愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

どうして他の犬と仲良くできないの?

2006-06-25 13:46:39 | しつけ
道で他の犬を見るとそれに挑戦するように吠えたり、近づいてきた犬に飛び掛ろうとしたり…。

犬付き合いが苦手な愛犬の悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。

このような犬の場合、生まれつきの性格が原因となっていることはあまりなく、ほとんどの場合社会化不足です。

生後3週齢から13週齢までのいわゆる「社会化期」に、外の世界からの刺激にあまりさらされていなかった仔犬は、成犬になっても神経が過敏ですぐに過剰反応しやすい性格になってしまうことが多いのです。

そのような問題を抱える成犬が、再び社会化期をやり直すわけにはいきません。

日々「他の犬に会ったらどうしよう」とびくびくしながら散歩をしている方は、どのようなことをすればよいのでしょうか。

他の犬に対して攻撃的になる犬を連れている飼い主が第一に考えなければならないことは、「ケンカをさせないこと」です。

当たり前のように感じるかもしれませんが、解決を急ぐあまり無理に他の犬との接触を試みてケンカに発展してしまうことが非常に多いのです。

犬は非常に攻撃能力の高い動物ですので、接触するやいなや瞬間的に相手に致命傷を追わせる「ひと咬み」をしてしまうこともあります。

それはとても人間が制止できるようなスピードではありません。

ですから絶対にあせって矯正をしようと思わないことです。

道で見知らぬ犬と出会ったら、まずはケンカを回避するための行動をとりましょう。

自分の犬が攻撃的な性格だと知っているのであれば、

★ たくさんの犬が散歩にいきそうなコースや時間帯を避けること

★ 犬を見つけたら、近寄っていかないこと

★ どんな場合でもリードを外さないこと

など、絶対にケンカをさせない手立てをとりましょう。

その上で、犬嫌いを克服するための練習を行います。まずすべきことは「オスワリ」の練習です。

小児に散歩をさせることを止めて下さい。

制止できないだけではなくお子さんが大怪我をすることにも・・・・

ノーリードは問題外です。

たのしいお散歩をしましょう。

留守中、夜間のハウストレーニング

2006-06-25 12:32:22 | しつけ
デンタルコングを使って仔犬をケイジやキャリーに慣れさせ、1時間おきにトイレに連れていくトレーニングについて、様々なご感想を頂きました。

その中で、「1時間おきにトイレに連れていくことができる時間はよいのだけれど、夜間や留守のときには一体どうすればよいの?」という質問もいくつか見られました。

確かに夜でも1時間おきに起きて、仔犬をトイレに連れていくのは大変なことです。ましてや仔犬に目が届かない留守中や忙しい時には、それは不可能になります。

ハウストレーニングにおいて成功のカギとなっているのは、

・犬に失敗を犯させないこと。

・犬が自ら自然に、良い習慣を身につけられる環境を用意すること。

おおまかに言ってこの2点に集約されます。

犬にはじめから失敗(トイレ以外の場所で排泄する/噛んではいけないものを噛む/床に穴を掘るなど)を犯させなければ、それが悪癖となることもない、そして良い行動(決められた場所で排泄する/チュートーイを噛んでおとなしくするなど)を犬に教え込むよりも、それがしやすい状況を人間が作ってあげるほうが理にかなっている、というわけです。

そのためにどうしても必要なのが、confinement---つまり仔犬の行動範囲を「制限」するという作業です。

これまでご説明してきたキャリーを活用したトイレトレーニングやチュートーイトレーニングも、その基本を守るべく考えられたものです。

原材料を公表しないメーカー

2006-06-25 10:16:10 | ドッグフード
原材料を公表しないフードメーカーに注意!

スーパーやホームセンターなどで販売されている有名なドッグフードメーカーのホームページを見ると、「おいしさ」や「食いつき」ばかりが強調されています。

さらに「安心材料」・「天然素材使用」などと言っているわりには、原材料についての標記が曖昧だったり、ひどいところでは全く公表していなかったりします。

何か公表できない理由があるからなのでしょう。

今現在の日本のペットフードへの表示規制など、ほとんどあって無いようなものです。

メーカーにとって都合の悪いことは表示しなればそれでいいのです。

罰せられることもありません。

人間の食品メーカーでさえ『表示せよ』と義務付けられているものを怠ったり、虚偽の表示をしているのが現実です。

表示に関しての法律や規制もほとんど無いようなペットフード業界が、まともな表示をしている可能性は低いでしょう。

ただ、あくまでこれは日本国内の話です。

アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどはきちんとした法整備のなかで管理、規制を受けてペットフードを製造している場合が多いのです。

中にはお世辞にも『品質が良い』とは言えないものを製造しているメーカーも存在しますが、そんなメーカーでも表示規制が厳しい状況下では、虚偽の報告は違法なので、使用している原料や添加物はちゃんと消費者に分かるように表示されています。(例外もあるようですが)

日本はお世辞にも『品質が良い』とは言えないものを製造しているメーカーでも、消費者にはあたかもその商品が優れているのだ。

というイメージを植え付けようと必死に努力したりします。

日本の企業の『虚偽』・『隠蔽』・『不正』などなど様々な問題がある中で、直接的な法律が無いペットフード産業を、無条件で信用しろ。という方が無理でしょう。

ただし、全てのメーカーが信用できないのか?と言うとそうではありません。

フードの品質や開発にポリシーを持ち、クオリティに自信があるフードメーカーは、使用している原材料から添加物など多くの情報をユーザーに提供しています。

やみくもに表示が多ければ良いというわけではありませんが、そのドッグフードがどんな物なのかさえ区別がつかないような、そんな『曖昧な表示』しかしていないフードよりはずっと親切です。

ドッグフードを選ぶ時は、フードの品質を見極めるのも大切ですが、フードメーカー自体を見極めるのも大切でしょう。