愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

マウズィングの回数を減らす

2006-06-06 14:40:22 | しつけ
今度は優しく咬むこと(マウズィング)はいいけれど、止めるように言われたら止めなければいけないということを教えます。

1.ドライフードやフリーズドライトリーツを指先に持ちます。

2.仔犬はフードを見つけると当然口を指につけてきます。指先でフードを保持して仔犬に渡さないでください。

3.仔犬に指先から離れるように命令します。仔犬に「オフ!」と言い、指先から離れるまで待ってください。

4.仔犬はフードが取れないと、自然に指先から顔を離します。そこですかさず「取れ!イイ子だ!」と褒めてフードを与えます。

5.この練習をくり返します。徐々に仔犬が指先から離れる時間を伸ばしていきましょう。最初は「オフ」と言い、仔犬が離れてから1秒待ってから与える。それが出来たら今度は2秒、3秒、5秒、8秒…という具合です。この際、「いい子だワン、いい子だツー、いい子だスリー…」と1秒ごとにカウントして褒めてください。

6.もし仔犬が途中でご褒美に触ってしまったら、1からカウントし直してください。また、万が一仔犬が「オフ」の命令にまったく従わない時には、再びタイムアウト作戦です。「もうおしまい!」と言ってから仔犬を残し、部屋を出ていってください。2、3分ひとりで反省させた後部屋に戻り、仲直りの「オイデ」「オスワリ」をさせてから再開しましょう。

この練習は、フードを詰めたコングを渡して終わらせます。マウズィングを止めることの最高のご褒美は、実はマウズィングを許すことです。心置きなく、今度はコングに向かってマウズィングしてもらうのです。

レッスンにより、生後5ヶ月になる頃までにはほとんど痛くない、優しいマウズィングができるようにしなければなりません。

また「オフ」と指示すれば、手から口を離すようになっていることも重要です。

これらが上手にできるようになっても、咬みつきの抑制レッスンは続けてください。

「咬みつきの抑制レッスンを継続していくことは絶対必要です。そうしないと、あなたのイヌの咬みつき方はしだいにあやしくなり、成長するにつれ、強く咬むようになってくるからです。

またイヌに定期的に手からフードを与え、毎日歯磨きしてやることが大切です。どちらの場合も、人の手がイヌの口に入ることになりますから。」

「安全に」「楽に」暮らせる環境づくり

2006-06-06 10:19:41 | 健康
若い頃は特に問題のなかった生活環境が、老いていくにつれて辛く不便なものになることがあります。

快適な環境は年齢によって変化していくものです。愛犬にとってなるべく負担がかからず、安全な環境作りをお願いします。


●段差の問題を解消する

足腰の弱くなったシニアにとって、階段や玄関の段差は大きな危険ともなります。
玄関にスロープ(坂道)を作ったり、階段を上ることが危険と判断した場合は、段差を小さくするためのブロックなどを使用したり、階段を使用できないようにゲート(人間の赤ちゃん用の折りたたみ式ゲートなど)を設置したりすると良いでしょう。
ゲートの柵の間を通り抜けられる小型犬の場合は、柵に布や網を覆ったタイプが安全です。
猫は自分の限界まで高いところに登ります。
もし、今まで難なく飛び降りていた高さからの着地に失敗することが多くなったら、高いところに上れないよう工夫する必要があります。
ベランダのような危険な場所にやむを得ず出す場合は、猫に首輪とリードをつけて、対処できない場所へ行ってしまわないように注意しましょう。

●食事が摂りやすいよう工夫する

大型犬に対しては、食事を摂るときの食器にも工夫ができます。
高さの低い食器だと、下を向いて食べることが辛くなる場合もあります。
そのような時は、食器を台の上に乗せることで解決できます。

●快適なベッドを用意する

高齢になると睡眠時間が長くなります。
落ち着いてぐっすり休めるよう改めて現在の寝床を確認してみましょう。
皮膚の表面が乾燥してくるシニアには、硬くて冷たい床の上にそのまま寝ることは苦痛です。
特に犬の場合は、肘にタコができてしまうこともあります。
弾力性のあるものを敷くようにしましょう。
また、極端な暑さや寒さに弱くなっているため、温度と湿度の管理にも充分気をつける必要があります。
ソファーや人間のベッドなど、高さのある場所で眠る癖がある場合には、マットレスなどの似た感触で低いものを新たな寝床として用意すると、転落の防止にもなります。

猫ならば、トイレとベッドと水飲み皿の場所を近づけて、生活範囲を狭めてあげましょう。
若ければ心配しなくても家の中で最も快適な場所を見つけてそこに落ち着くことが出来ますが、老齢になるとその場所へ行くことも重労働になる場合があります。
日当たりが良く暖かい場所にいつでもいられるよう配慮してあげましょう。

●トイレはいつも清潔に

老いてくると、今まできちんと出来ていたトイレを失敗することもあります。
排便、尿の我慢が出来なってくるのです。
老犬自身もそんな自分にショックを受けています。
外に連れ出す回数を増やしたり、ハウスの近くにトイレを置いたり、トイレの場所を増やすなどの対応が有効です。
常にトイレを清潔にし、もともときれい好きな犬が安心してトイレが出来る環境を整えましょう。

老猫の場合も同じです。
トイレの場所まで我慢しきれないこともありますので、行動範囲内に複数のトイレを設置して、いつでもどこでも近くにトイレがあるようにしてあげましょう。