ドッグフードの種類を変えるのも1つの手です。
ただし、大人になったら自然に直るとも言われています。

●ペットシーツを食べる
ペットシーツはフカフカして柔らかいので、楽しくなって遊んでしまうのです。
しかし、食べてしまうと消化不良を起こすので危険です。
シーツの代わりに、新聞紙を使うのも良いでしょう。
また、排尿した後だけ破ったりするのは、地面等に土をかける本能的な行動と言われています。
この場合、すぐにシーツを取り替える様にすると良いでしょう。

●留守中に家を荒らす
群れで生活してきた犬は、孤独が苦手です。
家の中を荒らすのは、ストレスや不安、退屈しのぎによるものだと言われています。
まずは、短時間の外出を繰り返して慣れさせましょう。
おもちゃ等を残して行くのも良いです。
外出時には、大げさな声を掛けて不安感をあおらない様にします。
帰宅してもさりげない態度で接し、荒らされていても平然を装います。
留守番が特別なものだと認識させない事が大事ですので。
大人しく留守番出来た時には誉めてあげましょう。
いたずらされない工夫等も大事です。

●他の犬に吠える
よくあるのが牡同士の権力誇示です。
臆病な犬が恐怖心から威嚇したり、自信過剰な犬にも見られます。
他の犬と出会ったら、吠える前に声を掛けて興奮させないようにしましょう。
吠えたりすれば、リード(引き紐)を強く引いてショックを与えて叱ります。
吠えるのをやめれば誉めましょう。
これには、普段から飼い主の命令を聞けるしつけを行っている必要があります。
肝心なのは、普段からのしつけなのです。

●外での拾い食い
拾い食いの原因の1つに、犬自身が自分で食べ物を見付けて食べる楽しみを感じているので、食べ物を見付けても戻ってくる様にしつけましょう。
戻ってくれば、ご褒美をあげましょう。
他の原因に食事量が足りない場合もあるので、市販のダイエットフード等でカロリーは低く多量に与えると良いです。
後はドライフードをふやかしてあげると、満腹感を得られやすいです。
散歩前に食事を与えておくのも良いです。

●家での拾い食い
基本的には、家で噛られてはイケナイ物は片付けておきましょう。
監視出来ない時はケージに入れる等しましょう。
しつける場合には、拾い食いの行為自体が嫌になる様にします。
犬の興味をひく物に、カラシやビターアップル、タバスコ等を練り込み、わざと拾い食いしそうな場所に置きます。
そうする事で、犬が「拾い食いすると物から嫌な罰を受けるんだ」と、認識する様になり、拾い食いを避ける様になります。
しかし、出来れば普段から「離せ」等と命令したら物を離す様にしつけておきましょう。

●犬の夜鳴き
来たばかりの時期には、夜鳴きをする事があります。
ただ、この時に安易に慰めたりすると尾を引く事があるので注意が必要です。
様々な解決策がありますが、効果に個体差があるので色々試して下さい。
置き時計、ラジオやテレビの音を出して気を紛らわせる。
犬用のぬいぐるみに兄弟の代わりをさせる。
手は出さない代わりに、何日か小屋の側で一緒に寝てあげる。
犬が疲れて寝るまで側で話し続ける。
寝る前に充分遊んでやる
とりあえず解決策は、絶対に手は出さない事です。
「可愛そうだな」と手を出せば、癖になってしまいます。
しかし無理なしつけは禁物です(しつけとは難しいものなんです)。

●無駄吠え
「犬が吠えるのには様々な理由がある」と言われています。
それだけに「犬は無駄に吠えてるんじゃない!」というのも確かなのです。
しかし、実生活で近所や他人に迷惑をかけるなら、しつける事は大事なのです。
吠える主な原因には、
・感情の現れ(喜び、悲しみ、要求、警戒等)
・リーダー願望の現れ
また、運動不足にさせたり、精神的に良くない場所に犬小屋を置いたりすると、欲求不満で吠え続ける場合もあります。
しつけ方としては、催促等のワガママでの場合は黙るまで無視して、吠えても無駄だと教えます。
危険や不安等で吠える場合は犬の習性、本能の部分なので怒鳴ったりせずに、気付かれない様に側に音をするモノを投げます。
すると、驚いて黙ります。
犬には「天罰が下ったんだ~」と思わせる様にしましょう。
もし犬自身が危険を感じて吠えているのであれば、小屋の場所を移動させたり、周りが見えないようにするなど安全な環境を作る工夫も必要になります。

●無駄吠え・余談編
犬は基本的に自分の主人の家を守る性質があり、来客に吠えるクセは成犬になってから取り除く事は非常に困難で、出来ないとも言われています。
ちなみに我が家の犬は、成犬になってから来客に吠えるようになりました(苦笑)
激しく吠え続けていたり、唸り声が入っていたら警戒して攻撃的になっています。
来客ではなく、家の中に向かって「ワン、ワン」と間をおいてはっきり吠えていれば、あまり警戒していません。
来客のある事を知らせてくれているのです。

●トイレ以外での粗相
トイレの置き場所に方角といったものはありませんが、犬の気に入る場所、向きというものはあります。
自分の縄張りや寝床の近くでは排泄したくない、という犬の習性により、その場所にトイレを置いてあることで嫌ってしまいます。
ケージ内で排泄したくない、外でなければ排泄しない、などもこの習性と同様です。
子犬や神経質な犬の場合は、トイレの入り口の向きが犬にとって使いにくかったり、騒がしい所、行きにくい場所に向いているなどの理由でトイレ以外の場所で排泄してしまう事が多くあります。
トイレの場所を嫌う様子が見られたら、原因を考えて置き場所を変えるなどの工夫をしましょう。
また、尿管や腸に問題があって我慢できなかったり、排泄トレーニングが不十分、尿によるマーキング、ひとりぼっちの不安、雷などの恐怖によるもの、ナイーブな犬は何を期待されているのか分からなかったり、などの様々な原因が考えられます。
飼い主に会った喜びでオシッコをしてしまう場合(うれション)もありますが、これは服従の合図でもあるため、これに対してお仕置きはせずに言葉で注意する程度に留めましょう。
挨拶の際にオシッコをする犬は、無視するかボールを投げたり、外へ出るよう命じたりして気をそらせましょう。
ほとんどの場合、服従を示す排尿行為は子犬や若い犬に見られますが、成犬になるにつれて、この行為は見られなくなります。

●糞の上を転がる
犬にとっては狩猟は生きていく糧で、失敗は許されない。
しかし、獲物も嗅覚が発達していて自分の敵となる動物の臭いをいち早く嗅ぎ取り、安全な場所に避難します。
そこで犬の祖先は他の動物の糞の上で転がり、自分の体臭を消して獲物に近づいていったと考えられます。
ですから、糞の上でゴロゴロと体に臭いを擦り付ける犬の多くは、猟犬の血が強いと言われています。

●権威症候群とは?
権威症候群(アルファシンドローム)
間違ったしつけや、必要以上に甘やかしたりする事によって、犬は飼い主よりも上だと認識してしまうのです。
それによって、様々な問題行動を起こしてしまうのです。
権威症候群の例と犬の心理
散歩等に連れて行く時に、いつも先頭に立って行きたい方向に犬が引っ張って行く。(犬がリーダーとしての意識を強く発揮した主導的行動)
散歩で他の犬と擦れ違う時に、吠えたり攻撃的行動をとる犬。(犬が群れの移動時にする防衛で、リーダーとして権勢を張る保護者的な心理)
連れ出すとリードをくわえる、飼い主にじゃれて噛んだり、飛び付いたりする。(顕著な犬の支配的行動で、飼い主をなめている)
よく吠えて、飼い主の抑制を無視する犬(犬が家庭内で主導権を持って、支配性を自覚している)
飛び付く犬(飼い主を自分と同位か下位と順位付けた、支配意識行動)
自分のモノを取られまいとして、飼い主を威嚇する犬(犬が優位性を意識して、堅守本能を発揮している)
飼い主の足を抱え、腰を使う犬(犬が支配を誇示している遊戯行動)
飼い主に尿をかける(犬が飼い主を自己所属として匂い付けする行動)
飼い主の手をじゃれて噛む犬(優位性を顕示する行動。強い態度で制止する必要あり)
呼んでも来ない、命令しても知らんふりをする。(リーダー願望が強くて服従性が無い為に、自我が強く従わない)
食事中に人が側に居ると威嚇する犬(優位の犬が下位の者に対して、威嚇を誇示する行動)
自己主張が強く、強情を張る、散歩途中で動かない犬(飼い主が犬の言いなりになってきた結果、リーダー願望が強化された典型的なタイプ)
排尿、排便後、地面をひっかく犬。(自分の縄張りを誇示し主張する行動。気性の強い生意気な犬がいる)
人の肩の上にのしかかり、威圧的行動をとる犬(既にリーダーになっていて、人に挑戦する行動で、逆らうと瞬時に攻撃してくる)
布団やソファーの上に乗り、人が退かせようとすると威嚇する犬(最高の居場所を提供されている。リーダーとしての地位を獲得したつもり)
この様な症状にならない為にも、普段からきっちりとしたしつけを行いましょう。
また、この様な症状になられた飼い主の方も、きっちりと勉強して対処していきましょう。

●分離不安
飼い主から離れた時に犬が過剰に吠えたり、排尿したり、破壊行動を示したりする行動。
人との愛着が強すぎるために、留守番などで一匹にされると寂しさを紛らわせるために色々な行動をとる。
どのような年齢、性別、犬種にも起こりえます。
原因
・飼い主の外出に対して慣れていない。
・飼い主の突然のライフスタイルの変化。
・外出時や帰宅時における飼い主の愛情表現の過多、など。
症状
飼い主の外出直後から30分の間に現れることが多い。
・飼い主が出て行く姿に対する攻撃性(うなり声、足首に噛みつこうとする)
・破壊行動(物をかじる、穴を掘る、物を破る)
・自虐行為(体を過度になめる)
・多動(止まることなくウロウロする、階段を上り下りする)
・不適切な場所での排便、排尿
・心身症(下痢や嘔吐)
・無駄吠え
治療
・飼い主と犬との関係を見直し、再構築する。
・外出するふりをして、別の部屋で様子をみる。
・外出する時の手がかりをなくす。
・外出時や帰宅時に大げさに声をかけたり、体に触れての愛情表現をなくす。
何事もないように外出し、帰宅してもずっと家にいたかのように振る舞う。
・蹴る殴るなどの不適切な罰を禁止する。
・散歩の回数や時間を増やす。
・犬が安心できる場所を提供する。

●攻撃性
支配欲による攻撃性は青年期初期によく見られます。
雌より雄の方が多いのですが、所有欲による攻撃性は性別を問わず子犬にも成犬にも見られます。
支配欲による攻撃性を見せる犬は、子犬時代から所有欲が強いことが知られていますが、子犬が所有欲が強いからと言って、その犬が必ずしも攻撃的になるわけではありません。
犬用のガムを取ろうとした時に犬が唸ったり、歯を剥き出したりしたら、他の攻撃的な行為と同様、所有欲による攻撃性は噛み付きへと発展する可能性があるため、そうした行為は悪いことであると子犬に教えましょう。
効果的な方法として、子犬が持っているこのを落とすように命令することがあります。
最初は、棒のようにあまり面白くないものから始めて、落としたらご褒美をあげます。
攻撃性を防ぐ良い方法でもありますので、事前に行っても効果があります。
おもちゃを噛んで遊んでいる時に唸ったり、噛み付いたりする犬は、人が近くにいる時はおもちゃを与えないようにしましょう。

●飼い主家族に攻撃的
一番の理由は、支配の指令系統に関するものです。
これはリーダーの地位争いのようなものではありません。
支配欲に基づく攻撃性は、犬に対して主導権を示すことでは、必ずしも抑えられず、むしろ状況が悪化する場合もあります。
支配欲が強い犬の飼い主は、犬がさらに噛み付く可能性があるので、お仕置きなどは避けなければなりません。
支配欲に基づく攻撃性は遺伝子に組み込まれていると考えられており、多くは1~4歳の若い犬に現れます。
親や同腹子のような血縁の中に飼い主を威嚇する犬がいた場合、その系列の犬は同じような行動をとる可能性が非常に高くなります。

●来客を噛む
一般的に犬は縄張りの防衛、社会的支配心や恐怖感などから人間を威嚇します。
見知らぬ人が噛み付かれた場合、おそらく縄張りを守るためで、そこに恐怖心が伴うこともあります。
飼い主が番犬としての役割を期待するあまり、無意識に見知らぬ人に対する攻撃性を助長する場合もあります。
長時間外にひとりでいる犬は、見知らぬ人への攻撃性を強める傾向があります。
これは通行人や配達人の出入りを一日中見ている犬のストレスが溜まっているからです。
また、縄張り意識からくる攻撃性は、重大な問題になります。
特に吠えるより、噛む方が得意な犬の場合、問題を起こさないために来客中は犬をひもでつないで制御したり、目が届かない時は塀で囲まれた屋外に出さないようにしましょう。
対応策としては服従訓練の復習や、来客があるとおやつが食べられるなどの良い事を連想させる訓練などを行います。

●他の犬を攻撃する
一般的に同性を攻撃します。
雄犬は雄を、雌犬は雌を攻撃します。
時には雌が雄を攻撃しますが、雄が雌を攻撃することは、めったにありません。
攻撃的になる理由としては、支配関係(多頭飼いの場合はほとんどこれです)、恐怖、縄張り防衛、痛み、学習した行動、そしてそのいずれかの組み合わせです。
それまで仲が良かった犬同士が突然、あるいは絶えず喧嘩することはあまりありません。
これは、同じ家にいる若い犬の成熟度に関係していることもあります。
通常、犬は1~3歳になると成犬の行動をとるようになります。
犬の喧嘩への介入の際に最も重要なのは、喧嘩の仲裁に入る人間に怪我を負わせないことです。
飼い主が家にいる時も、犬に常に首輪やひもを付けておき、犬同士だけの場合はクレートに入れたり、柵などで遮って互いを引き離します。
互いの姿が見えている方が、今後一緒にする時のことを考えると良いでしょう。
喧嘩を止めさせる際は手足などを入れずに、ひもやホウキなどを使って犬同士を静かに引き離しましょう。
興奮した挨拶や飼い主の関心を争うなどの喧嘩になりそうな状況を事前に見極め、避けることも重要です。
外から帰宅した飼い主は、2匹とも落ち着くまで、どちらも無視しましょう。
縄張りの主張、食器、飼い主のひざの上などから離れて、散歩に出るのも良い方法です。
統制をとるには、1匹ずつ別々に簡単な命令を与えます。
食べ物やおもちゃなど、犬が喜ぶものを与える前にお座りや伏せをさせて、どちらの犬も平等に扱うことで飼い主が「群れ」を支配できます。
リードや一時的な口輪などの道具を使えば、犬は喧嘩が起きそうな状況に対して鈍感になります。

犬の発育

2006-06-03 00:03:35 | しつけ
犬にはいくつかの成長段階があります。

最初の犬の社会性は、一緒に生まれた犬たちとの関係から始まります。

生後7週間~8週間で少し自立心ができ、周囲の状況を観察する動きが出てきます。

この段階が新しい犬を家に連れてくるには最適の時期です。

生後8週間~10週間になると恐れの時期になります。

この時期には犬はあなたにしがみついて離れませんし、ちょっとの物音にもすぐびっくりします。

この時期には、大きな音をたてたり、驚かせたりすることは避けてください。

恐怖を感じさせないでこの時期を過ごさせましょう。生後10週間くらいで恐れの時期を過ぎると、人でいう幼年期に入ります。

探求心が出て歩き回る範囲も少し広くなります。

この頃は、新しい経験を重ねるには最適の時期です!

そして幼年期が終わると、犬は人でいう思春期を迎えます。

目を離さないで注意深く見てやってください。

犬によっては生後4~5カ月で第2の恐れの時期を体験する犬もいます。

犬の社会性の教育にあたっては、いつでも頭の隅に犬の健康のことを置いておくことをお忘れなく。

予防接種が済むまでは、伝染性のある致命的な病気のパルボウイルス感染症に罹る恐れもあります。

ですから、予防注射が完全に終わるまでは、犬を公共の場所に連れて行かないようにしましょう。

犬の健康上、他にどんな危険があるのかを獣医さんによく相談してください。